- ドイツのテレビ局のサイトで病院のドラマを何となく見てしまった。これをした後、いつも我が母国のことを考えてしまう。下らないものに「課金、課金」と必死な人たち。どんな既得権があるのか知らないが、ホーネッカー風の壁をそこいら中に建てて情報を遮へいすることに血眼な人たち。
- ネット上に番組が置かれないのだから、AppleTVのようなものは日本では無理だろう。広島型原爆29個分の放射性物質を含んだ農作物を食べさせるためにタレントがキュウリを食べる映像を見させられる。選んで見るタイプのネット放送では洗脳が難しくなるからな。
- 学部学生時代に山本耀司の文章を読んで感銘を受けて渋谷に黒い服を買いに行った。そのジャケットまだあるのだが今着たらどのように見えるだろうか。その頃は日本は欧州に敗けてなかったはずなのに、ネット化されて以降は完膚無きまでにド田舎に成り下ってしまった。
- 面白半分にフジテレビのサイトを覗く。韓流の顔がつるつると並んでいた。Win系アジア製のネットブックを思わせるデザインの頁には当然「番組」はなく、「番組」の宣伝が並ぶ。「無料動画」というアダルト風なボタンがある。
- 隅っこにYouTubeのリンクが貼ってあるのを見た時、経営難の大学のサイトにあるGoogle検索の小窓を思い出した。サランラップで幾重にもくるまれた貧しい食事。ウェブページというのは新聞の折り込みちらしのような静的な紙ではなく、表現を交換するためのプラットフォームなんだよ。
- 学内LANの異常な遅さに耐えられない、と訴えてきた学生。尤もな苦情だが、OSXのアップデートにギガ単位の通信が必要で、加えてhashタグで遊んだりスカイプで会話したりしている人が数百人密集して暮らす一角で何ができるのか。直径10Mのケーブルを置いてもその先でストップする。
- これは学生自治会で動議して使い方のルールを作ることで解決を目指す問題、と提案したら呆然とした顔をしている。お上に訴えたら魔法的に解決するのではないのですか、と目が言っている。自分では何もしないが「日本に生まれたから豊かに暮らす権利がある」と信じている洗脳された人。
- だが絶望はしていない。繰返し語りつづければ彼は若いからいつかは判ってくれるはず。心があって言葉があればほぼ全ては解決するのだ、機械はその補助をするに過ぎない、ということを。
- 本当に涼しい。二階の窓辺に座っていると、自然の扇風機の風が流れ込んできて、心地よいことこの上ない。シャキッとした蕎麦とかき揚げを食べたらさぞおいしいだろう。ビールを持ってこようかな。午後はまだ来週に仕上げる仕事が残っている、我慢しないと。
- 暫く家から離れていた。久しぶりに20時に帰宅して猫の面倒を見た。家内と子供たちは霧島に登っている。一度だけ台の上に上って挨拶に来た以外眠りつづけている猫。人間なら80過ぎ。老衰が進んでいるんだ、と思って哀しくなる。
- 生まれたばかりのお前たちを見るためにぼくは南溟の地からJALに乗って新宿でかみさんと落ち合った。歌舞伎町にある硬質な焼き肉屋で晩御飯を食べた後甲州道を走ってお前達を見た。17年前のことだ。あと一年くらいは大丈夫だろう?
- 老衰なんだ。いい死に方かも、と思う。だが千人に一人の老衰で眠るべき人が癌で早死。日本政府が事実上強いている20mSvを守ると宝くじに当たる確率の1万倍でこの籤を引く。寿命を全うできない人が大量に現れるのに、「人は必ず死ぬのであって死因が変わるだけ」という3月の詭弁を思い出した。
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