2010年12月31日金曜日

2010-12-24

  1. コーヒーを飲んでいるときに、相手の人の掌が紫色であることに気づくと胸がかき乱される。本当は命令などできる度量ではない。だが命はすこし奪うことによってその分与えられるが、そんなこと楽しくないな。「一刻も早く死ねるのが仕合せ」というシレノスの声が聞こえる。
  2. その要件とは内偵的なものだ。やや高価な紅茶のような色の濃い用件だ。だからクリスマスの話題ではない。話さなくてよかった。神のご加護だ。
  3. 夕方、というより7時過ぎ、仕事部屋で着替えているとノックがあり、ドア越しに「帰ります、良いお年を」と同僚の声。27日は年休かとはっとして、頼むつもりの来年度の仕事の話をするべく追おうとしたが着替え注で不可能だった。今日は油断していた。
  4. しかし、今日あった貴重な「自由時間」には小説的雑文を書いてしまって、論文を進めなかった…多分正月にその欠損を補わなければならず、また家庭は冷え込み、全て私が悪かった、と島尾敏男のように言わなければならなくなるだろう。
  5. ただ、これは、奥泉光氏のグランドミステリーでも読んだような気が…RT@asahipress_2hen: 中島京子氏─「歴史の年表のような大枠だけが後に残り、…小さなことは押し流されてしまう。でも、…戦時中とはいえ、…今と同じように笑ったり喜んだりして生きていたことが実感でき…」
  6. 飛び回る鳥の裏イメージはこれなんです RT@asahipress_2hen: 「考える人」編集長「限界集落とは「子どもの笑い声や、赤ん坊の泣き声が聞こえない村」です。…誇りを失わず「等身大の意志で動き…」で苦境を乗り越えていけるのかどうか。…孤独な「無縁死」が年間3万2000人
  7. 中上健次を思い出した、紀州の海岸で物知りな鳥が意味なく激しく飛び狂っている午後の景色、という感じ。poesieに「文学」という訳語しか与えられないときの哀しさ。
  8. くだらない長いツイートをしてしまったが、要約すれば我が国の様式とは身体性に根拠を求めない、つまり根拠を認めない、という主張である。全く以て言い古された見解を改めて子供とテレビを見ていて確認しただけだ。
  9. この沈黙の意味を若干のアメリカ人とごく少数のベルリーナーくらいは理解するが、大部分の欧州人は理解しないだろう。「絶望して攻撃してくる人は厄介だが、絶望して自殺する人は間違っているから可哀想なんだ」で済む仕合せw。
  10. 成熟の果てにある空疎は衝動的な殺戮のアナロジーであることを気づくべきか。この50人は新宿駅の集団自殺の裏イメージであることは、忘れるべきだ、とコルマコスは考え、沈黙した。空疎を愛でる心が最も危ない。
  11. 「親爺のくせにAkb48頑張れって、恥ずかしい、きもい、あんた、こんな男になったら駄目だ」と説諭。だが、この気持ちの悪さは多層的で長く良く切れる剣を手入れしすぎて疲れて断種したことによる気持ちの悪さだとしたら、拒否ルですむのだろうか。拒否してもつきまとう井戸の中の気味悪さ。
  12. 肉と言えば「整形だらけの韓国の方が女性を女性として見ている、韓国人の少女レンのほうが正しい、女を女として扱っているから自然だ」とリレネがパラディスに説いているのを聞いてコルマコスはまた少し憂鬱になった。「韓国の方が必死だから日本は敗けている」とまで言う。
  13. キャラクターには肉的な実質感はない。行為の前に歌舞伎町の緑の看板の焼き肉屋に寄るのだとしても、髪のように練り潰された肉に水色のソースをかける我が国の食文化は肉を噛むと言うよりも数値を消化しているのだ。これは退廃である。
  14. 性的な提示は全て欺瞞であるということを暴露することを通じて、「義理」あるいは「倫理」として性的な行動に向かって腹を切る、というこっけいな問題意識を受け止めるプラスチックの器としてマッチ棒のステージにakb48という4ダースの女の子達を載せているのである。
  15. これは女性ではなく記号として提示されているetwasであり、極めて過激なプロダクトだとコルマコスは気づいた。この50人は性的な対象として提案されているのではない。
  16. 強烈な低劣な番組だった。マッチ棒の先っぽの酔うな小さな丸形のステージの周りに巨大な客席が三層あって顔のない女、男が手拍子をしている。その小さなステージ上に女子高校生の制服だが、異常にスカート丈が短い薄茶色の長い髪の女の子達50名近くが押し合いへし合いして踊っている。
  17. 猫派なのだが、犬もいい。犬儒学派だった昔を思い出した。「25歳、世界最長寿犬ギネス認定 栃木県のプーすけ」http://goo.gl/MwHPM
  18. だが、本当に大丈夫なのだろうか。来年は夜中に呼び出しがかかったり、「携帯がつながらないのは無責任だ」と責められる仕事なので、不安だ…しばらく使ってみるしかないけれど。
  19. 思い切ってiOSを4.2にアップデートしてみた。すぐに終わった。勇気を出して一歩前進だ。突如圏外になる症状は変わらない。だが圏外状態で自分の研究室に電話したところ、つながるので仰天。ウェブも見られる。もう気にするのをやめよう。
  20. 会議室の窓から樹木が激しく揺れている様子が見える。音は聞こえない。揺れて樹冠をぐるぐる回しているさまだけが見える。寒波が遠くで暴れているときの空気だ。
  21. さかなクン? 話題に着いていけていない。ニュースでも、「大学教授のさかなクンが…」としか言ってくれないし…

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