- 伊良部投手関係の記事を読んでいた。
- どうもいくら学んでも人格はよくはならず、学ぶことはかろうじて倒れずにバランスをとるための行いにすぎぬことに、焦りのような、罪の意識のようなものを感じてしまう。
- まだそれほど酷い暑さというわけではない。風が動いていて木陰が涼しい。木陰でビールが飲めたら気持ちがいいだろう。ブロック塀に登ってユーカリの樹を刈った。じっと見ていると伸びる動きが見えそうなほど成長の速い樹。
- ユーカリの匂いが好きで、刈った枝を車や部屋に置いておくと野趣溢れる芳香剤代わりである。餅の樹と桧葉は刈ったが西側はとても手が回らない。百日紅のラベンダーが西風にゴンゴンと揺れている。「百日紅が次に咲く頃まではぼくらは生きていないだろう」は福永武彦だったか…
- 建設的な話し合い、とか言う、その気持ちが辛く切なくてはなるが、建設という言葉にはぼくは否定的な意味を見てしまう。まさにこの点で自分は自分がいやになるんだ、わかってくれ、と喉元まで言葉は出るが、口からは出ない。
- 放恣な感がしてずっと温泉を避けていたが、樹液と花粉と汗と灰が皮膚を粘土のように覆うため身体を洗いにいくと土曜の昼間なので空いている。貸切ですね、と地元の言葉で話しかけられたが聞き取れず聞き直してしまった。炭酸を含んだお湯なので涼しい。
- 明け方もとても涼しく、布団をしっかり被らないと寒いくらいだ。温泉場では三十以上あるシャワーは全部あいているのに、わざわざぼくのすぐ隣にピタリと座って足の付け根を丹念に洗っている小猿のような人がいる。
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