2011年5月23日月曜日

2011-05-22

  1. 罪を憎んで人を憎まず、などと言えば偉そうに聞こえようが、冷たく人を切り捨てる心を持っていないと生きていきにくいのも事実。秩序維持のために人を裁く役目、早く逃げたいが、こんな悪役の仕事しか残ってない、ということなのか。
  2. 山に入って庵を編む、南冥に釣り糸を垂れて呆然として過ごす、という日本の主導文化、やっぱり確かに寂しいだろうな。ある程度、適当に、混じりあっていないとな。
  3. 汚染の単位が兆であることに何も感じられなくなっている。「適当に混じりあうのも」の、この「程度」という、あるのが当然と思い込んでいた防壁がない事態に慣れない。本当は全ての境界線もタブーもなくなっているのを感じているが、これを言い表す言葉を誰も持っていない。
  4. あるのは「大丈夫、仕方がない」か、「駄目だ終わってる」か、中間の「リアルに」だけ。人は言葉の向こう側は理解できないというのはこういうことだったのか。
  5. 「皮膚のない男がやってきた。少し膿は出ているが痛みはなく、生活に支障はなかった。男は幸せにいつまでも暮らした」という場合も、「やってきた」と「いつまでも」がまずい。古い言葉だ。だが、「死んだ」と「いつまでも」以外の言葉がない。
  6. もしかしたら「やれやれ」か?まさかね。言葉の全くない状態にある、というのが多分、解だと思う。
  7. 通り雨がきて干していた毛布が濡れた。再び強い太陽光。今、自分を含む誰かが消えてもこの世に変化はない。嫌な感覚である。結局乏しい言葉のこちら側でぼんやり釣り糸を垂れるしかないのではないだろうか。技術的なことばかり数日考えている。気晴らしになるが言葉は貧しいままである。
  8. 堀江某の収監を「古いものが新しいものを潰した」的なフィルタに入れて発言する人しか見えない、今のところ。それは逆でしょう。堀江某の根にある「田舎には何もないから都会に行くぞ」的地方出身者の怨嗟は古い伝統なのだ。日本のLeitkulturである。身も蓋もないんで外国語に逃げたけど。
  9. 「東上の志」の60年代、70年代は、もういいでしょう、この「未来は見えないが黒船に乗って取りあえずオレぶっ壊す」的明治の心は。
  10. ちなみにLitkulturの逆はMultikulti。堀江某は「Multikultiに寛容になろう」の側ではなく難民だったので収監された。「許しがたい権力の横暴だ、差別だ」。以上。
  11. 以上の後の蛇足だが、そして言葉遊びだが、「未来を見切って西に下る(汚染とともに?)」が「新しい人」だ。自分は違います、言葉=近代の向うが見えないから。その人はかっこよくもなく儲かってもいない。マスコミ受けもない。ヒゲぼうぼうで、青い服を着た女の人と歩いているのに違いない。
  12. 昼日中からチリワインを開けた勢いでもう一言。明治というのは作った時代ではなく壊した時代なんだ。がれきの撤去にぼう然としている今、壊して喜ぶ感覚はもう「駄目」でしょう。「でっかい何かが都会にあるから削ってやれ」は古いんだって。もう「無い」と知ったら粛々と種でもまいて。
  13. いや、土が汚染されているのか…種もまけない? これは本当に困った。今日は同じことばかり(今日も)言っているが、「土と水を信用しない」という言葉を我々は持っていないんだ。「土を信じて口づける」と言う言葉しか、持っていないのだ。
  14. オレのことを文句言ってる人がいるけど、赤ワインというのはそもそもだな、灼熱の太陽の真昼に飲むものなんだ。あーだめだ。書けない。書けない。書けない。駄目だ。すみません。
  15. ところで、泣きながら人を切る自分。泣くことは免罪して欲しい、との態度と見ればこれほど冷たい駄目人間はいない。その解釈は完全に正しい。世界は賽子のような正六面体で、せいぜいが3つの数しか見れない。裏側の三つの数は裏に立ってる人がしっかり見てくれている。自分のS字湾曲の後ろ姿を。
  16. 同じmultikultiを見て「よし、世界が小さくなった」と見るか、よし、世界が広がった」と見るのか。身も蓋もないが、それは「出身地」で決まっている。神は偉大である。「神などいない」という東上の志の人も、敬虔な子供たちも、神は冷たく無視している。この状況こそすごい、と思う。
  17. そうか、日本は海洋国家だったのだ。それで全ての説明がつく気が…。そしてその海を失ったのだ。「その朝グレゴールザムザが目覚めると、窓の外にあるはずの緑の海が消えていて、オレンジ色のヒースが果てしなく広がるばかりで、そこで縞模様の皮膚の子供らがサッカーをしていた」
  18. ホープ軒のつけ麺を茹でてコーヒーを飲んでから、絶対に書いてやる、報告書という未来への誓約書、「夢の歌」を。もう疲れた。だが、絶対にだ。(とりあえず、さようなら、さようなら、さようなら)
  19. 書けた。やっとアイロンがけができる。黄緑の草の匂い。(溜息)下仁田の道を心の指で辿りながら、蒟蒻芋、というただの一語がレトリックの近代の次ではないかとふと思う。既に5時で正中になり、猫も目をそらしている。
  20. 猫に見捨てられることで気づいた。次の選挙の比例投票用紙には「(不)自由民主党」と書けばいいんだ。肩の荷が降りたぞ。缶のとりまきは「意味的には民主党」と言って自分の所の票に入れるだろう。あ〜あ。意味なし。
  21. よし。私は今、躁である。あ〜あ。ヒヨドリの羽音だ。RT@idiots_glossary: メタファー 【metaphor】 隠喩と訳される。淫靡と語感が似ているのでおそらくいやらしい意味である。
  22. 民主党と自由民主党。二語のシーソーとしてはバランスが悪い。不自由民主党と自由民主党。これこそぴったりくる美しいバランスだ。誰もが無意識にこのバランス美意識に支配されているのだ。要するに、それだけ。あ〜あ。
  23. ところで公務員組織を「無責任」などと言う決まり文句もあるが、これも人が比喩でしかものを考えられない証拠だろう。擬人法や民間との比較で事態が正しく掴めると誰が保証したのか。沼に向かって「君は無責任な人だ」と叫ぶ学級委員は「地球は生き物です」という素朴な歌が好きだろう。
  24. 擬人法で語る時には、内容が正しいかどうかなど考えていない。考えない心地よさに酔っているだけなのだ。自分もまたよく酔っぱらう心地よさげな=不純な皮袋である。不快でしかない純粋な言葉というのは数値的なものなのだろうか。

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