2011年4月30日土曜日

2011-04-29

  1. 皆さんご存知の報道とは思いますが、一応RT。「子供の20ミリシーベルトという数値は許しがたい」という発言は朝日、NHKは削除しているようだ。内閣官房参与、抗議の辞任 (毎日新聞) http://t.co/5yA739O via@mainichijpnews
  2. 海沿いの高速道路を昼前に走る。堤防をジョギングするこの海でザトウクジラが跳ねていたと新聞に書いてあった。野良のイルカが跳ねているのは時々見るが鯨は流石に見たことがない。風はなく覆面もいない。いいペースで走る。無料実験が終われば誰も走らない道だ。
  3. @greenpal31 このハイネの詩はマタイ13の11−12節が下敷きですね。自分の座右の銘の一つ。ドイツ語の稽古をお願いしているカトリックのシスターが「こんなことが新聖書に書いてあったなんて」と絶句していたことを思い出します。
  4. 昨夜久々に男達と深酒してしまい、生ゴミを出し忘れた。仕方なく町外れの山上にあるゴミ処理場に自ら運びに行ったのだった。運び終えてから10号線の旧道を登ってみた。自転車に乗っていた頃練習に使った山道。猟銃を抱えた人に出くわしたことがある。猪の肉。焼酎のあてになる。
  5. 細く曲がりくねった道で落石だらけ、落ち葉だらけ。自転車側に立てばクルマは我々を正面衝突によって殺す悪の塊だった。だが逆の立場で見れば、このつづら折りの道を音もなく猛スピードで出現するロードレーサーは恐怖の使者だろう。自転車が下ってきたら、と思うと怖くてアクセルを開けない。
  6. 海から頂点まで35分位で登っていたはず。計時点は「霧」というラブホテル前。牧ノ原台地はミルクのように濃い霧の名所なのだ。夜霧に濡れた蒲団がホテルの塀に引っかけられて干してある恐ろしげな光景を見たことがある。今日は蒲団はなし。天気は晴朗で尖った草が光っている。
  7. 10号線新道を下る。ロードなら70km/h前後で自動車とつるんで下る爽快な下り坂だ。「遠慮して左端を走ると抜きにかかるバカ車が危険だから真ん中を走れ。自転車はブレーキかけると吹っ飛ぶから追突回避のスペースを前の車の左側に確認して走れ」というのが一番わかりにくい教えだったらしい。
  8. スーパーの駐車場でエンジンを切ると、隣の車から大音量の「あーあー高校三年生」が聞こえてくる。舟木一夫と橋幸夫の区別がつかない自分だが、ワゴンRの中で歌詞カードを見ながら初老の男性が、スーパーで買ったばかりの高校三年生を硬い表情で聴いている。

Powered by t2b

2011年4月29日金曜日

2011-04-28

  1. 昨夜日帰りで都内に行って帰ってきた家内が「鹿児島は寒くてきつい」と言っている。都内の人は「南だから暑いでしょう」冬は「暖かいんでしょう」と言い張って、違うと説明しても絶対に納得しない。人は風評で強く縛られているもので、自らの身体で感じない限りその縛りを解くことは無理だ。
  2. @greenpal31 騙されていた振りをしていただけ、もたついたのは経済に聡かったからの行動、という指摘はまったくその通りだと感心しました。
  3. 本当に疲れたが今の役についてからまだ3週間しか経っていないことに絶望する…本を読む暇(いとま)のない教員というのは、皆にバカにされる役になった総理大臣のようなもので矛盾した存在である。明日からの連休中に読むべき論文を集めておかなかったことに気づいて改めて狼狽して絶望する。
  4. 「広報」の名のつくポストを増やしてスパムメールを流すのを「改善」と称するのはやめてほしいな。「私たちは暇人です」と世間様に大声で言っているのと同じだよ。しっかりして。(疲労がたまって苛ついている自分)
  5. いまだに道に迷っているような心境なので、こういう視点の記事を見ると確かに心がなごむ。「震災は消費者をこう変える(日経ビジネス)」 http://j.mp/jVzkEU
  6. 体験の共有が我々の心情の基盤にあるのだということしかわからない。歳時記に書き留められた共通の体験、被災した人と体験を共有できない自分を後ろめたく思う心。共有した体験を確認するための手段になっている我々の言葉。「言葉は(体験に比べ)無力」と歌う60年代のフォークソング。私小説。
  7. 般養の講義で聞いたK先生のタウマゼインの比喩を思い出した。「あのカール・レーヴィットの弟子のK先生?」「そう」太陽と魚の比喩。頭上の光の原因を確認したくて、恐怖と戦いながら水面上に跳ねてみた魚の話。「一瞬だけ、魚の目にぎらぎらとした太陽が飛び込んできたので魚は驚愕した」
  8. 「魚はすぐに水の中に落ちて、大喜びで仲間のいる深海に戻った」「それから仲間の魚たちに、自分が見た太陽の姿を語った」「この、仲間たちに大喜びで語った、という部分が一番大事で、美しいんだ」30年前の5月頃の講義室、いつもぼくは二階席の前の方で秋田出身の友人を待っていた。
  9. 改めて考えると、この時魚が語っている言葉は日本語ではないように思うのだ。「全ての魚たちはわれもわれもと水面上に飛び出した。そして目で見た太陽について語り合った」と書き換えると、これは「驚き」についての比喩でなくなり、「確認」や「協調」の精神を表す喩えになるから。
  10. 体験を共有している同じ仲間のはず、という意識が言葉でわかりあうための前提になっているから、「帰化しない人には言っても無駄」になるけれど、興味の対象はただ「直接体験」だけであって、勇気ある一匹の詩人の魚が語る「間接体験」には情報価値がないと見る視点は千年不変だから、仕方がない…
  11. 今回のように直接原発に近づけなければ、全ての情報は価値を失い、何も語らないことを目指した記者会見の発言も、悪意の学者の発言も善意の警告も「わけのわからないもの」「無駄」として混ぜあわされて放置されるのだ。
  12. 共感力に満ちているがゆえに共感が難しいやっかいなものからは距離をとってしまう、という遠慮の心、とでも言いましょうか…欧州にて日本人旅行者同士が相手を強く意識しながら無視する視線のような…
  13. @xtranoi 鏡の記事を見ましたが、知識のある記者ですね。それでもまだ自分には「平静」がどこから来るかわからないです。自分らがうまく説明できないだけかと反省することも。それよりHUの先生の話は面白く、特に日本でヘリオガバルスと言われる人の時代には全く無知だと知りました。

Powered by t2b

2011年4月28日木曜日

2011-04-27

  1. 武田先生のブログより、一人も記者がこない記者会見、これはまずいだろう…武田邦彦 (中部大学): 外人は来ない保安院・東電の会見 - http://goo.gl/vjrFh
  2. 急に夏の空気に入れ替わった。ツイードのジャケットだったのが一夜にして半袖シャツの陽気になる。林でカラスがハンバーガーの袋に頭を突っ込んでいる。寮の給水塔の上のテレビアンテナにもカラスがとまっている。
  3. この地域にはジャスミンを生け垣に這わせる家が多い。甘い野性的な匂いがすると夏が近いと感じていつもは気持が高ぶるのだが、3月以来消耗しているようで今朝はむしろ病的な熱感があった。正午から猛烈なスコール。街全体が洗車機に入ったようだ。

Powered by t2b

2011年4月27日水曜日

2011-04-26

  1. 20km圏内、人恋しい犬が尾を垂らして追ってくる、の記事、朝から凹む精神状態。人間というのは何様なのかと思う。人が死んでいるのに動物など心配するは言語道断などと宣う原発推進派(この期に及んで)の大学教員を見たが、根拠なき人間中心主義を唱えられる輩は脳が悪いようにしか見えないな。
  2. 自分も駄目人間だし、人間誰でも欠陥がある。脳が悪い学者がいても、欠陥を個性として受け入れる社会が望ましい。だが脳が悪いタイプは多くの場合、弱者排斥を「本音」という語とからめて唱えて、心の安定を得ようとしているようだ。自分が本当は被差別側にいるという事実を見るのが怖いのだろう。
  3. これがタカ派と言われる人の本当の姿だ。群れる性質があるから多分タカより鳩に近い感じだが。神経質で弱そうだな、とは思うが、鳥たちは怖くなると標的を探して攻撃したり、武器を持ったりする。だからこちらにも備えがいる。ミサイルのパレード風でない構え、というか。
  4. 望ましい方法というのは相手が気づかないうちに無力化しているような感じ、殺されている相手が自分が死んでいることに気づかないような殺し方、とでも言いましょうか。あるいは相手を幸せにして無害化するような感じか。強気の外交や政治というものはこういうものでしょう。シビアで冷たい方法。
  5. 珍太郎さんが言う、「資源のない我が国が原子力なしでどうしようってんだ」、大昔からのワンフレーズの繰り返しだ。自分も何度も言ったが、「同じ発言を繰り返す被疑者は嘘をついている、見破られる恐れから同じ台詞にすがりつくのだ。もっと圧力をかけて自白させろ!」とStasiの方法。
  6. 活断層の国、造山運動の国、津波の国で現在の技術での原子力発電が可能と信じるのは空想社会主義の類だと思っている。国の行く末を考えるならもっとシビアに現実主義にならないと、というのが最近の自分の口癖に。シビアなロードマップを作って駄目なものを停止させながら新技術に投資してほしい。
  7. 「台風みてえなもんなんだよ、頭を低くして我慢してれば、今まで通りのままでいくんだよ」と珍さんほどの歳になれば言いたくなる気持もわかるが、現実はそんなに甘くないんだ。

Powered by t2b

2011年4月25日月曜日

2011-04-24

  1. 今朝は二つ映像を見た。一つは偶々食事中に流れたNHK衛星の外国ニュースだ。ベンガジのニュースでマルクス主義者という政党の名を聞く。オーストラリアのニュースは始めて見た。彼らは自分たちをアジアの一員と位置づけていて情報収集に余念がない。こちとらから見るとあんた誰的違和感があるが。
  2. ドイツARDで見る東京の反原発デモ、ごく僅かの参加者が雨に濡れている映像、我々が完全に見慣れている映像。いつも感じる軽い焦りと諦めの感情は一体何なのだろう。外国の文学は読まれない。翻訳出版点数は小さな韓国に抜かれたとか抜かれるとかの話を去年聞いた。
  3. 都内の書店を歩いては地方では見ることのできないそれらしいものを探して、職場の図書館に置いてもらうよう頼むのが去年までの仕事の一つ。だが大量に積み上げられた美しい背表紙の書籍のほとんどが、人間を捨ててロボットになるための啓蒙書だと見立てると、確かに息苦しいな、かなり。
  4. 都内に戻るのも楽しくないかもと考えることがある。東京の友人にこれを言うと絶対信じないで反論してくるが、首都圏の食べ物は本当にひどいのだ。だが物を書いたり写真を撮ったりするのには関東は対象に事欠かない。田舎は運転できなくなった時点で人間を終えなければならないから無理か。
  5. @greenpal31 山を取り囲むように祠があり、祠群は空港近くの天皇陵まで延びているらしいです。蛭児神社から大隅国府方面にかけてが「なげきの杜」だと書いてあります。また二つの神社の中間にあった寺は明治期に完全破壊され、本当に何も残っていないという意味で見どころがあります。
  6. そう言えば昨日奈気木の杜を歩いて写真を撮っている時に、フランクフルトで調達した朗読CD「哲学をすると人生が良くなる」を聞いていて、タイトル同様楽しい内容だったのだ。名によりも存在論としての哲学がかの地でまだ生きている気配なのが嬉しい。
  7. 始まり、を根拠づけようとする延々とした議論。楽しい。「人間は知る必要のないことまでも知ろうとして問いを立てる存在」、その通りだ。人は生まれてきた意味を確認しながら生きようとする、誰でも。歌詠みはどこに流されて草になっても歌さえ詠めば存在できる。
  8. 猫だって生まれてきた意味を確認しながら今、眠っているじゃないか、と自分は考えてしまう。そうでなければ「頭をなでてくれ」と彼らが言いに来るわけはない。人を呼ぶわけはない。この認識の違いが、結局問題なのでは、と思う。
  9. 驚いた、気になって少し調べたのだが、昨日土木の人たちが肉を焼いていた東屋は「神代聖跡高千穂宮跡」としてHPに紹介されている場所だった。高千穂の宮殿跡で肉を焼く、という川柳だか狂句だかが一句できた。
  10. 夜10時、図書館脇の樟の森でカラスたちがずっと喧嘩をしている。卵を温めている雌が戦っているのだろうか。この近くの人間界では不気味にもインフルエンザが密かに流行っている。嘔吐下痢の人も結構いる。と書いているうちに急に声がやんだ。急に静かというのも不気味。大丈夫か、カラス。
  11. 守衛さんに挨拶して部屋に戻ると、仕事机のMacの画面がスライドショーになっていた。まだ幼稚園の娘が田舎の遊園地の遊具で空を飛んでいる写真。南国の紫外線にひび割れたプラスチックの椅子を鎖で吊ってぐるぐる回すだけの乗り物。そういえば娘はこれが好きで何度も何度も繰り返し乗っていた。
  12. 錆びた鎖が切れてどっかに飛んでいったらどうするんだ、などと子供は考えない。大人が作ったものだから大丈夫だと信じている。だから絶対に壊れないものを作らなければならなかったのだ。そんなことを思ってこれから1時頃まで特別な仕事だが、頑張っても免責されない。
  13. 娘は父親が子供を捨てて仕事に逃げていると思っているから、もう言うことは聞かない。この写真は懐かしいな。だが胸が痛むからエディタをいじったりの機械的な作業をしながら同僚を待とう。

Powered by t2b

2011年4月24日日曜日

2011-04-23

  1. 久しぶりに降った雨で土が濡れていた。素手のまま細かい雑草を抜いていった。イチゴがとんでもない場所にまで広がっていた。爪に泥が入って洗っても取れない。水を張って暫く掌を浸した。
  2. 明るい朝だが、真夜中のドイツのラジオを聴いている。真夜中の放送なのに人文系・科学系さまざまな学者が出てくる。「紙のない人」という言葉を知った。普通の病院に行けない人。それを助けようとしている人の低く響く声を聞いた。
  3. 時計は真昼を指しているのに、ラジオ放送の瞑想的な空気が耳から入ってくる。野豚はこんなに頻繁に路上に現れるのか。Temperaturänderungという言葉が美しい。五十を過ぎて失明した男性。カダフィが大量のサリンをため込んで試していたという報告。
  4. 複数形だから「紙のない人」はやり過ぎだった…。「身分証明書のない人生」が正確でした。ザールブリュッケンは今のかみさんと二人で自分が最初に踏んだドイツの地だ。今、この世にいる人が誰一人として思ってもいないことを自分は思っている。一つとして同じでない決して繰り返さない人生について。
  5. 一刻も早く衆院を解散してほしいな。もう田舎町でもそこいら中衆院議員の事務所だらけで準備されているよ。浜岡をすぐに止めると言える勇気のある人に投票するつもり。だが勇気の問題ではなく品位の問題か。そのような人が居ないというのが我々の絶望。自分で立候補でもするか。
  6. canonに電話して「返品の相談は受けられない、それは代理店がする」の一言に憤慨してしまって、大人げなくもねちねちと「その方針は非倫理的だ」とねちねち論じてしまった。サービスtelの若者を責めても何も出てこない仕組みになっているのはよく承知しているのだが、
  7. 「上にきいてみる」と言われれば「じゃあ上に言ってみろ」となる。「やはり上は窓口はないと言ってます」わからない知りません、と言って門前払いすることを「毅然とした危機管理」などといつの日から日本の企業は言ってのけるようになった。そして非正規雇用者と「協力企業」から搾る。
  8. 欧州資本がアフリカや中南米のコーヒーやカカオのおじさんから生き血を静かに絞る仕組みを猿まねして「グローバル化した」などとくだらないプレゼンをしている奴がいるのだろう。窓口の有能な青年に「できませんとだけ言え、書面は出さないと言え」と強要するマネージメントは日本的ではない。
  9. 80年代の資生堂に勤めていたドイツ人女性のインタビューを一時授業に使っていたことがある。日欧の経営手法比較を研究していた彼女は、「日本の強みは各職員に自主裁量権を認める柔軟性にある、ドイツ企業はそれができない」と語る。日本が自信に溢れていた時代。
  10. 「規約には確かに書いてありますが私の権限でやらせますから来てください」と言った鹿児島のカシオのTさんのような人はいなくなってしまったのか。高度な教育を受けた若い人に「ロボットにならなければクビを切る」と脅している奴は誰なのか。
  11. 構造問題が見えない中途半端な国際派が「欧米では当たり前です」とほらを吹いて、我が国の強みであったフレキシビリティーと平等を潰していった結果の姿。猿まねの国になって、守るべき知財などさしてない、むしろ焦って作らなければならないのに、「知財保護」と念仏を唱える勘違いだ。
  12. 復興のために自分も今生かされている小さな場所で努力していくことになるが、我が国の本当の現実を「みんな」は見ていますか。古い成功体験だけが語られ、その成功の根拠であった強みを売り払ってしまったのに、「強い国のはず」という根拠なき妄想に囚われているのではありませんか。
  13. 技術立国という時の技術とは具体的に何ですか。と質問すると律義な白衣の人は真面目に具体的にナノ某とか名指ししてくるが、その囚われも「夢」に囚われる姿にも見え、怖い。技術も智慧の一種であるならばフローであり変身する柔軟性にこそ力の源があるのでは?
  14. もし我が国がこの柔軟性という概念をまだ理解していて、自らの強みだと自覚できているのならば浜岡原発を停めるはずだ。停められないのならば船全体が沈むだけだろう。Canonが既に所持していると恥ずかしい奴隷主義者の目印になったのと同様、日本は恥ずかしい汚染の記号になるだけだろう。
  15. フレキシビリティーのことを考えていて、ドイツ語のzartもろい、zärtlich細やか、が連想され、リルケのオルフォイスを読み直そうと探したらこの頁に出くわす。このマリアの詩も美しく思えたので。Toward the Sea : リルケ  http://bit.ly/hVaXS9
  16. 実は今13時50分なのだが、赤ワインとビールで既に酔っているのだ。全く以て柔軟性に満ちた生活態度である。運転はできないので、シャツのアイロンがけをしたら歩いて温泉街まで行って入浴し、その後酔いざましの歩きで研究室にでかけてやり残しの仕事と片づけよう。
  17. 実は今13時50分なのだが、赤ワインとビールで既に酔っているのだ。全く以て柔軟性に満ちた生活態度である。運転はできないので、シャツのアイロンがけをしたら歩いて温泉街まで行って入浴し、その後酔いざましの歩きで研究室にでかけてやり残しの仕事を片づけよう。
  18. テキスト全体を読もうと高揚して意気込んだが、「オルフォイスの果実のトリオ」という語を見て出かけることにした。ラジオで聴いた失明した人の「全てを知る必要はなく目の前の領域に生きる」という話につながる果物のトリオ。ワインから猫相手に芋正中に移行している。もう出かけないと。
  19. 緑の枝の明るさを写したかったのだがどうしてもうまくいかない。五時のサイレンが鳴り、巫女のアルバイトの女の子たちが歩いていく。袴のオレンジとも赤とも言えない色は中国にはないものだ。zaertlichなので細かいことが目に刺さって仕方がない。
  20. 満開のツツジ、夕陽の逆光だったが炎群なる真昼、というイメージを思い出して写真に撮ろうとしていたところ遠くから名前を呼ばれた。バーベキューの匂いがすると感じていたのだが、土木科の某研究室が酒盛りをしていたのだ。蛭児神社と石體神社の間の小川のほとり。
  21. 土木のリッチ研究室の一群と別れて温泉街まで降りた。濃い紫の菖蒲が大量に咲いている一角があった。花札の色とは違う。あれは色の再現ができないと覚悟しての様式表現。カメラも効かない。生の色を残すという単純なことができないことに気づいて少し嬉しくなった。

Powered by t2b

2011年4月23日土曜日

2011-04-22

  1. unixのサーバに.forwardのファイルをおいて職場のメールをGmailの某アカウントに送り込むやり方を教わり、早速実施、本当は外で読んでいるのに仕事場にいるような振りをしてメールを送り返すことが可能になったのだ。もっと早くこうしておけば良かった、なんて便利なんだ…
  2. つい嬉しくなって不適切なことを書いたかも知れない。

Powered by t2b

2011年4月21日木曜日

2011-04-20

  1. 設置したばかりのWifi接続したプリンタが、突然「通信エラー」とやらで印刷できなくなった。勿論Winマシンと直結してあるので、別経路での印刷はできるのだが、原因を調べたところ4月18日のプリンタドライバの更新が怪しい。
  2. これから長きに渡って高額の「インクカートリッジ税」を収め続ける自分には文句を言う権利があるはずだ。下らないアップデートで失われた45分を返してほしい。不快なのはこのC社が他社製品への「接続禁止」を「知財の保護」などと称して訴訟で弱小企業をいじめていることだ。
  3. 価値ある「知財」を守る行為ではなくてビジネスモデルを侵害されないため、と正直に言ってほしい。「インクカートリッジに穴を空けられたらたまらん」というのと「知財」は別の話だ。くだらない話題にこだわるのは「口先だけの大仰な表現」も政府の「大本営発表」も同質に思えるからだ。
  4. @xtranoi 「Wifiなので置き場所自由!」なんて謳い過ぎですね。振り回されるこちらは損害賠償したい気分。悪気はないが結局できなくて「できます詐欺」になってしまう我が国と、「どうせオレはできないからやらないで帰る」のドイツ流サービスと、真逆過ぎて絶句するばかりです…
  5. 総理がまたネタに…震災で原子炉破滅中なのに馬鹿番組で笑う馬鹿な日本人、という指摘があるが、普通すべてをネタにする馬鹿テレビで津波をネタにしないことを日本人は笑いながら確認している。単細胞の欧州人はそこがわからない。: 試食会場へ向かう首相 http://bit.ly/ey6rTV
  6. 語られたことと語られなかったことを照らし合わせてコミュニケーションする我々と、語られたことだけで判断するルールの人たちとは分かりあえない。ルールが違うのだから。自分は空白を読むことのできない欧州流の単細胞が鼻につくが、「わかってくれているはず」と油断する日本流も甘いと思う。

Powered by t2b

2011年4月20日水曜日

2011-04-19

  1. 色々ありすぎるとは思う。大変だとはわかるが、秋以降の米があるのかどうかと、浜岡原発を止める手だてをすぐにしない理由については、命を懸けている菅さんには答える義務があるようには思う。浜岡が福島化したら菅さんは命を絶つと言っているのだから、それは辛い。早く答えた方がいい。
  2. 「命を懸けますから私にやらせてください」と言う人がいる。やらせるから賭けた命がどのようなものか見せてください、と言いつつも、危機にて働くリアリストは黙って動いて黙って死んでいくことを自分は知っている。危機下で命という語を使う人ほど信じられない人はいない。
  3. 自分は既に沢山の詩を通して数多の夢を見させてもらったので、死ぬ時はリアルに死ぬ運命であるべきとは分かっている。まだ残務がいろいろあって、周りに若い人たちもいるので、この10数年の間にもう少しふくらみのあるリアルな何かを残していけそうな気がする。汚染下でも。

Powered by t2b

2011年4月19日火曜日

2011-04-18

  1. エネルギー効率をコスト計算して、再生可能エネルギーが「無理」と印象づけようとしている学者の論文。原子力には事故処理のコストも入れなければならいことを思い知らされた、というのが今回である。そのことをさっさと忘れて事故前の論調をだらだら日経が流しはじめていることが信じがたい。
  2. クレーン車が小学生たちをたくさん踏みつぶした事故。駆けつける親たち、ぼう然と立ち尽くす人々。虐待と並んで辛いタイプのニュース。晴天、強風、砂塵で窓の外が黄色い、窓を開くとせきこむ。

Powered by t2b

2011年4月17日日曜日

2011-04-16

  1. タイヨウのうた、という映画をレンタルしてしまう。予告編の長回しの海辺の街の風景を見て涙が出てきたので。電信柱と電線の美しい絡まり合いの下を、ミニバイクに乗って男の子がやって来る。悪魔に魅入られるように海辺の町に心惹かれる。
  2. 父親に電話したが、今日の地震はそこそこ大きかったらしく、酔ったのかろれつが回らない。銚子のみりん干しに確認したところ、冬1月迄に作ったものを年内売るので大丈夫と言われたから送る、とか言っている。
  3. 太平洋の骨付き小魚が大好物なのだ。自分も横須賀時代はタタミイワシで育てられた。今は九州にいてガランツなどの代替品があるが、父から太平洋の魚の骨をとったらどうなってしまうのだろう。
  4. 「今年からは魚の骨には気をつけた方がいいから」と言うべきか迷い、次の機会にすることにした。もう81なのだ。好きなものを食べて、好きに暮らしていい頃である。東電の清水社長は若い。男が歳を取っても若い場合、気をつけないといけない。
  5. ここで言う「若い」というのは見かけではなく発言の内容である。そう言えば自分が全く評価していない前原君が菅降ろしに加わるための探信音を打っていると聞いた。政治的局面でソナーを使うのは自分の手法なので複雑な心境である。
  6. このアクティブソナーを私生活でも使う力量があったら、どんなによかっただろうかと、軽い後悔の念がある。いや、やはり家で探信音は使うのは卑怯かも。どうしたらいいんだ。
  7. 清水さんの発言内容が若いという意味は、大人の質問に対して「別に」「普通です」「微妙」「(元気よい声で)わかりませーん」などという言い方は、いい歳をした大人がするべきではない、という意味です。
  8. 確かに不気味すぎるが、拘った短編を一気に作るが疲れてしまい、長編の構想力がない伝統だろうか。 RT@kay_shixima: TVがすっかり通常モードに戻っている事に強烈な違和感。

Powered by t2b

2011年4月16日土曜日

2011-04-15

  1. 福島(以外も)の子供たちを無償で疎開させることはできないものか。九州の自治体や家庭で半年程度ならば可能に思えるのだが。子供の一人でもある枝野君ならこの質問に答えてくれるはずだ。菅さんはもう現実世界の人ではないから黙っていてくれていい。以上。
  2. 大川小学校の報告を再び見て、かなり苛立ったが、落ち着くために寝ないと。怒りの妄想のついでに、原発プラントをホバークラフト的に常時地表から浮かしつづけて稼働する技術は不可能なのか、と呟いて寝ることにしよう。
  3. 寝たはずなのに復活して、mixiアカウント削除を報告する。八つ当たりだが鎮魂と節電のために。
  4. 頭が混乱しているのかな。休憩しよう。仕事の話だが、今まで使ってきた材料話題資料、今まで培ってきた方法の全てが一瞬で命を失い、使えなくなった。命を感じなくても生きていけるタイプの人もいることは薄々気づいているが、自分はそのタイプではない。いや、皆、この膨大な喪失に耐えているのか。
  5. 黙って、RTかな、ため息とともに。 「子どもは半分」、文科相否定=原子力安全委員表明の被ばく量: http://goo.gl/1ckPV
  6. 近隣では結構格式のあるところで職場の会合、何年か振りにここの温泉に入った、と感慨にふける。15年も済んでいると十分な量の思い出がすでにできている。すべての思い出は哀しい、などと感じるのは既に老人性鬱が始まっている兆候に過ぎないのだろうか。
  7. それにしても泉質が素晴らしく、何時間でも浸かっていたいお湯だ。それなのに気が張っていて疲れが取れない。
  8. 運転中、世界が全く変ってしまって見える。心が変ってしまい、もう2ヶ月前に戻ることは決してない。人は心を共有しあい、その心が世界に働きかけ、世界の変化が心を変えているとつくづく思う。物と精神を分けたり、外部と内部は違うと思ったり、自分はかつて何と不自然な考え方をしていたのだろう。
  9. 雨上がりの夜でオレンジ色の街灯。ジェームズ・ブラントのbeautiful dawnが流れてきたときに、先月meersburgの路上で会った人に手紙を書かなければ、と思い出した。その曲は調べてみたらhighというタイトルだった。
  10. 歌詞を読むとよかったので端末に流し込む。寝床でじっくり吟味するために。だが曲宣用動画に驚く。本人が砂漠に埋められ首だけ出している。我々にはこの状況だと海水が来て溺死する、という根本イメージがあるが、砂漠なので何か虫が顔の前を歩いている。
  11. これほどいい詩を書く人が何故このような映像を作ってしまうのか。得体が知れない。これは笑わそうとしているビデオなのだろうか。全くわからない。夜明けとは全く違う灼熱の太陽だ。Bluntという人が変人であることだけは間違いなさそうだが…

Powered by t2b

2011年4月15日金曜日

2011-04-14

  1. 「今反核のデモ行進にみんなが参加すれば、菜の花革命が起こって日本のみんなが救われるのに」という趣旨の発言にどこか傷ついてしまい、ロボットが投げ組んでくるメールを、ゴミ箱ではないがある箱にそっと入れて見えなくするように、設定をそっと変えた。
  2. デモの趣旨には賛成だし停められるものは停めるべき。すぐに。だがやはり何かが微妙に、決定的に違う。本当の解決策を求めることと、寄り添って支え合うことを求めることの違い、というか…この二種類の脳は決してわかりあえない、と考えてまたぐったり疲れたが。
  3. そう、この人は「素朴な日本人」を啓蒙以前の現地人のように見ているのだ。自分は彼らが素朴に喋るが素朴ではないと知っている。予想される最大余震によるとどめの話とか、全国民の途方もない予想被曝量の話とか、つい返信しようとしたが大人げないと思い直した。わかるまで説明できる時間が今ない。
  4. そこに「啓蒙の上から目線」を見る自分の目は冷たい。身もふたもない。反省しないと。しかし、この目を取り外すこともできない。今度会ったときにゆっくり話す。だがそんな日が来るのかどうかも、本当はわからないのが現状である。今朝も中学生がはーはーと息を切らして自転車で学校に向かっていた。
Powered by t2b

2011年4月14日木曜日

2011-04-13

  1. 樟やヤシに囲まれたグラウンドを早朝歩くことが多くなった。この時間帯のことは知らなかった。スポーツをしている人たちが、結構朝早くから何かの練習をしている。真夏にはどれくらいの気温になるのかもわからない。夏が来るのが少しだけ楽しみである。
  2. 接している若い人たちが、びしっとして真っすぐなのに気づかされる。自分も含めた昔の若者の反抗や怠惰があまりない。気持のいい彼らがかわいくてならない。だが少し胸も痛む。戦争を経験した世代の人から、その時代は戦後より芯が通っていて清潔だった、とよく聞かされたから。今、戦時中なのだ。
  3. 中国の国立博物館、ベルリン、ミュンヘン、ドレスデンから運んだ啓蒙主事時代の美術展のニュースをみんなと見る。反応が楽しかった。陶磁器の解説で当時の中華文化の優越性を気持ちよさげに語る中国の人を見る。もしこの会話に加わっていたならば印象派や古典現代と日本文化の関係をすかさず…
  4. …語れるようになってほしい、と言う。持論なので。でも何故北京で自由と民主主義、男女平等のフランス革命時代の文化コラボレーションが展開されているのかは語らなかった。それでも既に喋りすぎたくらいだったので。
  5. もしかしたらもう来ないのかも知れないと思っていた、春が来ている。新しい世界、希望、新鮮な広がりの予感…今年からこれらはもう、やってこないと思っていたのに。
  6. 「自分は正しい」といくら喋ってみたところで、死んでしまった人が戻ってくるわけではない。いい加減にしっかりしてほしい。「私は正しくない」と言う人だけが、戦場で働いてくれる。
  7. 酔った勢いでspiegelを見ると原発関係なし。少し寂しいと思ったが、なんと上の方に趣味人向けとおぼしきリンクのボタンがあった。事実を並べて変なコメントが付着すると詭弁めくが、データはデータなのでコメントなしの場合はドイツ人の報道は役に立つ。
  8. このSpiegelにある椎茸と枝野のことや、与謝野が今日「年末までに景気は上向く」という呪文を吐いたことなどは知らなかった。本当のことを外国の人に教えてもらうという屈辱…
  9. この空気感の中で、大本営発表の嘘臭い楽観論の呪文を吐き出すと呪いの呪文に聞こえてくる、ということに何故気がつかないのか。疫病神には静かにしてもらうのが一番だと思う。K首相やY大臣は動かず語らず囲碁将棋の類いに専念してもらう方が希望に近づける気がする。
  10. そう、違う、何かが違うということだけがわかっているRT@asahipress_2hen: 共同通信配信の、森達也さんの「手が回らないのではない。回さないのです」と言った石巻の医師のこと、子どもの遺体を捜す母親たちと信濃毎日 http://twitpic.com/4kdm8e

Powered by t2b

2011年4月13日水曜日

2011-04-12

  1. ゴミステーションに袋を放り出してから、朝焼けの道をやや急ぎ目に運転した。サザンall starsが流れてきた。海という言葉も、稲村ケ崎という言葉も、意味が変ってしまった。

Powered by t2b

2011年4月12日火曜日

2011-04-11

  1. 14時46分に黙祷、だった。犠牲になった方のために祈るのは当然と思ったが、犠牲者は今も増え続けていること、まだ戦中であって戦後にならないことを思う。黙祷しながらひっきりなしに走り続けている状態というものを経験した人はいないはずだ。
  2. 自然の災厄に「意思」を感じ取るのが小さな人間の自然な性だと思う。この感覚は現代人は忘れたと思っていたが、やむ気配もない災厄の連続によって古い感覚が呼び覚まされてくるようだ。そんなはずはないと頭ではわかっていても、自然の明確な意思を感じてしまう。「とどめを刺しに来たんだ」とか。
  3. 大量の遺体を検死している人たちの記事が一番辛い。我慢してでも読もうとするのは、判断を誤らないようにするべきだと無意識が言っているからだと思う。
  4. 現場に立つと言葉を失う。遠く離れて距離をとると語れるようになる。言葉を失う現場にいる人の方を尊ぶことが当然だと、いつも思っている。だから、語りすぎてはいけない、言葉を失っている人の気持がわからなくなるから、と常に自分に戒めておくべきだったのだろう。

Powered by t2b

2011年4月11日月曜日

2011-04-10

  1. 目の前を横切っている黄色い橋も、濡れた枝や遠い看板も、五年前の自分たちを記憶していて犬のように無邪気に話しかけてくる。ベンチに顔の黒い男の人がいて、針金細工を作るように指先を動かしている。
  2. 自分が消えた後も記憶は舗道に染み込んで残る。言葉と身体を失ってしまったので、取り出せないだけだ。また、誰も取り出そうなどと思いつくことはできない。多分駄目だろう、こんなことを考えるということが。
  3. 次に市内に行くときにサイレントギターを買おう。もう、我慢ができないな。西駅に売っていたはずだ。
  4. ルターの、言葉による革命、というのは単純に間違えているような気がする。行いが済んだ後では、行いを体験出来なかった人は目で見たことを言葉へと翻訳した。言葉の力が強いように見えるとするならば、その事情を反映しているだけ。しかしこの美しい誤りにどこまでもついて行きたい。

Powered by t2b

2011年4月10日日曜日

2011-04-09

  1. 事務室の入り口に「さすまた」が置いてある。使い方を書いた写真が張ってある。何年かたつうちに存在することすら意識の端に浮かばなくなってしまったさすまた。使う練習をするべきでは、とふと思うが、「備えておくとかえって不審者をよびこむことになる」という心理が我々の心にありはしないか。

Powered by t2b

2011年4月9日土曜日

2011-04-08

  1. 言葉に憑依して盲信する精神を遠くから冷徹に見守る自分は冷たく見えるだろう。自分は言霊を信じることができない、という意味で日本的な「みんな」から遠く離れてしまっている。そもそも事実に根ざす方法が正しいという根拠もあまりない。
  2. 違う話だが鹿児島の人は雨でもあまり傘を差さない。放射能の雨の中を自分の第2の子供たちが赤いビブスを濡らして走っていた。ビニール傘の骨が折れていたので自分も差すのが恥ずかしくなってきた。グラウンドの土は程よく湿り気を含んで真っ黒になった。
  3. 財界人が東電をひたすら擁護したり、この期に及んで総理大臣が保身のために官僚更迭などに邁進しているらしい。甘い言動が極まると日本人には無理だから全部外国に売ってしまえ、という乱暴なイメージに囚われるな。ブレたことになってしまうが。これが売国の人の心理なのか?
  4. まあ、バッシングになってはいけないから。それでも、全世界に汚染をまき散らしているのだ。国の中にいる限りは頬被りしていられるけれど、国の外に出れば恥ずかしくて歩けない気分になってしまうかも。
  5. 心配していた問題の記事があった。この人たちは命を落とさずにすんでよかった。 「津波避難所、立ち入り拒んだ男女は市職員」 : http://t.co/PRfjcIq via@yomiuri_online
  6. 「橋が流されそうなのでここに逃げた」と言ったら「あなたたちの避難所は川の向うなので橋を渡っていきなさい」と言われかねない場所に家がある。去年市に文言修正を求めたが、無視されていたら強く言わないと。避難をスポーツ行事における下々の誘導、程度に捉えているらしいのだ。
  7. 昨日の余震がひどかったと改めて知った。気の毒なことこの上ない。だがこちら側のプレートが壊れはじめれば同じ状況になるのだ。そして東通原発が停電してディーゼルのみになったと聞いた。もう一発来て、その自家発電機が壊れれば福島と同じことになるという状況とは…危機感覚がマヒしてしまった…
  8. そしてこの期に及んでも「原発は安全です」と繰り返している中国電力の社長を見た。呪文をリフレインしているようだ。旧東独Stasiの尋問のシーンで「同じ発言を繰り返す被疑者は嘘をついている。発覚するのを恐れるため一つの言葉にすがりつくのだ」と大尉がレクチャーする場面を映画で見た。
  9. @xtranoi 技術系の方達は特に「英語はツール」で、わかってもらえないのは語学力がないため、という言い方を好む気がします。技術内容に自負があるのか。それはそれでいいですが。が、外国語で話す時には日本人の発想自体を捨てることが求められる…と言っても、何故か分かってもらえない…
  10. @xtranoi 「直ちに害はない」を「必ず害がある」という言い方にするまで先方は理解しないのに。「言外に言う発想自体が現実逃避だ」と批難する相手は、「あや」などもっての外で、言葉ではなく「あなたの心」は間違いです、と主張しているのに…失礼しました、結局愚痴です。
  11. @xtranoi 息子は田舎の中学に過ぎませんが、自分はとても嬉しく、火宅にありながらもこの点は仕合せです。しかし音楽で全ドイツ、というのは凄いのではないでしょうか。世界の頂点を争う、ということですから。本当に楽しみですね。
  12. 先方が「この甘さ」を突いてくるからそれを捨ててくれ、と言っても平然と退ける人に限って「英語はツール」に「所詮」という語まで付け足す。無限ループからは抜けられない?ツールさえ身に付ければ大丈夫、という甘さ。ツールの向こう側にある「内容」に疑問符がつけられていることを見ない甘さ。
  13. 忘れていた、地デジ用のレグザを設置配線する時間が全くなかったし、これからもない。プリンタの設置だけで訳の分からないことになっている。ゴミ袋も捨てられない。今日からC社にインク税を払っていくのだが仕方がない。口癖の、仕方がない、だ。
  14. @xtranoi 品性がない言葉が恥ずかしいです。ドイツにいてこれらの記事を見せられていたらずっと辛いのではと拝察します。Spiegel的啓蒙の弁証法はつばを吐くドイツの中では必要で正しいのだと思います。でもこんなものまで輸出する気かと、かっとなってしまって…

Powered by t2b

2011年4月8日金曜日

2011-04-07

  1. 漁業への風評被害と省は言うのだが、本来であればいわれのない噂で理不尽な被害を受けることを指すのでは?今回は調査して安全だと数値を公にしていないのだから、誰も魚を買わないだろう。被害者は汚染された魚を食べさせられる方なのに。
  2. 朝木立に座ってラジオ体操を遠くから眺めている男の人がいた。二時間年休を取って息子の入学式に出た。八六水害で氾濫した川のほとりに学校がある。笑い顔を親から隠そうとして行進している息子は今日生きている。
  3. 半醒半睡で離任の挨拶をしている夢を見た。不言実行を有言実行という無責任な言い方に代えたのは誰だろうか。「何かを言えば実現したことになる」「言葉は実現する」という甘い言霊思想を加速して無責任時代に突入した。言霊を信じない自分は近々辞任する可能性はないと考えている。
  4. 花輪線沿線でステージレースをした2年前の夏に、昼日中、岩手から秋田にかけて草原と森を暴風が吹いていた。東からの明るい風は寒く、綿帽子が舞っていた。「セシウムが桃色に飛び交って…」と宮沢賢治であれば書くだろうか。20世紀初頭、世界同時多発的モダニズム。

Powered by t2b

2011年4月7日木曜日

2011-04-06

  1. 記念のために髪を切っておこう、ということでした、物や言葉や息には魂が宿っている。古すぎるけれど。
  2. A先生に明日すぐ電話して五年前に切り崩された根拠を確認しておかないと、件の15名に責任をとらせて切る措置は成功しない。
  3. 枝野「当面は健康が損なわれることはない」レベルの汚染水の放出、と言うならいつまでが当面かを言わないと。
  4. 条約の文言解釈の問題ではないから、被爆水の放出は決して許されないでしょう。もしかしたら永遠に。
  5. この期に及んでも甘い。「議論をした上で結論を出すのが常識」と言ったが、「結論を先に出してから、その後で議論しないと間に合わない」と言い張るばかり。多分原発もそうやって作ってしまったのでは?
  6. 「必要だから」の結論ありきで、「あとはこの結論に合うように作文してください、さようなら」という風に。自分がもしこの問題で負ければ、日本は結局これだけのことをしてしまったのに変る意思がない、という証明になってしまう。毎日、毎時間、決定的なことがいろいろある。そういうものである。
  7. 今日は放射性物質がこのあたりに届くという予報だったが、全く余裕がなく忘れていた。桜の花を見る余裕なのある人がいた。咲いているのに気づいたが、愛でる余裕がなく見ていない。午後、散りはじめていることには気づいた。
  8. @xtranoi 不快なTWで不快な思いをさせ申し訳なく思っています。感情的な言葉というのは弱さの現れでもあり不徳を恥じるところです。けれどもSpiegelを事実をちりばめた嘘と見る自分の意識は自分の問題意識の核に触れるものなので、記者を許すことはこの先もないと思います。
  9. @xtranoi 甘い同胞のために、自分はこのような人と戦うために生まれてきました。ですので、類似のTWはあると思います。変な話ですが何故か胸が痛むので、あらかじめお詫びをしておきます。
  10. 世界中に迷惑をまき散らしている事実はすさまじいものなのだ。だからどうあがこうと必敗なのだが、我々のことを乗せてくれる勝馬もないだろう。本音である悲観論についてはますます、一日一日と濃くなるばかり…

Powered by t2b

2011年4月6日水曜日

2011-04-05

  1. 午前中、あまりにも完全な挨拶を聴いて感銘を受け、午后の自分の原稿に慌てて手直ししたが、あまり良くはならなかった。この世は果てしがなく奥が深く、自分は入り口のところで砂にまみれているだけだ。
  2. 夜遅くまで学校にいた。家で仮眠のような眠りの後で夜明後、また学校に走っていく予定。夜はオーストラリアに行っていた英語の先生にルフトハンザの対応を聞かされる。バックデータで確認していない。報道の仕方の話になる。何故、他国の報道に反発して変に愛国的になってしまうのか、など。
  3. 多分、国境線とういものは物理的なものではないが必ずあって、決して織り姫と彦星は出会うことはあってもわかりあうことはない。話せば気持ちは伝わっても、理解することはできない。だが理解は期待できなくても、話すことをやめるべきではないのかな、とは思う。
  4. 外国語を学ぶのは分かりあうためでは本当はなくて、国境線を確認するための行為かとも思う。理解しない人たちに、苛立つのは自分の見識がないだけで、返信や見返りが期待されなくても、語ることを語るべきだとうこと、だけはわかる。
  5. 神経が高ぶりすぎているが、寝ないとならないので、小鹿を飲んで寝よう。少しだけ。
  6. ソメイヨシノが花が満開になっていることに気がつかなかった。それだけ余裕がなく、小さな器の容量が一杯になっていたのだと思う。情けないことだ。目をつぶるとカラスがしきりに鳴きはじめた。情けないことである。
  7. 果てしなく時間がかかるだろう検証作業だが、できれば裁判で明らかにして欲しい。将来の自分用にメモを失礼します。福島第1原発:東電、ベント着手遅れ 首相「おれが話す」(毎日新聞) http://t.co/2fxS5jU via@mainichijpnews
  8. 泣きじゃくる園児、崖を登る、の話もRTしようとして無駄だと気づいた。そのうちにリンクが切れてしまうはず。PDFにしてためる場を作る。切り貼りのスクラップブックは世界を作り直したいという箱庭療法のようなものなのだろう。いろいろやってみたが、とてもではないが希望の手がかりすらない。
  9. 今まで動揺してこれらの記事を保存することができなかったから、一歩前進したのか。後退したのか。いずれにせよ感情の容量が小さいことは、情けないことである。
  10. @oedipa_49 庭の中の庭、は確かに私もしていましたね。遥か昔ですが。3月以降世界が変りすぎて狼狽しているからこんなことを書いてしまったのだと思います。
  11. 小沢事件をスルーした立花隆か。自分も外人なのだからせいぜいその程度くらいしか見えていないのだろう。粛々と事実を記録しておこう。近代の150年の歴史がはっきりと終わったのだ。
  12. キャノンのプリンタが致命傷を受けたようだ。11年使った。部品の一部を切り落としてから火葬場に送ろうと思う。さようなら、クレーガー君。

Powered by t2b

2011年4月4日月曜日

2011-04-03

  1. 好意だからありがたいのだが、ドイツ製ポンプ車というのはポイントがずれているんだって。怒濤のように水を撒く、という単純な世界じゃないんだって。
  2. 大声を発しながらやけくそになって走りたい気分だ 「海底地盤が5m隆起、津波を巨大化か」 http://t.co/GsY8Alc via@yomiuri_online
  3. (クレッシェンド デクレッシェンド 曲線) (高架の窓の外の銀幕の海を蔓色の飛び魚が跳ね回る 曲がりくねる) (クリームの夕暮れはすぐに真っ赤な夜になる)
  4. (crescendo decrescendo 曲線) (真っ赤な夜になってやっとぼくは高架の油の上を走る) ギデオン?
  5. ドルトムントが勝っている。ほっとする。少し胸が痛い。
  6. (「楽隊」という言葉が嫌いだ。小さなものを馬鹿にして、何様のつもりかと思う。そういうわけでこの中の作品はパス。編集者魂、というか、倫理によるのなので、悪しからず)
  7. やめりゃいいのに今日もついシュピーゲルを見てしまった。あほくさ。こいつら要するに共感力のないただのアホ。まあ、それぞれ国内事情はあるのでしょう。一人一人は間違いなくちゃんとした人間なのだろう。ほんとに阿呆臭い。

Powered by t2b

2011年4月3日日曜日

2011-04-02

  1. いくつか寂しいことがあったが、その最たるものは採用者に課せられる宣誓だった。かつての、国民のために奉仕することを誓う、という主旨の宣誓文が消えていたことを知った。誰か人が作った小さな内規を遵守します、と宣誓させられていた。
  2. そう、宣誓を強いられていた。本当に驚いた。正義と理念に誓うのではなく、「内規を犯したのはこの人の責任です」という言質を取らされることをしていた。この果てしない違いに気づかなくなったことが日本人の劣化の証だと思った。
  3. つまり自分も忘れていたのだ。つい15年前までは、まだ我々の社会は理念に基づくことの価値を信じ、国民への奉仕、という語にオーラを見ていたのだ。理念への信頼はマニュアル主義でない柔軟性に繋がる。80年代までのマネージメントはおおらかで自由だったのだ。忘れてしまっていた。
  4. ただ、言葉が変わっただけなのかも、と自分を慰めたい気にもなる。国民への奉仕、という言葉は共鳴とか支え合いとか絆とか、Solidaritätなどの語に転じただけかもしれない。だがこれらの語は感情に根ざすもので理念に根ざす発展や拡大のイメージを持たない。
  5. 周辺諸国は近代国家である。私たちだけが困難によって醇化されて近代後の社会を確立することが有利になるのかどうかはまだよくわからない。先走りすぎだが、震災数ヶ月後からは冷たい国家間のリアリズムと向き合わなければならない気がしてならない。
  6. 日本のテレビを見ていると、まず連日涙が止まらなくなって血圧が多分上がり、疲れ切っているのはそのせいかと思う。胸を裂くシーンをあげればきりがないが、やはり最たるものであれば看護師として被災地を離れる姉を見送る小学生の妹の姿だった。
  7. ピンクのジャンパーを着ている。首を90度に曲げて下しか見ない。不自然に首を曲げて靴の先っぽに涙を流している。お姉ちゃんがいなくなってしまう。宮沢賢治の詩を飛び交う妖精のような素朴な女の子だ。自分は多分この子と同じ遺伝子を持っている。荒木経惟に幸福写真という写真集がある。
  8. 一方で三才の男の子をビニール袋に入れてガムテでぐるぐる巻きにして、窒息するまでテレビゲームをして待っていた、という親の記事については、ワンフレーズの見出しによるセンセーショナリズムを洗い流しても、耐え難い。
  9. この二つの世界をつなぐ共通の基盤を想定することは、テレビゲームで遊ぶに等しい欺瞞に見えるのかもしれない。理念が地に落ちたと見るのはその視点からだと思う。だがこの二つの世界は命という事実を共有している。命は残酷で悲しい。それでもそれを受け止めない限りは新い命も生まれてこない。
  10. 寝なければならないのに、寂しくSpiegelをまた見てしまった。もっといいソースがあるのだとは思うが、横断的に読む余裕がない。今日の記事もまずい。日本についての記事では粗ばかりが目立つが、どういうことなのだろうか。
  11. 既に10日以上前に問題となった作業員の食事の劣悪について、日本ではメニューの詳細が既に報道されていたが、大まかに「クラッカーとカップ麺」だけ食べているかのように誇張されている。皆を憤らせたこの古い話題を持ち出したのは、放射線計測器不足の話題に繋ぐためのテキストレトリックなのだ。
  12. そして目を疑ったのは、出典がFoxだった…「既に放射線病を罹患している人がいるのではないかと危惧している」と言う書き方は巧妙である。だがそうした究極の被爆の事実はないが、「危惧」と言う言い方でやんわりと煽っている。
  13. 急性の放射線傷害と長期の癌の発病可能性は別の話なのに、二つの文をくっつけるレトリックを使っている。枝野らがおかしな作業服を脱いだとラジオも茶化しているが、確かにあの出で立ちはいただけないが、服の趣味が悪いと言われればあんたたちも赤褌で海で泳いでみれば、と言返したくもなる。
  14. 揚げ句の果ては時間単位のシーベルトを素朴に24でかけ算して、この作業員は死んでいるはずだ、と投書でうんちくを傾けるドイツ人までいる。実作業時間を取材せず、どころかどうでもいいと無視して記事を書いているから起こる勘違いだ。
  15. GIも線量0.1以下の東京からすでにドイツの人たちは撤退してしまい、その対応に憤っている日本人スタッフの無償奉仕で成り立っている始末だ。そして遠くからテレビをネタにしたうんちく話。かたや米軍は福島で身体を張って真水を陸揚げしている。
  16. こうした事態を国内から見ると、やっぱり日本とプロイセンの特別な関係は150年で終わったと感じる。日本人は外国の人が何を語り、どう行動しているかを心の片隅で冷静に見ている。仕方のないことだが、我が国は西ではなく東に向かうだろう。これは自分にとっても敗北感のあることだが、事実だ。
  17. 労使対立の枠組の中でデモクラシーを育ててきた欧州では、弱者への配慮という正義に基づくSpiegel的図式は意義があると思う。だがその形式を日本への報道に当てはめればただの頓珍漢になってしまう。批判するつもりはない。要するに、仕方がないのである。
  18. RT@masaru_kaneko: 確かに煽るのはいけませんが、チェルノブイリ原発事故から小児甲状腺癌がその影響だと認められるまで20年もかかりました。人類の経験のない領域へ入りつつある事への謙虚さも必要です(『医学のあゆみ』http://bit.ly/fNLl5H参照)。
  19. そうだ、自分も謙虚さを失うと事柄の最重要性を見誤るかもしれない。寝落ちしている猫を二階に運んでから、一時休んで考え直してみよう。
  20. 一月の記録を読んでいたらアジアカップだったのだ。それから新燃岳が噴火している。すでに遠い昔の出来事である。
  21. 毎夜21時にNHKに現れる茶色いセーターの静かな声で話す先生に説得されて、放射線はあびても平気なのだと信じ始めている我々である。「どれだけ浴びたかを意識しておく必要はあります」生存可能性という数値に還元されていく人間。いいことなのか悪いことなのかを判断しようとしても無駄だろう。
  22. 安ワインまずい。身体に悪いと思う。これを一本飲むことによって発ガン可能性は確実に高まっている。脳内を流れる海水に薄められて、なんだかよくわからなくなっていくことが極めて情けない。
  23. 姉妹飼いしていたもう一匹の猫は2年前に死んでしまったが、甘える今の猫と違いひっかいたり暴れたりの難しい猫だった。一人で二回で難しい顔をしてじっとしていることが多かった。
  24. 長期間家を空けると、ソファの上に大小の粗相をする猫だった。革のソファを二度捨てた。だが、「もう駄目だよ、こんなことをしたら」と「指導」したのは余りにも無知で浅はかだったと思う。この猫は寂しがりで不安を抱えるから引っかいたり人から離れて難しい顔をしたりしていただけだ。
  25. 1週間も家を空けるのは悪かったとは思うが、家族全員で都内に帰省しなければならない事情が当時は多々あった。説教したのは間違いだった。爪を立てられてもかわいがってあげるべきなのに逆だった。時間が経たないと全く真実を理解できないのは何故か。
  26. あれこれ言いながらも今現在進行している事態を理解することはできていないはずだ、という自覚が死を選ばずに生きている理由だろう。私の選択は多分間違っている、という意識が生き残ろうとする心の基底である、としたら…「何もわからないし何も聞こえないし何の意味もない…」
  27. 炭酸を塗った壁、無菌のニスが塗られた砂色の床、殺菌されて付香された縞模様のシーツ。窓を開けるとよだれを流しつづけるヒトコブラクダ。電子音のチャイムが鳴り、大勢の注射針をもった白衣の男女が戸を叩いている。

Powered by t2b