- 日没後、だが十分に明るい30分間の海の色合いをしっかりと見た。二つの火山にはさまれた巨大な空間が暗闇の予感を吸って鮮明な輪郭線を描いている。海の色は藍色の宝石が黒い液体になったようだ。こんな時にカメラがあれば、と思うが、どんなレンズを使ってもこの広がり、無限の高さは表せない。
- だから仕方なしに写真はトリミングをする。言葉を使う人は比喩によって部分を使って全体を暗示するようなやり方をする。というか切り取って暗示する、という以外の手段はないのだろう。
- 昨日今日にあった嬉しいことの一つが、この地上の光が最も美しい時間帯に海を見たこと。二つ目は卒業生二人に会ったこと。今何の仕事をしててとかどうでもいいわけで、取りあえず若い彼らが元気でいる様子を見ただけで何故感動してしまうんだろうか。
- ついでにもう一つ。つまらないから目を開けたまま寝てようか、と思った会議で若い同僚の人たちの的を射た発言にはっと目が覚め、よくボールが動くサッカーの試合を観る気分で楽しく議論を聞き自分もしゃしゃり出てボールを蹴ったりしたこと。こりゃ俺がいなくなっても大丈夫だと思えたこと。
- 上記のことには本当に感動して、深い深い喜びを感じた。これ以外の時間はほぼ全て深く深く不快で哀しいばかりだった。あ、もう一つあった、女子のサッカーの試合を観た。インチキな人たちをよく見るので、インチキでない人たちを見ると本当に嬉しくなる。前者が減り後者が増える時代が来て欲しい。
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