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焦げ茶色のこだわった質感の革でできたランドセルをしょって、品のよい4年生くらいの男の子が甲州道を歩いている。自転車置き場の自転車のタイヤを触っている。つるつるだったので手触りを確かめたかったんだろう。 10:42 via Echofon
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仏在住のmixiの友人を思いだしてふと頁を覗いてみたが、伝統的左翼啓蒙主義に恐れおののいて逃げ出してきた。mixiは足跡が残ってしまうのだろうか。 11:39 via Echofon
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被爆する同胞を哀しんで無能無責任な要人を糾弾しているのだが、ついでに「遅れているあなたたち」全員に罵声を浴びせていることに気づかないのだ。自分だって気づかずに人を批難しているだろうけど。「オレ、今回の帰省で東京に帰るって決めた。近々か10年後かは不明だが、必ず。被爆しても」 11:45 via Echofon
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「異国発の正論にはむかつく」「現場の人間でもないくせに」という日本的決まり文句も行儀悪いことだが…「男は家庭を見捨てて仕事という安全な場所から偉そうなことだけを言ってくる、むかつく」というママの怒りとも同じ構造なのだろうか、この日本的決まり文句は。 11:50 via Echofon
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外来啓蒙主義が不自然に響くのは、「雑草を取り除けば健全な芽が育つはず」という根拠の無い信念に立脚しているからなんだ。「これも雑草、あれも雑草」と取り除いていったら、いつの間にか植物が全部無くなってしまって「あれ?」になってしまう。この辺りの感覚を共有するかどうかが、全てなのだ。 12:04 via Echofon
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Osterkantatenが聴きたくなり、全部聴くとクラシック聴く用にしているiPhoneの空き容量が心配だったので、選んでファイル移そうととばしながら聴いたが、結局全部入れたい、となって、いつもと同様「一括でお願いします」の操作となった。 17:22 via Echofon
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先ほど運転中にバッハのピアノ曲からビザンツ帝国のミサ曲を経て、マーラーの第8交響曲の最初の合唱が鳴り始めた。揺れてシェイクされたらしい。いかにもバロックに聴こえる。建築様式の。マーラーの中に現代を見るのは日本人向けだろうか?いや、違う受け止め方もあるのかな。 17:29 via Echofon
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現地化もいいが、我々の小人の国では何でも小さくなるのだ。新宿で食べたDonarケバブ・サンドイッチは本当に小さくて驚いたが、お腹にはちょうどよかった。小さくて小奇麗、でいいです。巨人族の国でマクドナルドバーガーが巨大化しているのはそちらのシステムだから、それはそれでいいのです。 17:29 via Echofon
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Floraはローマの花の女神?これが腸Darmと結んでDarmflora、凄い言葉を今日も見つけた。腸内のバクテリアのことらしいが、捉えどころのない色やにおいがイメージされる。 22:49 via ATOK Pad
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- 東京の町、暗い。節電に徹している努力を見ると、感心する。西武新宿駅で友人と待ちあわせてNSビル(ほぼ無人、寂しい…)で安いチリワインを3杯飲む。当たり前の話だが、人生にやり直しは効かず常に一方通行だ。 02:53 via Echofon
- 丸ノ内線の車内、4歳位の男の子とパパとママ。子供をかまっていたパパが四谷で不意に降りてしまう。男の子が激しく泣く。今思えばママはパパと全く話さない。太ったパパは困った顔で降りてからガラス窓越しに息子の顔を見ようとしているが、ママと男の子は背後のパパの動作に気づかない。 02:54 via Echofon
- バイバイ、と振り向くことをせず、硬い顔で前を見るばかりなので気づかない。ママは男の子の口を手で軽く塞いで、泣くな、と教えている。日曜日に三人は寛いだカジュアルウェアで日比谷公園のあたりから乗り込んできたのだと思う。親は子供の幸せだけを考えている。正義も悪もない。 02:55 via Echofon
- だが何故人は生まれてこなければならなかったのか、とは思う。一歩通行、回り道の可能性なし。七色の羽を持つ巨大な天使が、白っぽい明かりの地下道を飛び回っているのが見える。今日もパトカーの赤色灯かと感心した西口広場はロータリーなので、始まりも終わりもない曖昧な自由が続いているようだ。 02:57 via Echofon
- バブルの匂いのワシントンホテルで寝る。ここが日本語が聞こえない安宿になってしまうとは、80年代の青春時代には想像することもできなかった。 02:57 via Echofon
- 日曜の夜だから当たり前だが、11時にあらゆる店が閉まってコーヒーすら飲めなくなったのは困った。厳しい街だ。皆明日仕事に出かけるわけだからな。このままもう一軒寄って明日はどうでもいいや、何とかなる的な南国に確かに慣れてしまっているのかも。 11:54 via ATOK Pad
- 東口から西口に抜ける地下道が完全に子供時代と変わらず、出口にまだハンコ屋と安売りのスーツ屋がある。思い出横町が残っているが、焼けたのではなかったのか。小便横町とどっちが本名なんだろうか。サラリーマン時代に京王線沿いに住んでいたので、何度もここで晩御飯を食べた。 12:08 via ATOK Pad
- しかし、都内の食事は全てジャンクフード?安いジャンク、高級なジャンク、悪甘いジャンク、美味しく感じるジャンク、等の違いが値段や人気の違いになっていて。食文化を諦めた代わりにこの世界、だから仕方がないわけだが。 12:25 via ATOK Pad
- ドイツの田舎を思わせる機嫌の悪い女の子がカフェにいて、いい加減なやり方で酸っぱいビールを出した後、一心不乱で卵を叩いてカキタマゴをこしらえている。真面目に、脇目もふらずに、固い表情を崩さずに卵を叩いている。液晶テレビでバルセロナの試合が流れている。 12:32 via ATOK Pad
- 道路脇に水色のペンキを塗った板が刺さっていた。正確には塗ってあった、だ。光と酸素に焼かれ続けて、ペンキは毛羽立った欠片のように割れてこびりついているだけだった。人生は一方通行で後戻りができない。今も身体の中で死んでいる何かがあるが、停止できない。 13:45 via ATOK Pad
- 政治主導もうダメなので国民主導、という見出しを見たけど、どういう意味だろう。国民としては何か新しいことを始める人がいると、どうせ無理だから、と言って一致団結してやめさせようとするでしょう。国民主導というのは何もしないで今まで通り放置、ということか。 17:08 via ATOK Pad
- そんな超保守的な人たちも、昔の自分のように幸せになってほしいなと、つい電車の中で顔を見てしまう。理由はよくわからないが、そういうもんだ。 17:10 via ATOK Pad
- 揺れるモノレールから陰鬱な気分で運河や遊歩道をそぞろ歩いている人を見ている。必死に願ったり祈ったりしたことの、一体何パーセントくらいが実現しただろうか。時々家族の笑顔を見た。 18:03 via ATOK Pad
- 飛行機を降り車を受け取った後、鹿児島のスーパーに入って蛍光灯の白いまばゆさに目が痛くなった。こんなに明るくしなくてもいいんだよ。電気もったいない。 22:44 via Echofon
- 今日の昼間は、現実の道で日盛りの空気を吸っているのか、心の中の道を歩いているのかよくわからなかった。向こうからもう死んでいる人が歩いてきたり、昔の自分がしゃがんでいたりするのに、これが現実なんだとひんやり自覚しているのだ。 22:47 via ATOK Pad
- 遠い異国の人や喧嘩別れしてもうお喋りできない人がいつも隣を歩いていて、ずっとお喋りしている。死んだ母親がびっこを引きながら、老眼鏡を光らせている。話したいことを全て話し、時間は不自然にゆっくり流れている。捨てた畑にアパートが建っている。 22:48 via ATOK Pad
- 無数の記憶像が絶え間なく、激しく蘇ってくるので、それを目で追っているだけで疲れてしまい、何かの病気になってしまいそうだ。楽しい記憶も、全て悲しくやってくるので困ってしまう。楽しいまま存在しているものを探さないと。 22:52 via ATOK Pad
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朝ジョギング中に清澄公園で転んで擦り傷を作った。情けない話である。ぼんやりよたよたしているからだと自分を罵りたいが、考え事をするために歩いたり走ったりするわけなので、足下に神経を集めるわけにはいかない。あ〜あ。 08:56 via Echofon
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傷口に土がこびりついて血が固まり始めていたので、歯ブラシでこすってそぎ落とした。放射性物質が粘膜から入ると思うと気持ちが悪い。自転車競技場で学生が転倒事故を起こすと、「オレ、歯ブラシ持ってきてるよ、貸そうか」と競輪選手が言う。傷をこすっている時も色々なことを思い出すものだ。 08:57 via Echofon
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昨日は不忍池通りを少し歩いて、護国寺から有楽町線に乗った。モノトーンのドレスを着た茶色い髪の女の子と、不釣り合いに地味な男の子の二人連れがいる。紙包みを持っていて、銀座一丁目で降りた。結婚式の後のパーティーに行くのだろうか。 09:21 via ATOK Pad
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妹にきいて東陽町のトナリにタンメンを食べに行ったが、長い行列に諦めて手前にあった坂内食堂に入る。喜多方ラーメン好きなので。昔から行列してまでは食べない主義。よく煮たチャーシューと麦酒で十分です。 14:46 via ATOK Pad
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少し体温の低い人が好きだった。ひんやりとした掌に触れると、自分が許されている気がしたから。だが、その人とはお別れした。仕事がなかった。見つからなかった。焦っていたので、何かタイミングがかみ合わない感じになったのだ。遠慮をして。 01:04 via Echofon
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人生の終わりを意識する頃、何十年も前に触れた掌の感覚が突然蘇った。記憶というものは不思議すぎる。赤坂見附の辺りを夜歩いていて、昼間のように明るい遊歩道のような路地でスペインの酒場という真っ赤な看板の光を見た時に、不意にその掌の感覚が心に浮かんだ。 01:05 via Echofon
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いいや、心に浮かんだのではないのかもしれない。掌の上に掌が蘇ってきた。心は頭の中なのではなく、掌の皮膚に宿っているのかと思う。 01:05 via Echofon
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滑らかな皮膚の下をくるくると動く骨が宿っている。強く握ると硬い力を返してくる、緩めると小さな鳥が飛び立つような感覚が移ってくる。感覚や心はきっと、共有されているのかと感じて、胸が熱くなる。意識が弱くなり、自分のオーラが薄くなっているのに違いない。 01:08 via Echofon
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胸が熱くなる、というその感覚こそが、自分が追い求めつづけてきた、自分を世界という闇から救いだしてくれる何かなのか、と思う。戦艦三笠の時代からずっと探していた何か。その何かは記憶の中にしかなく、つまり失われた何かとしてしか掌の中になく、決して実在しない。 01:08 via Echofon
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誰とも手を繋がずに歩くことは本当は怖い。怖くてたまらなくて叫びだしたくなる。だが叫んでも、何も現れないことを知っている。本当のことを言えば、答えははっきりしている。怖がる人を探して、自分が手を引く以外に、暗闇から離脱することはできない。 01:08 via Echofon
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町中にある明るいホテルの、明るいコーヒー店に隠れて、大勢の人たちの中に隠れて、怖い、叫びたい、と思いながら無言で耐えている。これが人の一生の全てなのだ。だが本当だろうか。自分だけが何かを間違えているのではないだろうか。 01:09 via Echofon
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もう、正義という錯覚に酔いしれることはやめにしたい。それができればどれほど心が安らぐだろうか。死ぬための思想から離脱したい。草のように土を掴むだけにしていたい。求めてはいけないものをきっと求めすぎていたのだろう。 01:09 via Echofon
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朝、運河に沿ってだらだらとしたスピードで走った。細い散歩道、夜間は節電で消灯、と張紙がしてある。空豆のようなものを煮た臭いがたちこめている。地名が冬木、だった。学生時代に誰か友人の下宿がここにあったはずだ。新東京タワーを見て引き返す。目立たないデザインの塔だ。 10:51 via Echofon
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大きなガラスの窓を巨大な額縁に見立てて、細い明るい黄緑色の樹でデザインされた人工の景色の中でタマネギを入れた濃い味のみそ汁を食べる。耳鳴りがする。何か活字を読まなければならないぞ、と軽く焦っている。外国語の本を探しに行かなければいけないぞ、とドキドキしている。 11:00 via Echofon
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何かを読んだところで事態が好転するわけではない。書き残したところで、書いた言葉が電気のように流れていくだけで書いた人が世界に受け入れられるわけではない。海に流されていきながら、少しバランスをとろうとしているだけだ。さようならと呟きながら、流されていることに変わりはない。 11:07 via Echofon
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東京の光は白っぽい。青山でみんなと呑んでホテルに荷物を置いた後、銀座にふらふらと出てバーでスペインの大粒のオリーブを食べた。歩いて日比谷に11時に着いた。仕事の電話をした。 01:17 via Echofon
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白っぽい光。西日本の光は赤い。福岡の光が白なのか赤なのか思い出せない。青ではない。オレンジと緑が混ざったようなクリーム色だったと思う。中原中也の骨の詩を高校生の時に読んだはず。白っぽい骨と三つ葉のお浸し。 01:19 via Echofon
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日比谷公園の石垣の上に立って、沼のような堀の名残を見下ろしてた。四半世紀前のこと。絶望的なことを話し合っていた。未来と希望と時間のある時に、高い壁の上に上って絶望的なことを四半世紀前は話し合っていた。その時と同じ心を持っていることに驚く。 01:24 via Echofon
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これから東京便に乗るところ。悪意をどれほど受けたとしても、受け止めることのできる解脱を目指したい。悪意の向こう側は悲しみだから、ということもあるし、自分こそ悪意の人である、ということでもある。 09:59 via ATOK Pad
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母親は二十年近く入退院を繰り返していたが、長い長い体調不良に精神が切れてしまい、病院で怒りを爆発させて暴れまくった。体の半分しか使えないのに寝たまま父親のネクタイを掴んで引きずり回し、新しい担当医に暴言を叫び、かかりつづけていた病院を追い出される。 09:59 via ATOK Pad
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人は死に向かって追いつめられた時には醜く暴れる、悪魔のように。人は弱い。優しく笑っている顔しか覚えていない母親の崩壊した姿を見るのは辛かったが、神は現実を示す。穏やかに静かに最期を迎える白っぽい老人、というのは生き残る側に都合のいい商業映像のようなものだろう。 10:00 via ATOK Pad
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きっと自分も悪魔のように崩れて死んでしまうのだろう。もうすっかり年を取ってしまい、あの小太りの医師のように憤慨して頬を膨らませることができない。子供のように憤慨できない。医師は母親の暴力の被害者だが、ぼくは母親の側に立っているのだろう。正義の側ではなく。 10:01 via ATOK Pad
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地方空港というのは必ず知人に会う場所なのだ。スーツ姿の若い人に挨拶された。去年授業に出ていた学生の彼は、都内の企業を受けに行くところ。これからの人はまっすぐ歩いていく。自分は少し向かい風が辛くなって斜めに歩き始めた。 10:01 via ATOK Pad
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ダイバーズウォッチのベルトが切れたので修繕した。時計そのものは30年目に突入したはず。人間で言えば三十にして立つ、の年齢である。 10:33 via Echofon
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