- 食べ物が美味しすぎることが情けないことだと感じる。一人でちょちょっとつまみを拵え、計算通りの味であり物差しで測ったように芋焼酎に合っていたりすると、がっくりする。いい歳の男が小器用に食べ物をあれこれする姿には未来が失われているという印象しかない。
- 食事中の音に事欠いて、ベートーベンの6番を鳴らした。ブロムシュテットが85歳ということを先日教えてもらったが、ブロムシュテット盤だった。横須賀で園児だった頃に何度も聴いていた6番。三つ子の魂なのか細部まで記憶の欠片がちらちらする。何度も隠れていた中野の田園の匂いまで思い出した。
- もう1枚家にあったのを思い出した。DDRの人でWende後に自殺した人。PCデスクの辺りをごそごそ探したら出てきた。改めて見ると1989年にドレスデンを連れて東京で録音したものだと書いてある。今のかみさんと藤棚のある神社で杯を飲んだ2週間後の日付だった。
- この人はどんな気持ちで祖国の混乱を気にしながら地球の裏側で田園を振っていたのだろうか。
- 昨日は破滅的な気分が凄まじく我ながらうろたえたが、必敗を受け入れてもう一度全力で前進しようという心が戻ってきた。消え行く自分を受け入れることが出来ると、心は平静になり意欲と勇気が生じてくる。有意義に生きるために死は欠かせない。人が毒を好んで摂取するのはそのためかと思う。
- 仕事の大波がぐんぐん迫ってきて、猛烈な緊張感で鬱が吹っ飛んでいる状態。考える余裕がない。ハンドルを握って前を見ていることしかできない。
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