2011年10月2日日曜日

2011-10-01

  1. 夜遅くまで市内にいて運転して戻ってくる。窓を全開する。真っ黒い海から猛烈な風が吹き込んできて、宇宙の底を転がっている小さな石の気分だ。目的地が同じ車とかたまって自然に集団が出来てもつれ合うようにして走行。
  2. いかにも若い女性向けの丸い目の軽自動車だが所々黒い火山灰がこびりついているのが強そうに見える。だが運転しているのは小太りの男の人。奥さんの車を借りているのだろうか。黒い海と黒い空の区別がつかない。山も薄墨色。風の音で耳が千切れそうだ。
  3. 役目とはいえ、罵詈雑言を浴びていると早く引退したい、という嘆きがまた出てくるな。あ〜あ、聡明な人との議論だったらいいんだが。研究に専念したい。あ〜あ、なんて書いていても仕方がないね。
  4. というか、反論して潰す仕事は本当に楽だ。壊すのは楽だ。作るのは難しい。言葉で聞き慣れたことを身体を通して知っただけ。呪文。明日のためのその一、のようなもの。壊すのは楽だ、作るのは大変だ。
  5. 国道沿いにぽつんと残った古い家屋、クリーニング屋さん、取り次ぎ店だが。スーツを出しに車を走らせたが逆方向に向かった。別のクリーニング店の駐車場でUターンして引き返す。隣の無人の自動借金機(ATM風に見えるあれ、よくパチンコ店の近くにあり)用の駐車場に車を置く。
  6. 古い平屋のセメント瓦、敷地にぎっしりの伸び放題の秋の草が青、赤の小さな花を咲かせている。三月にドイツに行く時にコートをここで頼み、出発前日の夜にステテコでだいやめをしているところに押し掛けて引き取らせてもらった。既に昔話だが、記憶は必ず消えてしまうので書き留めておこうと思う。

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