2011年8月14日日曜日

2011-08-13

  1. 小さな寂しい別れがあった。一般職の人事はどす黒い何かがあって、霞を食っている自分には手が出せない。だが釈然としない。自分に何もできないのだろうか。探っておこうと思う。だがこれも差別なのだろうか。有能な人を助けようとし、無能な人に冷たいというのは。
  2. 今夜も留守居で猫と二人きりなので、テレビが空いていた。硫黄島の映画が流れていた。「みんな」という言葉を見ると虫酸が走るが、試しに使ってみようかな。「みんな」はテンデンバラバラなのに「みんな同じ」と偽っている。
  3. 日本人は一つは嘘だと知っているのに、認めるのが怖いから「みんな」で騙された振りをしている。そして誰かが本当のことを言わないかどうかを互いに監視している。駐車場に水色の葉っぱを茂らせている樹があった。樹皮の下をカメレオン色の樹液が流れているのが見える。
  4. アイスキャンディーのように甘い樹液だ。ぼくは「みんな」と一緒に嘘をついている。納得が行かない。何も考えずに「ぼくはみんなですから」と言いつつ、ぺこぺこしている人たち。もっと考えて国とは何かを言葉で定義してくれ、と言いたい。旗への敬礼の是非は、定義がなければ問えないはずなのに。
  5. 猫が食べたものを全部吐き出していた。改めて欲しいというので、新しい猫缶を空ける。こんなに一日中寝てばかりで、大丈夫なのだろうか。日差しが強くて窓の外を見ることが出来ないのだろう。
  6. 五十年後、百年後の本当に見たくない結末を想像して歯がみするが、一人の人生は途中経過は見ることが出来ても最後の結末を見る前に終わるようにできているようだ。猫の生き方と本質的には変わらないと思うので。
  7. 高校時代の同級生から、クラス会のための情報収集のメールが転送されてきた。iPadの初期設定をしている時にこのメールが来たので、とても印象が強く、転送されたGoogleEarthアプリを起こして千葉の高校に通っていた時の家を神の目で見下ろしてみた。
  8. 新しい持ち主の手で取り壊され、新しい建造物が出来ているようだ。母親がこだわった北側玄関前の細い竹の植え込みは取り払われている。大学の合格発表の日の夜、この小竹林の前で母親が待っていたので驚いたことを思い出した。飼い犬が死んだのもこの竹の植え込みだということを今の住人は知らない。
  9. 竹はもうないんだから知るわけがない。猫が今寝言を言ったことも、自分がいなくなれば誰も思い出さなくなる。未来をよくするために歴史を学ぶ、という高校生の胸を熱くした意識を捨てないと、生きるのが辛くなってくる。未来はもうないのだからテンデンバラバラに勝手にやって欲しい。
  10. いずれにせよ、古地図を見る。未来への教訓なんて考えない。自分の影分身をいにしえの世界に置く。自分は既に死者達の世界にいる。以上。外に何もなし。だがこの日本の死者達は、極めて物質感がないというか、足のない記号的な浮遊的な、というか空気的な感じだ。
  11. ゲーテがシラーのしゃれこうべを手元において過ごしていた、という話を聞いてゲッと思ったが、西欧の空気感の中では死んだ友人の骨に会いにってさすったり挨拶したりするのは自然なのかも。頬をこすりつけて挨拶したりするスキンシップがあるから?
  12. イワシの胡麻和えを食べた後、昨日茹でておいたブロッコリーをTübingen Jänerのイタリア料理店で食べた通りのオリーブオイルあえにしたらワインが飲みたくなる。探すと調理用ワインとして自分がいつも飲んでいるのよりも高級な白があったので、一杯わけてもらうことにする。
  13. 利尻昆布と小松菜と太めの饂飩で昼日中かから芋焼酎を飲む喜び。ベランダにジーンズと枕を干してきた。お父さんは日焼けなのか酒焼けなのか分からない、曖昧なところが大嫌いです、と娘に学級日誌を書かれる喜び。
  14. 赤ら顔、という一語を使えば極めて明確に定義できるだろうに。もう2時か。そろそろ寝るべきだろうか。
  15. なるほど。 RT@chibicode: アップルで働くまで、イノベーションというのは「今にない、新しいものを作ること」だと思ってた。でもそれは違って、イノベーションというのは「未来にある普通のものを作ること」なのです。この違いを理解できるまでかなり時間がかかった。
  16. @xtranoi 帰国の日が近いんですね。寂しいですね。ですがMac13インチの仲間が増えたことを少し嬉しく思っています。少し早いですが、道中お気を付けて。
  17. 気をつけているつもりだったのだが、信者になっているのだろうか。外から見るとMacユーザーは宗教の人に見えるらしい。機械も白装束だし。田舎でiPadなどをいじっていると、いってしまった人に見えると言われた。工学系の職場なのに。
  18. 猫と二人きりで飲んでいたら思考が乱れた。家族が帰宅してストレスが増した途端にスイッチが入った。一週間前の昨日、「学生が海外に出る勇気がない、もっと背中を押して欲しい」という発言に言返して、「怖いんじゃなくて、国家の理念なしに外国に行っても何しに来たのか途方にくれるんですよ」
  19. と言ったが、やっぱり理解されなかった。だがいいや。何度でも繰り返して言って、理念にあたる部分を自分で考えよう。どうもBiedermeierは合わない。やっぱり祖国的転回だろう。

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