2012年2月29日水曜日

2012-02-28

  1. 今日も予定が破綻した一日。長い人生で有り得ない夢をたくさん見ることが出来た。夢であれ見た、ということは現実なのだから、この人生に悔いはない。今日はどういう夢を見て終わるか。多分明日の朝は普通に目を覚ます。
  2. 審査に際しては大きな声を上げたり、脅したり、泣いたりする人が多いが、悲しいことをそれなりに体験してきた自分の心は鏡のように平らで、ただ粛々と自分が信じる公平性で当落の境界線を引くだけである。大きな声を張り上げて迫ってくる人を見ると、声の小さな人にも平等でいようという意を強くする。

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2012年2月28日火曜日

2012-02-27

  1. 「もはや日本という枠組みに捕われてはどうにもならない時代」とはよく聞くが、「それはそうでしょうが、それでも日本という枠組みの中でしかやっていけない現実」を前に途方に暮れている、ということなのだが…

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2012年2月27日月曜日

2012-02-26

  1. 炎症が酷くなり吐き気と寒気の中、不気味な夢を繰り返し見た。これも慣れの問題で、独りで寝込むことにもじきに慣れるだろう。望みを断つと怖いものがなくなり少し胆力はついたのかな、とも思うが悲しむ辛さは残るらしいと観察している。
  2. 産業道路を南下していくと右手にもこもことした緑の細長い安全地帯が見えてくる。薄暗い影をいっぱいにはらんだ無邪気な谷山緑地の見え方を、書き残しておきたいのだがまだうまく行かない。それさえ出来れば他のことはどうでもいい。だが人は一体何のために死んでいくのだろうか。

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2012年2月26日日曜日

2012-02-25

  1. 市内の温泉場の露天風呂で、こまっしゃくれた小学生が数人、打たせ湯を浴びている吉本隆明に似たおじいさんをじっと見つめていた。コートを使ったのは1ヶ月のみ、もうセーターも脱いでしまって夏物の準備中。
  2. 昨日帰り際の9時過ぎに事件があって同僚を呼ぶ。嫌な顔一つせず駆けつけでくれた彼に感謝して2時間対応。食事ができずに仕方なく非常食のカップ麺を食べて帰る。夜中から喉が腫れ発熱。この部分に寒気があり不快なのだが、不快の中心に意識を集めると、ここにこそ眠りと休息への入口がある気がする。
  3. ニコル系のシャツジャケットが余りに安いので買ってしまった。家族が見たらまた変態と罵られるだろうが、堅牢なる調和と安定の世界に崩れた部分、壊れた部分を混ぜないと恥ずかしくていられない感覚がなくならない。本当は偽物です、紛い物です、と公言する一部分がないと申し訳が立たない、の気分。
  4. 調和の古典世界に破壊の歪みを与えて、崇高を根拠に歪み、揺れを正当化する18世紀の気分にモダンの始まりを見て、モダンなら自分たちにも真似できそうだと考え、21世紀のアジア人の服選びに崇高に根差した判断を見る、という関係妄想で気晴らしをする。
  5. 地上のことが好きになれば、地上の権力というものが嘘くさく見え、そこから距離を取らなければ神様なのか、真理なのか、何かそのようなものを裏切ってしまうという気分になる。

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2012年2月25日土曜日

2012-02-24

  1. ふっと魔が差すようにlittle featを購入してしまった。しかもアルバムで。夕方にはVittelを飲むようにとガラスのコップを買い、ついでに焼酎グラス(メモリ付き)も買ってしまう。晩御飯はカレーだったがどうしてもこのグラスを使いたくてお湯割を飲む。
  2. 近所の薄汚れた駅の駅前の薄汚れた焼鳥屋に二次会で入り、気の合う友人たちとだけだったので気楽な気分で奥座敷の畳にどかどかと上がり込んで、この肉厚のグラスでだらだらと焼酎を飲んでいたのは一体何の機会だったか。つい去年かそこらのことなのに思い出すことが出来ない。
  3. ついでにスイスの歯磨き粉をアマゾンで買う。今日は一体どうなっているんだ。
  4. 最後に1時間余裕の時間が合ったので、話が途中で腰折れしたベルリンオリンピックを話題に。リーフェンシュタールについて話すことは何度かしたが、年々歳々焦臭い気配が自然に漂い始める。時代が似すぎていて気持悪い。
  5. 標的を作り出して攻撃して人気者になる。労組を叩いて資本側の協力を得る。一方で最低保証などのsozialな政策。漫画的だと笑っていたら、いつの間にかやばくなっている、など。プロパガンダの時代だから誰が何をやっても同じになる、ということなのかも知れないけれど。
  6. いつもながらリーフェンシュタールに肩入れしすぎて喋っているかもと反省した。Wikiの年譜に、12歳の彼女についての記述にこんなことが書いてあった:少女が車の下敷きになる事故を目撃。これをきっかけに…
  7. …「この世界で悪が善よりも強いものならば、とっくに善をくいつくしてしまっているだろう。それなのに自然はこんなに美しい。春は繰り返しやってくる。自分は人生に向かってjaと言おう」「たとえ何が起ころうと、人生を肯定して生きよう」という生き方を確立…

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2012年2月24日金曜日

2012-02-23

  1. 本当に4点だけでいいのだろうか。まあ、その道に通じた若い人たちが言うのだから、信じるべきなのだけど。
  2. 要精密検査が二つでびっくりした、というか困った。こんなにもヤキが回っていたとは…時間もお金の余裕もないので、必要な医療行為を我慢している家内の方が優先順位が上だろう。急ぐ旅でもないから暫く黙っていよう。
  3. 予期せぬ場所で予期せぬ部隊同士が戦闘を始めてしまった。これも予期して指示を出せなかった自分の責任なのだ。戦闘は終え方を決めてから始めるのが鉄則だから、収束させる手を打たないと泥沼に引きずり込まれる。戦闘にはサッカー競技のように時計を見て笛を吹いてくれる審判はいない。
  4. ピンチの後にピンチが来るばかりで全くチャンスが来ないぞ。オレはいったいどこに行けばいいんだ。

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2012年2月23日木曜日

2012-02-22

  1. 禁止している二つのことをしてしまった。一つは議論で相手のバカさ加減で腹を立てて怒った顔をしながら喋ったこと。絶対に怒らずに静かに言葉で攻撃する、というやり方を守れなかったこと。強い言葉で言い負かしても、未熟さが顔に出れば自分の負けと同じだ。
  2. その汚物のような脳の人に腹を立て、道で汚物を踏んでスエードの靴に汚物がついた気分になり、つい愚痴を漏らしたのが失敗の二つ目。その後「また事件」の電話があり、つい弱音を吐きに友人の部屋をノックしそうになったが、よく考えてこれは思いとどまった。よかった。1勝2敗だった。
  3. 3連敗したらダメージが大きすぎた。まだ巻き返せる、という気持が芽生えた、三つ目の試練でようやく、孤独に耐える、を放棄せずにすんだことで。そして自分の心の中で、今日を境に彼の名は「汚物」に置換されていくことになる。「汚物さん、お元気ですか、私は元気です」等。

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2012年2月22日水曜日

2012-02-21

  1. 年度末で追い立てられている間に時間が瞬く間に過ぎていく。あっという間に四月が来て、夏になるのがイメージできる。真冬で寒いのに、夏の夕暮れの物悲しいが明るい気分に浸されている。

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2012年2月21日火曜日

2012-02-20

  1. 疲れた。詩が書ける状態が続いている。目に入る全てが言葉を放っていて、くっきりとした陰影が見える。だが今ひとつ流れ出してこない。この状態の後で長い長い鬱の真冬がくることを知っている。
  2. 今目の前にいる人のことを見て感じて書き留めているのだが、本当は遠い昔に戻っているのだ。何十年たっても足踏みしているある時点。時間が線的に未来に向かって流れていると比喩する方が不自然と思う。停止したまま朽ちていく自分。
  3. こういう追憶の旅の幸福ほど不幸なものはないが、他に選択肢がないのだから仕方がない。不幸なものほど美しいなんて言いたくないのにな。

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2012年2月19日日曜日

2012-02-18

  1. 病院の待合室でトニオ・クレーゲルをつまみ読みする。学校の後ハンスと二人で遠回りする場面が既に哀しいものなのだと昔はわからなかった。この小説のことを熱心に語ってくれた人を思い出したが、その人は間の抜けた自分と違って、ここに書いてある断念を知っていたのだと思う。
  2. 先週90年代のある死刑囚についてのノンフィクションを読んだが、その中に小学校の同級生だった女性の回想、「ある日学校の後彼がついてきたことがあった。家の向きは逆だったのに。お父さん死んだんだってね、と言ったらうんと言っていた。何故ついてきたのかな」
  3. この回想とトーニオたちの散策が重なり合ってしまう。自分はと言えば昨夜はだらしなく大量に飲んだので翌日は寂しい。気の置けない人たちとの宴の後の孤独である。夕方温泉街まで散策してみようかと思っている。その本のタイトルは「死刑でいいです」だった。
  4. 財布に沢山お金が残っているので不安になった。ちゃんとお金を払ってきたのかな。大目に払わなければいけなかったのに。こんなことを忘れてしまうのに若い頃の記憶を日々鮮明に思い出しているというただの変人である自分を心底情けないと思う。
  5. 詩文集をいじっていたら疲れ切ってしまった。Tumblrはhtmlをいじらなければならないので疲れる。自分のやり方が下手だから、という可能性も高いが。それにしても何故書くのか。少しでも世界を作りかえたいと思っているからか。
  6. 人生で最も素晴らしい日を体験した後、もう二度と幸せな日が来ないと知っているのに人は何故生きるのか、という質問を宴の席なのに友人にして、どんな心の持ち主かを確かめる意地悪な自分。その日がどれほど素晴らしかったかを誰かに語るため、が自分の解。

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2012年2月17日金曜日

2012-02-16

  1. もう何日も太陽を見ていない。結構寂しい。夜は湿った霧、朝は薄暗い。

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2012年2月16日木曜日

2012-02-15

  1. このまま暖かくなるのか、折角整えたコートをもう使わないのか、と少しがっかりしていたら、週末からまた寒くなるらしい。冬は冬らしく、夏は夏らしく、がいい。
  2. (彼も一生懸命やっているのはわかるが、何故結果が出せないのだろう。パワーをかける場所が違っている気がするよ。あ〜あ)

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2012年2月15日水曜日

2012-02-14

  1. 働くというのはどういうことなのかな、と考える。どんなに正義を貫くために努力しても、その正義に気づかない人の方が多い場合、踏みにじられる。献身しても傷つけてくる人がいる。
  2. 何で外敵と戦う時に「まず備えろ」とか叫びながら味方の攻撃をする人が多いのかな。本当は順序が逆で、最初に外敵と戦うべきではないのかね。
  3. 変な人は愚かすぎて説明しても言葉が通じない。男性は嫉みが深い。現実が見えない人、情報が足りていない人は自信満々だ。だが自分も良くない。今日、一度だけ弱音を口にしてしまった。一度が全てである。恥ずべきことだ。
  4. やめよう。一瞬であれ楽しければそれでいいや。蒸発しよう。孤独に耐える、もいいことだが、そのうちに頭に来はじめる。そうしたら、楽しいことだけをして一生を終えるか、という境地になる。美も愛も一瞬だ。持続するものを打ち立てないようにするのが詩人だ。
  5. 反省、ということがどういうものなのかを理解できない心というものがある。それはその人が反省できない悪人だというわけではなくて。今朝も一人泣いている人がいた。が、心に届いているのかは確信が持てない。
  6. 自分が人生でしてきたのに似た断念を、相手にも求めているだけ。色々と言葉を散らす。でも中心にあるのは、断念を促していくこと。心の仕組みは解らないが、断念なしに自ら生きようという意思は生まれないからだ。自分は体感的に、そんな断念の働きを感じられているだけなのだ。
  7. 雨で革靴が湿って重い。安い豚骨の味噌煮を食べたが、これを食べることが身体にいいことなのかどうか分からない。味噌汁はおいしかった。
  8. 目の前の人間の隅々まで細かく見えてしまうというのは嫌なものだ。自分と同類の中高年の男性に醜い心が目立つ。陰部が首筋ににじみ出ているのが後ろから見える、という感じ。この目は自分の商売道具なのだが、この目で人を見ている時に自分は孤独なのだと思う。後ろめたく思うが仕方がない。
  9. すみません、すみません、と言いながら杖をついて往来を歩き回りたい。だがいくら謝っても、許す許さないの問題ではないからな。
  10. 早く引退したい気持ちが半分、数えきれない人間とぶつかり合っている現状を失うと忽ちバーンアウトするのでは、という恐れが半分。お前誕生日じゃないのか、と父親が電話してきた。忙しいと言って日付の感覚もなかった人がこんな電話をするのは不安になる。砂時計の砂が一粒ずつ流れているのが見える。
  11. 疲れるばかりで消えるタスクより増えるタスクが多い。まるで日本の財政赤字のようだ。未処理のタスクが溜まればたまるほど、焦りが消えて陶酔感が増して来るのが怖い。赤字というのは増えるほど心地よく酔える酒のようなものなのか。

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2012年2月14日火曜日

2012-02-13

  1. またも大きな事件があって尋常ならざる状態である。すぐに血圧が上がることが情けない。暖かい陽気で雨なのに、自分の仕事ができず焦るばかり。

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2012年2月12日日曜日

2012-02-11

  1. 家族のGrippeのために家にいたが事件があったので明日は出勤だ。何もかもいやになってYTでボルシア・ドルトムントを見ていた。外国語は難しい。こんな瞬間にEinladung eingenommenなんて言えない。あきれるほど面白く、自分の無能力にもあきれる。
  2. 金曜日の朝、一年がかりの山手線の詩から手を放しかかった。今朝、両親のいさかいで死んでしまった子供たちと大破した若い車の写真を見た。まだ全然書けていないことを思い知った。ゲーテ風の小さな叙情詩を組み合わせてちぎり絵のような塊が出来ないかとの思いつきがあったが、それも吹っ飛んだ。

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2012年2月9日木曜日

2012-02-08

  1. いつの間にか日の入りが18時を超えるようになっていた。南にシリウス、西に木星らしい。
  2. 試験問題を遂にマークシート化する決心をしたが読み取ってから後の集計ソフトがない。調べたら15万もうするので力が抜けたが、SUMIF関数を教えてくれているどこかの先生の頁があった。これで何とかなりそうな気がしてきた。ありがたいことである。
  3. 関塚ジャパンへの批判を四で、そうだ来年度運営方法を途中で変えられるようにリザーブチームを考えておこう、と思いつき、学生に次点者のリストを作らせたところ。
  4. 四で、ではなく読んで、です、凄い変換だ。今、自分の頭の調子はいいような気がするぞ。
  5. 大噴火の準備が必要と今まで以上に感じてきたので、地震時の心得、という掲示文を書いているところ。

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2012年2月7日火曜日

2012-02-06

  1. まさかシリアに敗けるとは。こういう負け方もあるのかと知って、つくづく驚いた。
  2. 回線のせいと決めつけたが濡衣で、AirStationが不調なのだった。直結すると恐ろしく速く洪水のように頁が表示されるのでびっくり。明日注文する新しいアクセスP・ルータが来るまで出張用の超小型で代用するつもり。こういう非常用部品が活躍すると少し嬉しい。チームワークを感じるので。
  3. 研究論文数で中国にやられているという報道だが、人もお金も減らされ続けているのだから当然だと思うが。関係のないことに振り回されすぎて、みんな疲れているんだよ。
  4. つい先日の氷点下の後、今日は最低気温が10℃を越え、蒸し暑い。気温のすさまじい上下変動。三日連続雨らしいが、有機的な春の匂いが充満している。すぐに夏が来そうだ。南国の夏は美しいが、子供が手を離れた後は寂しい追憶の季節になるかもしれない。
  5. DWの欧州事情を紹介する番組をよく紹介していたが、最近急激に教材として使えない、つまり学生の感心を引く力が失われていることを結構気にしている。現場の空気感が直撃する場にいるから、欧州のモードも生活も「我々には関係のない遠い世界」になっていることを痛いほど感じる。
  6. ドイツはギリシアらを救う。かつては日本も救う側だったが、今はアジアの人たちにどうやって助けてもらうか、といことを真面目に心配するのが仕事になっている。30年前は携帯電話もPC網もなかった。30年後の世界は想像を超えている。こういう社会を思い浮かべることはできなかった。
  7. いつまでも若い頃の身体能力や髪の毛が残っている気になっている、見苦しい中高年の感覚を語っても意味はないとはいえ、30年前の日本人にとって欧州とは自分たちもそこにデビューして活躍する場、頑張るんだと当然の義務として考えていたということがまるで伝わらないことに狼狽する。
  8. モードもアートも音楽も、それどころじゃない、そんな余裕ない、関係ない、自分ら弱いのに、の木霊が返ってくる。この潮目が変わってガラパゴスに隠れるのではなく外に打って出よう、という開放感が戻る日まで生きていたいな、と思うことがある。そのためには長生きする必要があるだろう。
  9. ウォッシャー液を切らしていたので灰混じりの雨の夜の運転は疲れた。車の部品屋に寄ると探していた氷を溶かすスプレーがあったので買う。ウォッシャー液は2L全部入ってしまった。一升以上積んで走っているものだとは知らなかった。窓を洗いながら走れるようになった。
  10. 市街地を取り囲む冬でも濃い緑の植物群の佇まいが好きで、ここに来て溶けて早く俺達の養分になれ、と話しかけられると応じそうになるときもあるが、それは錯覚で心の友は東だと諭す自分もいる。考えるべきことではない、も正論だが自分のような旅人は目的地を決める義務もある。

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2012年2月6日月曜日

2012-02-05

  1. アップルの勧めに従っていたらとてつもなく寂しい曲が入っていた。具合が悪くなりそうな寂しい歌。掠れた声の女性がジャズを日本語で歌っている。性的で明るい旋律でゆっくりと生まれてきたことの無意味を受け入れると言う内容を聴いて、違う違う、そんなことはないと言ってやりたいが
  2. やっぱりあなたの言う通り、われわれは永遠に存在していないんですね、と説得されてしまい、折れた縫い針の欠片が心臓に刺さって抜けない気分になるのだった。がっくり。また寿命が縮まった。
  3. 音楽ファイルはどんどん流れてユーミンにたどり着く始末だ。この人の「哀しい」という語の色の薄さに感銘を受けた。何というか、津波もAtommeilerも無視した炬燵のぬくもりに守られる心持ちだ。これで安心して寝つけるかも。
  4. この薄味の「哀しい」が巨人軍を好きになる気持ちなのかも知れない。なべつねとその周辺の人を外見を見てもGigantというよりUngeheuerだが余計なお世話かも。いずれにせよ腰を据えて音楽を聞くと考えすぎて疲れてしまう。自分が悪いわけだが。

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2012年2月5日日曜日

2012-02-04

  1. 運転中にZeppelinが例によって流れてくる。例によって不器用なギターのリフだと思う。早弾きだが飲みすぎて呂律の回らない人を思わせる。だがそれが魅力になるのだからいつも不思議だ。寝る前にヘルダーリンのある詩に出くわした時にも同じような感想を持った。
  2. ごつごつとして滑らかでない。下手なのかと言ってしまいそうだがそうではない。鷲が獲物を爪で掴むこととアイヒの枝が空間を掴むことは同じだ、と書いてあった。こうした比喩は冬にアイヒの枝振りを見るという体験を共有しているんだ、という直観が心を掴む理由だと思う。
  3. だが本当に体験を共有しているのだろうか。心を甘くする決められた枠組みの中で、ややこしいことは皆で忘れよう、としているのではないか。何れにせよこんな物思いのネタにされていることは当のヘルダーリンにとっては関係がない。
  4. 自分とは無関係なさざ波を立てることでしかない、何かを作るということは。作っては捨てていく。わざと壊れるように作る。書いたところで救われることは決してない。罪障感を抱えたまま石ころのようにじっと耐える以上のことはできず、絶対に来ない待ち人を待つことができるだけ。
  5. だが不意に待ち人が現れ、あっという間に去っていく瞬間がある。それが存在することの意味なのだと言われると、人類愛にも心打たれるから納得する気にもなるが、今の弱り切った自分の心では、本当かよ、という思いもよぎるのだ。

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2012年2月4日土曜日

2012-02-03

  1. 韓国も新燃も真っ白。もうかれこれ一年登れないのは辛い。窓の外の桜並木も雪ではないのに白っぽく寒々しい。外に走りに出る気がしない。身体に悪そうだ。壁に所狭しと貼ってある文書やメモの類いがエアコンの風に揺れてがさがさ鳴っている。
  2. 今朝の気温はマイナス9度とかマイナス8度とか言っている。南国にしてはなかなか頑張っているぞ。スーパーを歩いたが何となくビールを買うのを避けた。
  3. イスラエルがイランを先制攻撃する可能性とか、超巨大火山が突然噴火する危険とか、今日は物騒な記事を読むことが多かった。多分セシウムが入っているんだろうな、と思いながら我慢して食べることにも慣れてしまった。だがいつか爆発するんじゃないだろうか、何かが。
  4. 自宅のlanに気持ちよく繋がっているのが怖い。昨日は朝まで回復しなかった。また深夜障害が来るだろうか。ケーブルで直結して設定サイトを開いて、と言われたが、木曜の夜に何が起きているのかわからない気味悪さは続く。こういう事がある限りMacBookをもっと軽いものには変えられない。

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2012年2月3日金曜日

2012-02-02

  1. 昨夜寝る前に変に寒いと思っていたが、朝から粉雪が舞っている。風が強く砂嵐のように見える時もあるから、灰も混ざっているのだろうか。雲が切れると冷たい太陽の光に照らされる。
  2. 連日、インフルエンザの巣の中にいるわけで、流石に身体が重く息が苦しくなってきた。発症してしまうだろうか。昼に冷たいハンバーグを真面目に食べたが、消化されていない感じだ。寝ても寝ても眠い。
  3. 若い学生の書いた日誌を読んでいて、胸が痛くなった。この痛みから逃れたくて、文字列から感情を生む情報交換の仕組み、等ということを考えるのだ。このような遊びで気を紛らわしていると、共感に振り回される自分を外側から眺められる気がするからだ。
  4. 長い間、誰もが自分と同じように人に悲哀を感じるのだと思っていた。だがこの歳になってようやく、人それぞれであって共感をしない人も多いのだと知った。どちらかがバカだったり心が冷たかったり暖かかったりするわけではなくて、何かのピースがあるかないかしているだけらしいのだが。
  5. 自分に似た人は本当はごくわずかで、その人を探す旅が大事だ、になる。ロードムービーに何故心惹かれるのか、とか、人生は旅、という根本隠喩につながっていく。そしてそれらの旅は隠喩であり言葉であり現実ではない。
  6. また繋がらなくなっている。ルータまでは問題ないことは確認したので、NTTの回線かサーバの問題である。怒りのモードになり始めた。明日電話しよう。ホームページで連絡先を隠そうとしている姑息さが更に不信感を煽る。
  7. ソフトバンクの3G回線でのみ世間と繋がっているという心細さ。この寒波の中で。チリワインは妙に冷えてから味わい深くなり嬉しいのだが、身体と心が不安に満ちている。

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