2011年7月9日土曜日

2011-07-08

  1. 仕事先からの連絡がはっきりせず、上京の旅程が組めず困っているところ。来週末佐世保に行かされることだけは決まったが、まだ切符の手配もしていない。出入りの代理店を紹介されたが、ぎょっとするほど高いので断ってしまった。
  2. ずっと大雨だったので、川の水かさが増えている。朝なのに黒い大量の水が流れている。太陽は黙ってすっきりと昇って来たので、今日から真夏の日々だと思う。夏休みはまだ1ヶ月以上先。そうするために大量のエアコンをリースして、辞任するM社長のところから電気を買っている。
  3. パン屋の角でジャージ姿の男が信号待ちをしている。自分にたてついてくるある学生に面影が似ていた。舌鋒鋭いが知識がないため言い負かされてしまう彼。早く知識を身に付けて世に君臨してほしい。決して協力関係にはならず解りあうこともないが、この若者が社会に役立つ一人になることだけは分かる。
  4. その彼が堕落して、もうどうでもいいや、の気分で小太りになった姿を、パン屋の角の黒いトレパンの男性が写し出している。地面の草の茎や木の葉の一枚一枚に、私は孤独である、という意思が備わっている世界をよく思い浮かべる。
  5. 作業中にgoogleの背景をギャル画像にしている若者を注意したが、「そんなことができたのか」と気づき、自分も背景を麦の穂にしてほっとしているところ。
  6. どう見てもこの麦たちが沈黙しているようには見えない。喋ったり歌ったり笑ったりしているようにしか見えない。先日「狩の叫び、血の咆哮」という訳詩行に出くわす。jagdやblutが味も素っ気もなく並んでいるだけだからこう訳すしかない。
  7. でも、何を言っているか分からないが興奮した男の声がして犬たちも激しく吠えている、その音がかなり離れた市中で聞こえる、というのが元の詩なのだった。射止められたウサギか何かの小動物の傷口から血が吹き出している、前脚を突っ張って取り囲む犬、という絵が浮かんで行は意味を成すわけで。
  8. だがここまで訳し込むのは翻訳でないし、翻訳が無力なのではなく、共有した体験という理解の前提を持たないのだから仕方ない。勉強が足りないのも事実で怠けていいわけではないが、「共有の基盤なし」も重く、聖人の持物の知識を持たなければ自由な個人の印象だけを頼る絵画鑑賞になるのは仕方ない。

Powered by t2b

0 件のコメント:

コメントを投稿