2012年8月21日火曜日

2012-08-20

  1. 去年、今もだがもめている時に佐世保で撮った写真。半分楽しくて半分傷ついた旅だった。九州は南だから人の心も熱い、と信じている人が多いが、南=暑い=心というアナロジーから来る錯誤の典型である。関東人から見ると九州の人は極めてドライな人が多い。 http://t.co/u7MiF1MY
  2. ドライ、というのは現実よりも観念を重んじる、というか。生身の人間よりも建前をとる、というか。黒田某という画家が自分の奥さんを斬り殺した話がある。自分は血が熱いので相手の血が熱いのも感じるので刀は抜かない。だが逆上することを熱いと理解する人がいる。理解のシェーマが違う。
  3. さしも草、の歌があった、そういえば。和歌を大量に読んでいたのは高校生の頃だ。実方の詩は、ニヒリズムあるいはスノビズムというのは生身の何かに根ざす、という意味だと思っている。
  4. 失脚するきっかけの「桜がり 雨は降り来ぬ 同じくば 濡るとも花の かげに宿らむ」も好きだ。自分の弱点である「きっと許してくれるだろう」に近い感覚である。男と人の暴力衝動とは、アニマに対する甘えに根ざすのだと思う。薄気味の悪い話だが。
  5. 自分は意思で選んで生きて来たのかな、と思った。正しく選んだとか、選んで失敗した、とかは言っていない。自分が許せないものはどうしても許せないからそこから離れた。離れられないから殺す、はしなかった。自分が信じる道を行くと人を傷つけてしまう。だが傷つける方が殺すよりましだと思う、
  6. 用があったので家内が電話してきた。不快になりワインを買ってきてしまった。魚料理だろうがチリの赤ワインと決めている。急遽白身魚を買ってきて、オリーブオイルとセロリとニンニクとレモンをかけて食べた。気味が悪い。料理とは食べるものではなく食べさせるものなのに。

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