2011年8月31日水曜日

2011-08-30

  1. ソフトキーボードは指一本で、という説があるが、モノレールの中で膝にiPadを載せて人差し指だけでなく、指全部を使って書き物している若い人を見た。真似してみたらすぐに慣れて、結局指全部使うやり方のほうが速いと分かった。やっぱり生身の人を直接、色々見る、というのは大切な勉強なのだ。
  2. スポーツ大会に出かけていた同僚にスーパーで出くわす。ちょうど自分が千葉にいたときに近くにいたらしい。来月赤ちゃんが生まれる話。他人事とはいえ誰もが上機嫌になる話題だ。
  3. だが運転して帰る道々、朝読んだ「私は子供はもう産まない方がいいって言われます」という福島の小学生の手紙を思い出して明るい気持ちが醒めて気持ちはフラットになる。好天で猛暑で、車内に置いておいたサングラスのゴムが溶けている。
  4. 二十年以上も前、結婚する前に「世界はもうすぐ滅びるから子供は作らないという人がいるが、私は世界が終わるときもその終わりを見る子供が必要だと思う」と家内が言い、今でも自分はこの考えが正しいと思っている。
  5. ただし、世界の終わりと祖国の終わりは違うと今は思う。この二つを区別しない甘さが、結果として祖国の終わりを早めてしまっているのではないかと焦るのだが、どういう言い方をしても邦は草やブロック塀のように放っておいても自然に生えてくると信頼し切っている人ばかり。
  6. いや、よく考えたら関東の友人達は魚をそもそも食べていないかも。高校の友人と合った時も、ファミレス風粉料理油添えをつまみに酒を飲むから懐かしいがびっくりした。言うと彼らが不快になるので黙っていたが食生活が違いすぎる。
  7. もう一度東京に戻ればこの食文化に戻り、死ぬまで我慢しなければならなくなる。それでも帰ってから死のうとするのは一体何故?不思議極まりない。昔から利得を行動原理に見るアメリカーンなプラグマティズムをバカにしきっていたが、彼らから見れば僕の方が不可思議な行動を取るアジアの珍獣だろう。

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2011年8月30日火曜日

2011-08-29

  1. 猫が戦い始めた。ゴキブリだろうか。任せておこう。いや、スリッパを用意しておくべきか。流石に素手では…
  2. チンチラでも闘うんだ。まだピアノの脇で待ち伏せをしている。すごい集中力だ。もう人間でいえば80位なのだが、狩をするのか。人間が特に歳を取ると元気をなくしてしまうのだろうか。死ぬ前日まで狩ができる生き方というのが理想だろう。病気にならないで欲しい。
  3. 家族は入れ違いに霧島にあがっている。三浦半島の灯火を最悪の気分で眺めた後、猫が気になって温泉には寄らずに急いで家に戻った。家の近くのラーメン屋の前を通った時に、トンコツ鶏ガラのスープのにおいが盛大に窓から入ってきた。毎日迷うことなく元気にだしを取る。いい人生だと思う。

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2011年8月29日月曜日

2011-08-28

  1. 小田急ではソコロフのショパンを聴いていたが、どこからか乗り込んできた大学時代後半といった感じの女の子達の話し声が混じりこんでくる。すばしこい早口の音の交錯が耳に心地よい。ソコロフが激しく強弱をつけるとお喋りの音がかき消される。
  2. やはり人間離れしている。ガラスや鋼鉄など様々な糸で丈夫な蜘蛛の巣を作ってみせます、といった風の演奏である。背の高い建物にこだわっているようにも聞こえる。
  3. 女の子の一人のスカートを見て驚いて顔を見てしまった。柄といい長さといい、二十年以上前に今の家内と国領のホームで待ち合わせた時に、彼女がはいていたスカートにそっくりだったから。その後中華料理屋に入ってアパートの部屋を見に行ったはず。
  4. 銀座はいくらなんでも暗すぎる気がする。門前仲町の方が明るい。父親を連れて銀座でベトナム料理を食べた。疲れてしまい、門仲駅のバーの看板が美しく灯っていたが寄らずにホテルに帰る。悔いを残さないために親となるべくいる。ショットバーで独りで遊ぶのはもっと歳をとってからでいいと思う。
  5. 暑い中どこまでも歩かなければならないし、昼酒を飲ませてくれるところはあまり見あたらないし、我慢しなければならないことが多い。人は多くいつも行列で我慢する。あまり多くのことを望まずに使命感と仕事のために生きる、というための場所だ。不幸せそうなところが落ち着く。
  6. 買い物を済ませ副都心線で新宿に出て、御苑の前でスハークリングワインを飲む。甲州道越しの新宿高校の偉容が好きで写真に収める。親の事情がなければ自分の母校になっていた可能性がある。この昭和的な力に満ちた校舎が好きなので。いつまでも残して欲しい。
  7. 別れ際の親の寂しがる顔は十年来のことだ。そして罪悪感。日本人は死ぬまで我慢をし続ける民族なんだ、という言葉が浮かんだが口に出さなかった。伝わらないと思ったので。明日から数日鬱の日々だが、まだ燃え尽きない気が何となくする。
  8. 最後にしゃぶろうとして果肉を残しておいたオリーブを微笑みとともに片付けられてしまう寂しさ。自分の貧乏性を自己批判する気分。昨日のベトナム人と同様バッシングが早い。アジアの勤勉を疎ましく思う時もある。

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2011年8月28日日曜日

2011-08-27

  1. 新調したミニルーターの調子が良く、接続できる環境にやっとなった。とはいえ今日は結構遠いところに行くのでロマンスカーに乗らないといけない。もう出発しないといけない。ー
  2. 再びeinbahnstr。突然電話をもらって30年振りに千葉駅に降りた。全て忘れ果てているのにその場に立つと建物の構造を感覚が覚えているから不思議なものだ。どこにでもいる五十がらみの男が4人、工事現場で待ち合わせ。
  3. 二軒愉快に過ごしたが、ある人の話題が気になっている。自分にとって大切な人だが不義理をしたまま謝ることができないでいる。幸せの話ではない。気分が悪い。ほかに言葉がない。
  4. 次に皆と会うのは滝の下か誰かの葬式だろう。ロマンスカーに乗り遅れて普通の急行で転がっているところ。喉が乾いた。朝食の時ガラス窓の向こうを揃いのポロシャツを着た人たちが出掛けていった。イベントの仕事。バラバラのズボンと靴の一つ一つが目に刺さる。
  5. いまだに気分が悪い。家内の実家があった成城学園前を通り過ぎた。この景色もよく見ておこう。低層のマンション、電信柱、風呂屋の煙突、多摩川の河川敷の白い柵。
  6. 向かいの席の人、知人に似ていると思っていたら、網棚からバイオリンケースを降ろしていった。やっぱり音楽家だ。綺麗な服を身につけているが、どこか服装には気を使っていないような感じ。数学の先生にもこれとは違った共通性がある。きっと世界と違う接し方をしているのだろう。
  7. 見慣れない相州の風景。小田原を攻める気分になる。温泉の気配がする。失敗した、タオルを持ってくればよかった。そういえば脳出血した義理の叔父のリハビリ施設があって、何度か見舞いに来たあたりかもしれない。
  8. 人里離れた丘の上にある煉瓦色の建物に、同病のお年寄りたちが共同生活。再起、と書いた大きな書がホールにあった。高名な美術評論家の叔父は再起して執筆を再会したが、奥さんが倒れてしまった。大動脈が切れてあっという間。
  9. 再起のために全力を尽くす、とはどういう気分なのだろうか。自分にはまだよくわからないことがある。人の一生に大きな意味はないことだけはわかる。
  10. 白っぽい水が迸る渓流、生コン工場、被爆、東名高速、富士山方面に電車を乗り換える。マニラ食堂という素晴らしい看板、カメラを置いてきたのがつらい。外壁が黒カビで満たされた用品店。風林火山という飲み屋の文字、ここは武田領だったのだろうか。
  11. 昨日イトーヨーカ堂という大きな施設で、割引カードはありませんか、ときかれたので、ありません、と答えた。「私は異国から来た旅の者です。イオン帝国の臣民なのです」という意味である。通貨はWAONです、円本位制で固定されていますが。
  12. 先ほどの目で見た場合に、この人も音楽家だ、という女性が豆腐屋から自転車で走り去った。ピアノ教室の中に入っていく。素晴らしい的中率である。だがこのフィルターはもう外そう。疲れるし病的なだけだ。先程から寿、という大きな看板の文字が痔に見えて仕方がない。ダメな状態。
  13. 富士スピードウェイの近くで蝉の声を聞いている。このミンミンゼミの歌が正当だと思う。深川のはミンが一つ多く、最後のミーが妙に低い音程になっている気がする。待合小屋に入っていたらバスが素通りしていきやがった。頭に来たから歩いて下りてきてやった。
  14. 別の森ではとてもゆっくり歌っているミンミンゼミが聞こえる。要するに個性ということなのか。霧に濡れたBäumeの名前がわからない。檜のように見える。区画の入口にイエス像があり、我は復活なり、と書いてある。再起したのではなくて復活したのだった。
  15. ずっと気になっていることを済ませることができてよかった。この木の下に葬られることは知っていただろうが、今日自分がやってくることを先生は生前決して考えたことはなかっただろう。自分も先生がパウロという名であることは全く知らなかった。
  16. 夢中で音楽を聴いていたらあっという間に新宿に着いた。小腹が好いたがビールのないドナルケバブにはリピートできないな、と思っている間に銀座のガード下に。

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2011年8月27日土曜日

2011-08-26

  1. 飛行機から乗降口が切り離された後、さっきニコニコと挨拶していた整備士の若者と地上勤務の女性が楽しげに雑談しているのが機内から見える。遠く離れた人なのに悲しくしていると悲しくなり、楽しくしているとこちらも楽しくなる、心というものは不思議なものだと思う。
  2. 機体がゆるゆると滑り出した。整備士の若者が元気よく手を振り始めたので驚き、急に目頭が熱くなった。機内では子供が大喜びで手を振る。あまりの現実逃避振りに苛立って日本人を捨てたくなる時があるが、こういう瞬間にここに踏みとどまってやるんだ、という気になる。
  3. 御前崎が見えてきた。綿毛のような雲の先に伊豆半島が見える。関東に戻ってきた。
  4. 今日は行き先の関係で京急にしようかとだいぶ迷ったが、景色が好きなのでやっぱりモノレールにした。
  5. これがゲリラ豪雨?こんなにひどい雨、自然の荒々しい南九州にもないぞ。滝で修行しているのと同じだ。
  6. どうもうまく行きそうにない。だが今回は、やれるだけのことはやったので悔いはない。
  7. あ~あ、気分が悪い、ゲロい、千葉を出た、もう駄目だろうな。

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2011年8月24日水曜日

2011-08-23

  1. @xtranoi 映画での知識しかないのでSpreewaldgurkenはなくなったのだと思っていました。やっぱり何も知らない…
  2. 高校の同級生から不意に電話が来て、週末に千葉で集まることになった。今会っておかないと次は本格的に老人になった後だ、とみな考えているのだと思う。とはいえプレゼンの原稿が遅々として進まず弱り切っている。
  3. 昨夜は市内では最高クラスの料亭での会食だったが、本当に不味かった。折角遠くから沢山お客さんが来ているのになんだか可哀想。やたら高級な食材を弄くり回して、出がらしにして食べさせる。器の趣味も悪く、やたら高いのに正中は安い銘柄。
  4. 逆鉾の話もあるのだが、駄目駄目、原稿に集中しよう。
  5. iPhoneライト版発売間近、の記事を見つけて、また気が散ってしまっている。今日はもうやめて寝てから続きを書こう。明日は恐ろしく集中しないといけない。ぞっとする。

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2011年8月23日火曜日

2011-08-22

  1. 切腹は途中で止めることが出来ずに最後まで見てしまった。泣く映画ではない。辛口で今、絶句しているところ。「実戦を経ぬ剣術など所詮畳の上の水練」という台詞が好きなのだ。この気分でニュースの「前原氏」という字を見ている。子供大臣が本当に総理大臣になるの?マンガの世界に戻ってきた。
  2. SALZで知りあった友人にメールを書いたところ。あの街も浮世離れしているが漫画的というのとは違う。イタリアに近い。からっとした暗い沼のような場所がありそう。また行きたくなって航空運賃を調べたら、信じがたい燃料代。駄目だ。
  3. しかし…しつこいが、どう考えても切腹の後に前原氏、は啓示に満ちている。エム原、橋本、そのまんま東は同質に見えてならない。その頂点が珍太郎なのか。石破もここに入りそう。共通点は何かとしばし考えたが、幼児性ということだろうか。髪形は全員違う。あ〜あ。
  4. やめよう、仲代達矢風に言えば、年寄りの愚痴は。木々は呼吸している。人間がいなくなっても植物は困らない。
  5. 東京の担当者と電話で話をした。言葉が懐かしく、頭がすっきりする。今死んでも何の後悔もないだろう、と脈絡なく思う。安らかとは逆の、むしろ不快な感覚。後悔がないという感慨は、自分を突き放しているのではなくて他人を突き放しているのだろう。自らの冷たさに改めて気づく。

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2011年8月22日月曜日

2011-08-21

  1. 眠れないのでワインを飲んでいる。身体に悪そう。寝酒の癖は良くないとわかっているのだが…
  2. 春から運営の仕事ばかりに気を取られて本が読めていない。投稿依頼のタイミング、地震の影響か極端に原稿の集まりの悪くなった研究会誌の段取りなどが気になって不安ばかりがメリーゴーランドのようにグルグル回り続けている。ワインがなくなってしまう…
  3. リビングルームにいるべき時間にはしっかりそこにいるようにするぞ、と誓ったばかりなのに、また浮き足立ってきた。お父さんはいつも変な横文字のコピーを暗い顔で睨んでいる、の状態になってしまうのはひとえに自分の能力のなさのせい。夏水仙が一斉に咲いたことが今日嬉しかったただ一つのこと。
  4. この白い花は、今年は咲かなくなってしまったのかな、と不安に感じるころに突然一斉に咲く。二十五個の二つに割ったゆで卵のように黄色い中心を上に向けているところが胸を打つのかと思う。今も暗闇の中で白く光っているはずだ。(眠るために植物の描写をしているのだろう)
  5. 昨日の体調不良の原因は、コーラを2本飲んでしまったためだと思う。疑似的なものではなくビールにしておくべきだった。車のバッテリー交換の間に、近くの温泉に寄ってみたが、狭くて暗かった。リピートはしないと思うが、都会から来たばかりの人を連れて来て怖がらせる、という目的には使えそう。
  6. チェリーコーラ、という名前に何か植物的なものを感じて買ってしまったのだが、単なる言葉の綾の幻覚なのに。疲れ切った家族が昼寝をしているので、大音を立てて洗濯するのを遠慮している。といっても今日も大雨で、どうせ部屋干しだし庭仕事も出来ない。
  7. ニュースを丹念に読んだが、HP社のPC撤退に最も驚く。自由に色々出来るんだ、ということが。ところで日本の報道はいつもながら何かのハンドアウトをそのままスルー的。分かりにくい。WebOSをサムスンやHTCに供給するかも、については書いていないし。この分野は我が国は脱落したから?
  8. いつの間にかSやNなどの玩具屋さんだけになってしまったような…「ゲームソフトを開発して人々に夢を与える仕事がしたい」と言う人が多いが、自分的にはこの意味での「夢」が面接であれ作文であれ使われていると評価点が低い。何も考えていない、という意味にどうしても聞こえてしまうから。
  9. 家族が地域のバーベキューに借り出されてしまったので、日暮れ時に軽く飲んでから川を渡ってみたところ讃岐饂飩の店が合ったので入ってみた。出しが濃く、喉ごしが不可思議で、こんなに美味なものだったとは。
  10. 博多でだらだらしている時に酔いざましに焼きラーメン、豚骨ラーメン、おにぎり等を食べながら意識が薄らいでいく快楽を知ったが、作り込んだ饂飩も悪くない。ゆらゆらと橋を戻って貸ビデオに入る。zepのアキレス・ラストスタンドを探すため。入って直進すると目の前に映画の「切腹」がある。
  11. 「切腹」の次にzeppelinコーナーでプレゼンスも見つけたが、john mayallなんてのはない。little featも、the bandもない。高校の同級生にメール返信した記念に探しに来たのだが、結局当時聞いていたものとしてzepのカシミールの入っている2枚組のみ。
  12. こんな風に人は人々の記憶から消えていくのか。ジョン・メイオールが千切れたジーンズで地面に座っているジャケットのアルバムは今屋根裏で腐っているはず。ぼさぼさの髪で人相が悪く、干した魚を齧りながら臭いイギリスのビールを飲んでる雰囲気の写真。

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2011年8月21日日曜日

2011-08-20

  1. 雷雨でびしょ濡れになる。車に戻って靴下を履き替える。走る押入なので替えの靴下も積んである。いざという時のために毛布もある。
  2. 昨日、福島の子どもたちと相対している役人の人たちの白っぽい顔を見ていたら、切腹(ハラキリ)という昔の白黒映画を思い出した。まだどこかで見られるだろうか。戒めに満ちた映画だった記憶がある。

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2011年8月20日土曜日

2011-08-19

  1. マスコミ批判を書こうと思っていたが、子供の夏宿題の惨状に付き合わされている間に飛んでしまった。土曜日は鹿児島市内だ。ラーメン屋で焼酎を呑まないと気持ちの整理がつかない。飲み屋では駄目だ。ラーメン屋の150円か、250円の焼酎でないと。必ず50がついているんだ。
  2. ナベツネ翁の健康問題の記者会見の記事を発見、ようやく退席かと覗いたところ、老いてなお盛ん、という趣旨の挨拶だったらしい。しかもこちらの気持を読んでいるらしく、「早く私に往生して欲しいと思っている人も多いようだが残念ながら」と書いてある。敵ながらなかなか鋭い人である。
  3. iPadでProjektGutenbergを読むソフトがあるはずだと探したところ、なんのことはないiBookでドイツ語のテキストも落とせるらしい。
  4. うまく検索できないが、芋づる式に引っかかってくるStifter, Rilke, Nietsche, Fontaneなどを片っ端から本棚に入れる。犬がガラクタを犬小屋の隅に隠す要領。トラークルのGedichteを発見。前付けを見るとKW社の初版をコピーしたものに見える。
  5. しかも目次からジャンプするので使いやすい。どこでも読めるようにしておこうと、先日html加工してGoodReaderに老いた作業は何だったのか。急に疲れが出て、インスタントラーメンを食べてしまう。良くない。
  6. 雨が降っているのだと思い込んでいた。鳥の群れが鳴いているのだった。
  7. 悪い、悪いニュース。「福島の子供が疎開求め政府と交渉―マイク押し付け合い回答避ける官僚たちのお粗末」http://t.co/PtRyRzj
  8. 子供らが残した鰹の刺身に山芋とシソの葉を混ぜて食べる。ガランツも一本だけ残っていた。薩摩の先輩に言うとまた怒られそうだが、正中を薄く水で割る飲み方を今年からしている。遠い芋の匂いを探す感じ。今日雑誌で知ったが、水で割った後一晩寝かせてから黒千代香で暖めるという流儀があるらしい。
  9. 本当に仕事をしているのか、仕事をしているふりをするのが仕事と思っているのか、よくわからないな。だがそれはその人を責めるのではなくて、理想や愛をはっきりとは語らないリーダーシップの欠如を自己批判するべきだろうな。
  10. ライフジャケット装着を義務づけると、役人が記者に答えたという知らせ以上に、本日怒りを感じたのは、某国立大の先生が研究費プールしたことを「受けて」文科省が全知行地に不正がないかの調査を命じたという記事だ。確かに褒められたことではないが、彼は私腹を肥やしていたの?違うでしょ?
  11. 予算を正しく使いやすいように仕組みを変えればこんな下らない仕事はなくなる。今調査すべきなのは、疎開する子供たちを受け入れる場所がありますか、の打診でしょう?何故それを聞きに来ないのか?
  12. ガザ縞にイスラエル軍が攻撃を加えているという知らせ。「調査を命じた」で本当に対峙しなければならない問題を回避する手口と同じだが、非道すぎる、ダイナミックすぎる。セコくて小さいアジアに生きていることを、喜ぶべきなのか、哀しむべきなのか、分からなくなることがある。
  13. 月曜に芋焼酎を飲みに来る連中の顔がバカ面だったら俺は切れるかもしれない。それに備えて明日のラーメン屋での飲酒は控えようと思う。今日読んだドイツ語のテキストにBleib ruhig, überlegenしろ、敵にすぐにlosgehenやめろ、という戒めがあった。
  14. 観世音寺に二年行っていない。今年は行く機会があるだろうか。
  15. 最近Bachに代わって聞くことが多い i remember you と feel my soul を聞く、というか見て寝る方向。昔、いとしき人よ激しくあれかし、と言われたことがある。急ぐな、という警句。二つの戒めは矛盾している。だが矛盾とは、自由や解放の母胎なのかな、と思う。
  16. 緑のワインの瓶の中に、頑張れ、頑張れ、と言いながらムンク的な顔で消えていく自分のイメージ。下が空き地のままの高架高速道路のようなものか。
  17. これは声が出ないかも。お山の杉の子のように立ち尽くすしかないのか。三田線には思い出があるのに。RT@kwgs: 全般に意味がわからない: 「眠れないから割った」尻で電車の窓割り男逮捕 - http://t.co/ogKYt5J

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2011年8月19日金曜日

2011-08-18

  1. チェルノブイリの遺棄乳児院の記事を見て気分が悪くなる。美しい我が国の場合は障害を負って生まれてきた子供の親を国が支えるだろうか。流石にある程度はそうするだろう。自己責任という言葉は十年後には昔の世迷い言を表す死語になるのだろう。

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2011年8月18日木曜日

2011-08-17

  1. 今日も雨、涼しくていいが太陽がないというのも寂しく、気力の萎えにつながる。地中海のほぼ無人島で独りで島守をしている人の話を見た。「希望を捨てたわけではないんです、後継者が誰か来てくれると思う」希望というものは単純で素朴で、ある意味質素なものなのだろうか。
  2. 映画で泣き疲れて肩が凝り、キーボードもiPhoneの入力もきつい。何を見ても泣く、というのも情けないものだ。もう寝てしまいたいのだが、争いのメールが来ているのだ。向こうも争いたくないだろうから僕の被害者なんだろうけど。
  3. さいなら、さいなら、を繰り返して去っていければいいんだが、それは無理だなあ。人生の最後にする旅の映画だった。

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2011年8月17日水曜日

2011-08-16

  1. 右折待ちの対向車に合図したがうごかない。もう一度合図したが自分の目を睨みつけているだけなので、路上でじっとしていたいのだろうと諦めて通過するしかない。今日は一勝三敗だった。
  2. 一人だけ若者が反応して合流してくれたが、二人は睨んできて一人の男性は自信満々で無関係な方向を見ている。運転の感覚にいまだ慣れない。こんなに無視されても、どうしても東京風に道を譲ってしまう。
  3. 重い…子どもがいるというのはとてつもなく重たい。幸せだけれど、追いつめられ押しつぶされる。だがそんな顔は出来ない、恐ろしいことだ。しかし子どもに恵まれなければ、もっと凄まじく自分を許せなかっただろう。少しだけ自分を許す気分になる。この少し、が多分大きいのだろう。
  4. 銀行口座が空なのだ。Helianとか読んでる場合じゃないぞ。

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2011年8月16日火曜日

2011-08-15

  1. 捨てるのももったいないから、辛い酒と混ぜてみようか…多分カクテルの歴史とは、このような失望感に駆られて発展したのだろう。
  2. 「日本の航空料金が高いのは鉄道に影響を与えないため。そして高速道路が有料でしかも法外なのは、鉄道、航空、フェリーなどに影響を与えないためだ。すべてが国際的にみて異常な高水準で安定している」
  3. 「その結果、モビリティの低い社会が生まれ、過密と過疎が悪化し、狭い平地をさらに狭くし、デフレにもかかわらず事業コストも生活コストも下がらず、投資環境が改善できない」:E-Bookの価格問題 http://t.co/H5eYDa6
  4. 雨の合間に百日紅の枝を払い、草を抜いた庭の一角に座ってビールを飲んでいるところ。黄昏時が終わり、少し暗くなってきた。心は燃え尽き状態になっている。情けないことだが、こういう時もある。
  5. 雨が吹き込んできた。雷が鳴り始めた。気力が消え果てた一日だったが、美味しいものを食べたいとか考えているのだから病気ではないだろう。ちゃんと寝て回復させよう。明日も雨なのだろうか。刈り込んだセージ、ユーカリ、百日紅の枝がびしょびしょになって、明日の始末は大変だろう。

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2011年8月15日月曜日

2011-08-14

  1. 今、撮ってきたSalzburgの写真を確かめているところ。この道端に立った瞬間に、しがない自分のユニクロのシャツの胸にも日の丸がついてしまうのだが、誰もこの印の意味について語ろうとしない寂しさに、苛立っていたのだろう。
  2. 授業から離れる=話し相手を失う、と途端にBiedermeierに陥るとは…自分はリタイアした瞬間に燃え尽きてしまうタイプなのだろうか。ホワイトカラー引退後は築地で肉体労働、という父親の選択は、自分にも合っているのかも。
  3. @xtranoi Berlinは好きです。Alex広場の焼きそば屋の匂いを嗅げるのはうらやましいです。Salzは不気味だがInnsbruckは好き。あちこちに滂沱の故郷はあるのに、今親がいる下町が自分の死に場所かと感じるのは何故なのかと思います。日本とはいえ実質異国にいると、
  4. @xtranoi 客死、の寂しさに気づくようになりましたが、薩摩で死ぬよりBerlinの方が許されるかも。Evangeliumは出自とは無縁の考えですか。去年Münsterでミサを見て、ここで異人が死ぬことは許されていないと痛感しました。Berlinはまだ優しいと感じるんです。
  5. ざんざん振りの雨、涼しいが窓辺はびしょ濡れ。電信柱が滲んで見える。鳥も虫も黙り込んでいて、雨が道を叩く音だけ。
  6. 咽が痛む。急に気温が下がったために、体調を崩したらしい。情けない。雨が止んで太陽が差し始めた。今度は暑くなるのだろう。静まり返っていた蝉たちが鳴き始めている。世界は単純すぎる。生き物は手短に、一度だけ生きればそれで十分だろう。世界も昔思っていたほど広くはない。
  7. ふがいない僕は空を見た、という小説がよくできていて、図書館に推薦したいのだが勇気が出ない。特にセイタカアワダチソウの章は読ませたいけれど、そこまでに至る性描写に幻惑されて読むべきものが目に入らない可能性がある、ぼくの回りにいる若い人たちの場合。推薦はやめておこう。
  8. 雷雨でずぶ濡れになった。稲光で空が真昼のように真っ白になる。落ちるなら俺に落ちてみろ、と黄色いゴミ袋を抱えて駐車場を行く。去年ドイツでZEUSと徒名をつけられた同僚の日本人を思い出した。子供がないまま初老になったからツォイスに見えたのかな、と思う。
  9. ゼウスは子供を作りまくったが、育ててはいないから力を保っていられたのだ。普通のお父さんは初老の頃には疲れきって、あばら屋めく居酒屋にあばら骨をさすりながらそっと隠れて、苦い液体をちびちびと舐めるのだ。
  10. 机の引き出しには魚の形をした入れ物に醤油が隠してあり、クローゼットのはじに五合瓶が差し込んであるからお刺身をくすねてくればすぐに居酒屋になる。ドアを開けると広い吹き抜け、渡り廊下の奥は猫のトイレ。錆びたギターを奏でたくなる間取りだ。
  11. 雨足が弱くなってきた。水音が寂しげで弱々しい。樹木が水を飲んでいる。サギが短く鳴いている。罪を償う時間はまだ残っているだろうか。多分ぎりぎりだと思う。
  12. 雷雨がすっかりいなくなって、虫が鳴き始めた。自動車の車輪が、乾いたくしゃくしゃの紙を踏みつけている。道路がびしょ濡れなのだろう。helianではなくgaronneと名付けたのは正しかったと思う。海の近くで生まれて、海を見て育ったからだ。
  13. 最悪、日本のワインを試しに買ったが、やっぱり悪甘い。赤玉パンチという古い商品を思い出した。テリヤキの味わい、サンマの缶詰めの味わいです、とラベルに書いておいてほしい。

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2011年8月14日日曜日

2011-08-13

  1. 小さな寂しい別れがあった。一般職の人事はどす黒い何かがあって、霞を食っている自分には手が出せない。だが釈然としない。自分に何もできないのだろうか。探っておこうと思う。だがこれも差別なのだろうか。有能な人を助けようとし、無能な人に冷たいというのは。
  2. 今夜も留守居で猫と二人きりなので、テレビが空いていた。硫黄島の映画が流れていた。「みんな」という言葉を見ると虫酸が走るが、試しに使ってみようかな。「みんな」はテンデンバラバラなのに「みんな同じ」と偽っている。
  3. 日本人は一つは嘘だと知っているのに、認めるのが怖いから「みんな」で騙された振りをしている。そして誰かが本当のことを言わないかどうかを互いに監視している。駐車場に水色の葉っぱを茂らせている樹があった。樹皮の下をカメレオン色の樹液が流れているのが見える。
  4. アイスキャンディーのように甘い樹液だ。ぼくは「みんな」と一緒に嘘をついている。納得が行かない。何も考えずに「ぼくはみんなですから」と言いつつ、ぺこぺこしている人たち。もっと考えて国とは何かを言葉で定義してくれ、と言いたい。旗への敬礼の是非は、定義がなければ問えないはずなのに。
  5. 猫が食べたものを全部吐き出していた。改めて欲しいというので、新しい猫缶を空ける。こんなに一日中寝てばかりで、大丈夫なのだろうか。日差しが強くて窓の外を見ることが出来ないのだろう。
  6. 五十年後、百年後の本当に見たくない結末を想像して歯がみするが、一人の人生は途中経過は見ることが出来ても最後の結末を見る前に終わるようにできているようだ。猫の生き方と本質的には変わらないと思うので。
  7. 高校時代の同級生から、クラス会のための情報収集のメールが転送されてきた。iPadの初期設定をしている時にこのメールが来たので、とても印象が強く、転送されたGoogleEarthアプリを起こして千葉の高校に通っていた時の家を神の目で見下ろしてみた。
  8. 新しい持ち主の手で取り壊され、新しい建造物が出来ているようだ。母親がこだわった北側玄関前の細い竹の植え込みは取り払われている。大学の合格発表の日の夜、この小竹林の前で母親が待っていたので驚いたことを思い出した。飼い犬が死んだのもこの竹の植え込みだということを今の住人は知らない。
  9. 竹はもうないんだから知るわけがない。猫が今寝言を言ったことも、自分がいなくなれば誰も思い出さなくなる。未来をよくするために歴史を学ぶ、という高校生の胸を熱くした意識を捨てないと、生きるのが辛くなってくる。未来はもうないのだからテンデンバラバラに勝手にやって欲しい。
  10. いずれにせよ、古地図を見る。未来への教訓なんて考えない。自分の影分身をいにしえの世界に置く。自分は既に死者達の世界にいる。以上。外に何もなし。だがこの日本の死者達は、極めて物質感がないというか、足のない記号的な浮遊的な、というか空気的な感じだ。
  11. ゲーテがシラーのしゃれこうべを手元において過ごしていた、という話を聞いてゲッと思ったが、西欧の空気感の中では死んだ友人の骨に会いにってさすったり挨拶したりするのは自然なのかも。頬をこすりつけて挨拶したりするスキンシップがあるから?
  12. イワシの胡麻和えを食べた後、昨日茹でておいたブロッコリーをTübingen Jänerのイタリア料理店で食べた通りのオリーブオイルあえにしたらワインが飲みたくなる。探すと調理用ワインとして自分がいつも飲んでいるのよりも高級な白があったので、一杯わけてもらうことにする。
  13. 利尻昆布と小松菜と太めの饂飩で昼日中かから芋焼酎を飲む喜び。ベランダにジーンズと枕を干してきた。お父さんは日焼けなのか酒焼けなのか分からない、曖昧なところが大嫌いです、と娘に学級日誌を書かれる喜び。
  14. 赤ら顔、という一語を使えば極めて明確に定義できるだろうに。もう2時か。そろそろ寝るべきだろうか。
  15. なるほど。 RT@chibicode: アップルで働くまで、イノベーションというのは「今にない、新しいものを作ること」だと思ってた。でもそれは違って、イノベーションというのは「未来にある普通のものを作ること」なのです。この違いを理解できるまでかなり時間がかかった。
  16. @xtranoi 帰国の日が近いんですね。寂しいですね。ですがMac13インチの仲間が増えたことを少し嬉しく思っています。少し早いですが、道中お気を付けて。
  17. 気をつけているつもりだったのだが、信者になっているのだろうか。外から見るとMacユーザーは宗教の人に見えるらしい。機械も白装束だし。田舎でiPadなどをいじっていると、いってしまった人に見えると言われた。工学系の職場なのに。
  18. 猫と二人きりで飲んでいたら思考が乱れた。家族が帰宅してストレスが増した途端にスイッチが入った。一週間前の昨日、「学生が海外に出る勇気がない、もっと背中を押して欲しい」という発言に言返して、「怖いんじゃなくて、国家の理念なしに外国に行っても何しに来たのか途方にくれるんですよ」
  19. と言ったが、やっぱり理解されなかった。だがいいや。何度でも繰り返して言って、理念にあたる部分を自分で考えよう。どうもBiedermeierは合わない。やっぱり祖国的転回だろう。

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2011年8月13日土曜日

2011-08-12

  1. 今朝も日差しが強いが、昨日ほど蝉の声が大きくない。昨日の、大アンプに繋いだような大音量は何だったんだろう。昨夜の連絡網が軽く不快だった。緊急集会のプリントを家で保護者が見るように、というだけの内容だったからだ。こんな事をことづけるために、固定電話の連絡網に小一時間も苦しめられる。
  2. 午後七時に家族みんなが食卓についている、なんて情景は、不沈空母中曽根時代にすでに稀だったんだ。あとは保護者の責任、という聞き慣れた台詞にもイラつく。津波で亡くなった小学生の三分の一は、親への引き渡しのあと、という記事が気になるし。
  3. しかしながら昨夜は7時過ぎには家にいた。蜂に追い出されたからだった。ブラタモリという番組があるのを知った。渋谷川を古地図を見ながら遡ると、新宿の寺が水源、という内容。銀座線の高架の風景、懐かしすぎる。新宿が湧き水豊富、とは新宿鮫シリーズで読んだ覚えがある。。
  4. 渋い酒場で鴨を食べている。黒っぽい関東の汁が懐かしい。タモリさんと村上春樹は自分の目では同じテイスト、というか同質の人。何が似ているんだろう。こんな事考えても意味ないから西側の草取りでもしよう。
  5. 魯山人が食材について書いているメモを読みふけっていたらすっかり遅くなってしまった。蜂は自分が気づかない間に、部屋の何処かで死んでしまったらしい。静かな日暮れが近づいている。今日を最後に職場を去る人がいる。会いに行かないと。

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2011年8月12日金曜日

2011-08-11

  1. 近くで小学生の水の事故があったため、娘は学校の緊急集会に呼ばれて行った。空は水蒸気を含んで濁っている。しばらくは暑い日が続きそうだ。道の上に置かれたものは、あっという間に乾いて消えてしまう。生まれ変わって戻るのも南だと速い。
  2. 外に出ると日差しが針のように刺さってくる。車の鉄板がグニャリと溶けそうな感じ。昔はいちいち仰天していたが、 陽が傾くとすぐに気温が下がり出すから、いつまでも蒸し暑い都会より身体は楽かも。良くできたもので、掘れば炭酸入りのお湯が出て、それを浴びると涼しくなるし。
  3. 朝方は蝉の声が凄まじく、まるでled zeppelinのライブのようだったが、力尽きたのか午後は静かになっている。だが、蝉の場合、力尽きる、は比喩ではないから…そう考えると、朝の大音響はただならぬ演奏だったのだ。思い至らなかった。
  4. 陽が傾いたので冷房を止める。先程から仕事部屋の中を大きな音を立てて飛び回っている虫は、よく見たら蜂のようだ。困った。時々あるのだが、こうなるとなかなか出ていかない。刺されたら痛いだろう。とりあえず今日は逃げておこう。しかたがない。

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2011年8月10日水曜日

2011-08-09

  1. 午前中は休暇にしたので意味もなく車を北に走らせた。自転車に乗っていた時の、中程度の練習コースの山道。週に何度かは使った渓流沿いの道。この坂道を自転車で上る心肺機能は失ってしまった。
  2. しばらく来ない間に新しい橋ができ上がりそうで、道筋を変える工事をしている。自分たちがさまざまに悩みながら何度も通り、足跡をつけた道筋が、跡形もなく削られ、失われているのを見るのは辛い。白線がみずみずしい新しい道路も、じきにあっけなく流れ去るのだろう。

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2011年8月9日火曜日

2011-08-08

  1. 寂しい思いをするくらいなら、生まれてこなければよかった、と思う。同じように同じくらいの寂しさを抱えた人に、何もできない。それで余計に寂しくなるから、やっぱり生まれてくるべきではなかったと接続法2式を使う。
  2. 小学校の入学式の日に、生まれて初めて満開の桜を見た。スナック街から学校の正門に上るスロープが、桜の花明かりに照らされていて驚愕した。臨海公園からこのスロープを迂回して、潮で錆びたシャッター街があり、暗い弓矢を飾る神社がある。境内に上る石段に坐っている人がいる。
  3. 期待も希望も幻想もとうに持っていないのにもかかわらず、何故彼が座り続けているのかがわからない。揚げ句の果ては立ちあがって、日暮れの水のような法的な行動を取ろうとしている。何故非市民的な暴力に走らないのか。多分彼が独りで完結して座っている人だからだ。
  4. 情けないことだが、本当に毎日ぎりぎりで、紙一重のところで生きている、顔には出さないようにしているけど。こんなに腐っているのにまだ人の役に立つ可能性がある。ふざけた話である。使用価値というものは幸せとは無縁のものだ。自分は使用価値と見られるだけで十分である。

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2011年8月8日月曜日

2011-08-07

  1. ほぼ暴風なのに、森で蝉が鳴いている。もうじき風が止むと言うことなのだろうか。先ほどもっと風が強かった時には、しきりにカラスが鳴いていた。聞き分けられないが、甘い声で鳴いている鳥もいる。人間の会話と同じく、木々の下でも語りかける声がほとんどで返答はほぼない。
  2. 朝から出勤、やぼ用はようやく終わる…津波にのまれて亡くなった中学生の記事が配信されていた、読んでいたらまた気分が悪くなってきた。裏の森でチェンソーで木を切っている音がする。

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2011年8月7日日曜日

2011-08-06

  1. 仕事の宴会、黒豚尽くしで何でも飲み放題、でも一夜明けて一切誰からも原発の話題がなかったことに気づく、不自然なコミュニケーション。長い夜、長い会話、長い逃避。
  2. 握り拳大の雨が叩きつけられてきた。あわてて公園の東屋で雨宿りすると、鳩が歩いてくる。国道沿いに住む黒くてやせた鳩だ。
  3. コミュニケーション能力の衰えが著しいから養ってやらねばならない、という主張ほど不遜なものはないだろう。昨夜も聞かされてやんわりと反論したが、虐められるのは虐められる側にも責任がある、というふざけた理屈と同根に見える。
  4. コミュニケーション能力にたけた連中が漫画的な徒党を組む。独りでいるのを好む人を探して標的にするというガッコウの毎日の風景。お前にコミュニケーション能力がないのが悪い、と言ってガリ版切って作った手作りの救済パッチをその子の脳に注入しようとする先生。
  5. 独りで静かにものを考え、本を読んでいて何が悪い。自分が生き残るために徒党を組む人と、他者を生かすために思索する人と、どちらに価値があるか。少なくとも最低限平等だろう。彼には彼のように生きる権利があるから、ぼくは彼にコミュニケーション技術なんか教えない。
  6. カウンセリングの仕事を避けるのは自分の性格だと思う。徒党を組んでいる連中に言いがかりをつけて、叩いてやるのが自分の仕事。復讐しているのかな。仇を打とうとしているのか。
  7. 白い魚を輪切りにするような感じで、ミルク色の雨が降ったりやんだりしている。強い風がいつまでも吹いていて、イオンの駐車場から見下ろした海面はとげだらけだ。ぼくは腐っている。人々は狂っている。自然抒情詩を写真にとって後で読もうとする。ふざけたことである。
  8. よく誤解されることだが、何故ものを書くのか。自分のことを書くのは自分に興味があるからではなくて、他人に興味があるからなのだろう。

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2011年8月6日土曜日

2011-08-05

  1. 人間の一人一人をイクラの一粒一粒に見立ててみる。皮を破ると「私だけが生き残る権利がある」と怒鳴りながら茶色の液が流れ出てくる。あるいはゴキブリのように触覚の長い黒い昆虫かもしれない。数千万のゴキブリがびっしりと満員電車に乗り込んでいる、黒っぽい都市の夜景。
  2. 耳を澄ませるとこの黒い昆虫には鳴声があるようだ。シティまたはシチという音を腹部の何かの器官を震わせて出しているようだ。隣人愛とはこの触覚が蝟集する都市を丸ごと愛するということであって、「冷え冷えと放射性物質に汚染された君」を池袋あたりで愛することとは違う。
  3. 今日マタイ受難曲が遠くて聞いても何も感じることが出来なかった。先日までサンチアーゴのサの時を聞いただけで感涙が溢れてきた原罪意識が認識の彼方に消えた精神状態。母が「妹はマイナスドライバで脅す男に売られて、ダンプに乗せられて岐阜の方に連れて行かれたから可哀想だ」と言っていた。
  4. この精神状態の方を維持するべきかな、と思う。軽々しく歌を歌いながら人を愛するべきではない。人を悪意の袋と知った上で愛することと、自分にただ甘いだけであることとは雲泥の差である。
  5. 山を歩きたい。森林限界の上の道を行きたいのだが、入山規制中だ。

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2011年8月5日金曜日

2011-08-04

  1. ここ数日、空気全体を動かすような風の吹き方だ。遠くに台風がいるときの雰囲気。夜はレモン色の三日月が光り輝いている。海水浴場の砂は黒々と濡れている。逆光で見る南国の海は、真昼でも黒光りした水に見える。
  2. 仕事場のテレビ、衛星チューナー、ビデオ2台を特別廃棄物集積場に持っていく。汗をかいた。東芝ルポなどの古いワープロ専用機が物陰に隠れていたので捨てた。カセットテープのラジカセ類、ウォークマンなどを捨てた。恐ろしく古いものが部屋のあちこちの陰で眠り続けていた。
  3. 続けてフロッピーディスクを大量に捨てた。カセットテープ類には備品シールが這ってあるので捨てられない。前任者が買ったのだと思われる8ミリ撮影機は恐れ多くて捨てられない。また、ベータ方式のカセットデッキ(巨大、銀色)も異様なオーラを放っているので今回も捨てられなかった。
  4. 98Pc時代のソフト類は捨てた(!)。windows95関係のディスクも処分した。98は今研究している学生がいる。だからソニーのベータの機械も念のために取ってあるのだが、多分意味ない。それでも何となく捨てられないのは、おかしな習性だな、とつくづく思う。
  5. 書棚を見ていて思ったのだが、白夜行というタイトルは悪くない。感心する。

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2011年8月4日木曜日

2011-08-03

  1. iTunesの勧めに従って、Räume, Häuserなどの語を含んだ曲を購入した。素朴な歌。だから人工の構造物を連想させる。悲しげな秋の歌。早起きして毎日同じ献立の朝食を食べて、ドアに鍵をしっかりかけてきしむ階段の音を聞いて出勤する。
  2. 労働の意味が理解できないまま四十を過ぎてしまった女性に、労働の意味を伝えることは可能だろうか。係長は諦めてしまっているので最近特に声が暗い。自分がactionするべきだが、自分も半信半疑である。当事者全員に性機能障害がからんでいる気配なので、秋の気配なのだろう。
  3. 満開のサルスベリは、クマバチ管理下の油田になっている。近づくとカラシニコフを抱えながらクマバチが追いかけてくる。西側の樹木の剪定は、サルスベリの花が消えるまで出来ない。そこで東の地面を刈った。イチゴが鬼門の方角に途方もなく延び広がっていることに気づいた。
  4. 8月に上京した時に、何故「咲いた咲いた桜が」の自分にマガジンを買い与えていたのかと父親に確認してみよう。久方ぶりに家内の料理を口にした。金曜日に近所の黒豚料理、高級、で会合があるがうんざりする。赤い海水のようなこの味に比べれば、どんな食材もインクの臭いが鼻について耐え難い。
  5. 追分の辺りの国道17号線で、アイスクリームを食べている家内と背後の長距離トラックの写真が見つからない。安いぶどう酒を大きなコップに注ぐと泡立つ感じ。シャッタースピードを速くしたら、少し狂った感じになったのだろうが、トラックの車体の文字がにじむような素人写真だ。
  6. 今日も不快だった。愚かな人を見ることが不快である。特に小指を立てて愚かなことを口にして、小指が立っていることに気づかない奴。ぶん殴ろうかと思うが、ぶん殴っても相手の愚かさは直らない。丹下団平が傘を差して壁の前に立っているシーンを単行本ではなくマガジンで見た。
  7. ファイル検索ソフトはよく解らないので、グーグルデスクトップを入れてみた。Spotlightの代わり。絶対に必要だと思っていたQuickLookに代わる機能はwinにないのかと探したが見つからない。だがグーグルの検索結果もファイルプレビューできるようになっているのに気づいた。
  8. google, windows連合で考えればだいたいMacと同じことができるようになっているのか。PDFを作り難い点でいまだ困っているけれど、我慢すればwindowsマシンでもなんとかなるのかも。だが、画面のキャプチャはできないみたい。これは結構使うのだが。

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2011年8月3日水曜日

2011-08-02

  1. 昭和火口ではない噴火口が爆発していた。猫の毛のような細い三日月があって、海の向こう側が対岸の火事のような町明かりだ。今あの明かりの中で走ったり書いたり笑ったりしている人たちは、真横の噴煙を見ていない。
  2. 硫黄と汚物が混じった濃い臭気が所々淀んでいるが、恐ろしいほど静かなので、大きな魚が跳ねて落ちた音が生々しく響く。

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2011年8月1日月曜日

2011-07-31

  1. ドイツのテレビ局のサイトで病院のドラマを何となく見てしまった。これをした後、いつも我が母国のことを考えてしまう。下らないものに「課金、課金」と必死な人たち。どんな既得権があるのか知らないが、ホーネッカー風の壁をそこいら中に建てて情報を遮へいすることに血眼な人たち。
  2. ネット上に番組が置かれないのだから、AppleTVのようなものは日本では無理だろう。広島型原爆29個分の放射性物質を含んだ農作物を食べさせるためにタレントがキュウリを食べる映像を見させられる。選んで見るタイプのネット放送では洗脳が難しくなるからな。
  3. 学部学生時代に山本耀司の文章を読んで感銘を受けて渋谷に黒い服を買いに行った。そのジャケットまだあるのだが今着たらどのように見えるだろうか。その頃は日本は欧州に敗けてなかったはずなのに、ネット化されて以降は完膚無きまでにド田舎に成り下ってしまった。
  4. 面白半分にフジテレビのサイトを覗く。韓流の顔がつるつると並んでいた。Win系アジア製のネットブックを思わせるデザインの頁には当然「番組」はなく、「番組」の宣伝が並ぶ。「無料動画」というアダルト風なボタンがある。
  5. 隅っこにYouTubeのリンクが貼ってあるのを見た時、経営難の大学のサイトにあるGoogle検索の小窓を思い出した。サランラップで幾重にもくるまれた貧しい食事。ウェブページというのは新聞の折り込みちらしのような静的な紙ではなく、表現を交換するためのプラットフォームなんだよ。
  6. 学内LANの異常な遅さに耐えられない、と訴えてきた学生。尤もな苦情だが、OSXのアップデートにギガ単位の通信が必要で、加えてhashタグで遊んだりスカイプで会話したりしている人が数百人密集して暮らす一角で何ができるのか。直径10Mのケーブルを置いてもその先でストップする。
  7. これは学生自治会で動議して使い方のルールを作ることで解決を目指す問題、と提案したら呆然とした顔をしている。お上に訴えたら魔法的に解決するのではないのですか、と目が言っている。自分では何もしないが「日本に生まれたから豊かに暮らす権利がある」と信じている洗脳された人。
  8. だが絶望はしていない。繰返し語りつづければ彼は若いからいつかは判ってくれるはず。心があって言葉があればほぼ全ては解決するのだ、機械はその補助をするに過ぎない、ということを。
  9. 本当に涼しい。二階の窓辺に座っていると、自然の扇風機の風が流れ込んできて、心地よいことこの上ない。シャキッとした蕎麦とかき揚げを食べたらさぞおいしいだろう。ビールを持ってこようかな。午後はまだ来週に仕上げる仕事が残っている、我慢しないと。
  10. 暫く家から離れていた。久しぶりに20時に帰宅して猫の面倒を見た。家内と子供たちは霧島に登っている。一度だけ台の上に上って挨拶に来た以外眠りつづけている猫。人間なら80過ぎ。老衰が進んでいるんだ、と思って哀しくなる。
  11. 生まれたばかりのお前たちを見るためにぼくは南溟の地からJALに乗って新宿でかみさんと落ち合った。歌舞伎町にある硬質な焼き肉屋で晩御飯を食べた後甲州道を走ってお前達を見た。17年前のことだ。あと一年くらいは大丈夫だろう?
  12. 老衰なんだ。いい死に方かも、と思う。だが千人に一人の老衰で眠るべき人が癌で早死。日本政府が事実上強いている20mSvを守ると宝くじに当たる確率の1万倍でこの籤を引く。寿命を全うできない人が大量に現れるのに、「人は必ず死ぬのであって死因が変わるだけ」という3月の詭弁を思い出した。

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