- 仕事柄洋の東西を問わず沢山の人の顔を見てきたが、尖閣に上陸した人たちの顔は凄い。写真家も心得ていて迫力満点にトリミングしてある。ホラー映画より怖い。中世からタイムスリップしてきた人々に襲撃されているという感じ。
- 石原がシナという語を意図して繰返し使うのが気になる。言い換えないというのは何かにすがりつきたい弱い心理の現れなのだ。ある種のコンプレックス。千葉の田舎の中学に薄暗く通っていた頃の土曜日、午後部活をしていると「ヌードカップルを食べるな」と教頭が執拗に校内放送していたのを思い出した。
- 意味なく禁止、の阿呆時代で、カップヌードルを校内で食べることが禁止だったのだ。教頭は「この下賎な食物に惑わされた愚かなガキども」という感情を表出しつつ、啓蒙者の高みに自分がいることを確認したくてわざといい間違いをしてみせたのだと解釈した。そしてその愚かさに自分が恥ずかしくなった。
- ヌードのカップルをニキビ面の中学生がはふはふ食べている光景を脳裏に描いて、気分が悪くなった。だが教頭は放送禁止用語的な表現を10回近く大音量で流し続け、時代に流されているガキどもを恫喝してやった、という気分になっているようなのだ。
- あのポマード頭の50絡みの男は、40年近く経った後、こんなことをツイートされているとは想像できていなかっただろう。時代の変化とは恐ろしいことである。そして多分彼は今この世にいない。そう思うと人間とは凄まじく一瞬に消える儚いものなのだと痛感する。
- 花火のように一瞬に生まれて、花火が飛び散るように愛して傷つけあって、一瞬で消えるのだ。それで十分なのだ。何かを残そうとすると心が辛くなるのは、denksteinを残すことが不自然だからだろう。消したり残したりすることは神様の役目であって、人間が気にする仕事ではない。
- それはぼくのビールではありません、等々。
- アドレナリンが綺麗に循環して正確な判断が下せる心理状態では、人は言葉を様々に言い換えようとする。その柔軟さを失い同じ言葉を繰り返す時は、理解不能の事態への脅えがある時である。多分石原は尖閣問題に実は見通しを持っていないことを無意識に恥じているから、シナシナと繰り返すのだと思う。
- 猪瀬副知事の仕事を理解できているのは評価できるが、流石の障子破りの人も程なくして鬼籍に入るのだと想像できる。人生は短い。いつも思うことだが、語るべきことは語るべき時に、つまりすぐにためらわず語るように心がけたい。いずれにせよ米帝を恃むような人は、自分の定義では愛国者ではないが。
- 今起きても睡眠不足になるが、蝉がうるさくて寝られない。
- 今日は何となく飲みたくない。やっぱりビールは自宅で飲んでも美味しくない。プロの人に注いでもらわないとうまくない。飲まない日はクラナッハの赤い服の美女を壁紙にすることにしている。
- 自由韻律をより自由な詩、などと説明する素朴な思い違いをする人が昔はいたが、自由韻律詩というのはその人を何故か縛っている独自のリズムやルールに強く拘束されている詩のことだ。拘束がなければものを考えることも感じることもできなくなるから言葉は生まれてこない。
- 自由に表現できることを目指す、というのは自分を拘束する何かを探す、ということだと思う。自由に思っていることを書きなさい、という作文指導ほど誤ったものはなくて、書きやすいように縛りをかけてあげるのが自分らの仕事、ということだろう。
- 自由というのは縛られない状態なのではなくて、うまく縛られている状態のようなもので、やや変すぎる言い方になっているが、他人のため、社会のためではなく自分のために生きる、というのは自由なのではなくて、自分を犠牲にできる人を持っているということの方が自由なのだ。
- 今日はこのうるさい蝉たちを怒らせることになるが、庭木の枝を払う。蜂に襲われないことを祈りながら。
- かなりの雨が降っているが太陽がさんさんと照っているので気づかず、お日様の匂いがするが濡れている、という布団ができてしまって困っているところ。そうだ、後でバモスに入れて乾かせばいいんだ。天然の太陽による乾燥室。軽ワゴンは便利だ。
- 夕立の後でした枝払いは結構重労働になり、びしょ濡れでブロック塀によじ登って樅の木、ヒバ、百日紅を刈り込む。高くなりすぎた北側の樹は手付かず。まさかピケ足場などを組まなければならなくなるのか…作業着を洗濯してシャワーを浴びたらすっかりだいやめの気分に。
- かれいの唐揚げと一緒に純米酒も買ってしまった。クラナッハの美女を裏切ることになるが、きっと許してくれるだろう。この、きっと許してくれるだろう、とすぐ考えることが自分の欠点だと分かっているのだが…
- ついでにレジに車の鍵を忘れてきた。毎日会っているので家族のようになっているイオンの人たちがとっておいてくれた。情けないことである。これからチャンプルーの下ごしらえをしてから、かれいで少しずつ飲み始めるつもり。
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