2012年6月30日土曜日

2012-06-29

  1. 今は落ち着いているが、週末にまた鬱と錯乱が訪れはしないかと思うと不安になる。人に迷惑をかけかねないから本当に困ってしまうが自己制御できない。
  2. 今日も映画の紹介を少し見る。欧州の海岸での毎日の話、アフリカから脱出してきた父と子の映画だ。国境警備から必死に逃げる父親の表情が痛々しい。父親は死んで、息子がどうなるのかわからない、という終わり方だそう。プールで泳ぐ日本なら小学生の皮膚に泡が無数についている。悲しすぎる。
  3. 洋書屋さんが来てInselのカタログを置いていってくれた。危険である。付箋が立っていく。「幸せになろうとするストレスがよくない。不幸でいいんだ」と説く哲学者の本があった。このようなところで脳科学者ではなく哲学者が出てくるのがドイツの真面目なところかな、と思う。
  4. フィッツジェラルドの偉大なギャツビーのドイツ語訳がある。付箋だけ立てておいて買うのを我慢しておこう。それから詩のアンソロジーを見るとつい買いたくなってしまうのだが、これも付箋だけにして我慢しておこう。いつか買おう。
  5. 久しぶりに原発の情報を調べる。「4号機が爆発した本当の原因と東電がそれを隠す理由/フランス・ドイツ共同の国営放送局 ARTE 「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」(日本語字幕)」 – @動画 http://t.co/em6JiMc1

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2012年6月29日金曜日

2012-06-28

  1. ノアの洪水のように何日もひっきりなしに雨が続いていたが、今朝薄日が差した。九電が計画停電などと言ってきている。夜は洞穴に転がり落ちるように雨の音を聴きながら深く眠ってしまうが、疲れが取れないため悲しいとも嬉しいとも感じない心理状況にある。
  2. トラークルと妹の恋愛を小説にしたものがあったが、軽い内容に見えて読まなかった。だが映画化されたらしいのをZDFで知った。ベルリンにお嫁入りした後をどう映像化したのかには興味がある。しつこいようだが、彼が使っていた交通機関とか。
  3. 薬物中毒との関連なのか、番組では話題がファスビンダーに流れた。久しぶりに彼の名を聞いた。その昔には何度見たか知れない「マリアブラウンの結婚」のシーンが流れた。ハンナ・シグラが帰還(復員?)した夫を鎮めている黒人の将校をさらりと殴り殺す有名な場面だった。
  4. 確かにこのような演出が可能なのは普通ではない。言い古されているけれど、背後には近代国家という幻想が蠢いているような気がする。市井の人間が生き生きしているのに、何かに操られて人間離れした存在になっているような…この怖さは今の時代にも続いているのだが、多くの場合忘れられている。
  5. いや、忘れているのではなく、どうしようもないのかもしれない。人間は自分を自分の意志で動かすことのできない存在なのだ、ということがジャンキー芸術の問題意識なのだ。自分もそんなジャンキー、あるいは受け身的存在の一つに過ぎない。
  6. 今の集まりの後も思う、若者の心は無垢で中高年の心は醜すぎる。この自分は中高年の方なので万人の顰蹙を買うような醜い仕事を画策している。その罪滅ぼしはいつかできないかとよく思うが、多分難しい。
  7. またしてもマタイ受難曲を聴きながら働く。私は眠ってしまった、イエスを裏切った、という曲や、Welt, geh aus, lass Jesum einなど。バカの1つ覚えのように同じものばかり聴いているが、学校にいると毎日チャイムを聞いているのだから、まあいいのかもしれない。
  8. しかし給料だが額面は30代と比べてすごく上がり、手取りは30代より少なくなっている。額面だけ見ると誰のお給料かと思う。だがお金に躍らされない静かな世の中がくる、と思えるのであれば悪いことではない、国が小さくなっていくということも。
  9. そんなことを言っていると、きっと小さくなりすぎてしまうんだろう。
  10. 今、小沢氏がまだ離党していないと知ってびっくり。ひっそりと何かが終わった気がする。

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2012年6月26日火曜日

2012-06-25

  1. それなりに面白い曲を買ったが気分は安定せず、youtubeのいつもの番組に流れ込む。シューベルトを聴いて情けなくも希死願望の歌詞で心を慰めようとしたが効果はなく、結局いつもと全く同じ道を辿るというか、マタイ受難曲の29番のコラールを繰返し鳴らして勇気を鼓舞している。
  2. 問題は二つあって、一つは自分のこの2年間の仕事が全否定されるべき誤りだったのではないかという疑念がぬぐえないこと。これほど恐ろしいことはない。だがもし本当にそうであれば現実を見つめ直して舵を逆に切って見せる。自分はそれをやってのけるが、本当に間違っているのか。
  3. もう一つは灰にまみれて死ぬと決めたのだが、やっぱり鹿児島の人の閉鎖性に疑念を感じているところ。本当は、お前早くいなくなれ、と思われていると改めて思い知らされたこと。びっくりしたが、自分はこの程度のことで「これからは油断しない」と考えずこれからも油断するつもり。
  4. だが、とことん傷つくだろうか。いずれにせよ、自分は今勇気を失っているので、お前はもう死んでいる、お前はもう死んでいるからこれ以上死なない、と呪文をかけて気持ちを鼓舞しているわけ。たとえ間違えて死んだとしても自分の罪故だから裁かれても仕方がない。
  5. 今まで通り油断して、傷つけられないかと警戒する、ということをせずに生きてみせる。嵐の野にむき出しの頭で立ってみせる。だが自分を傷つける人からは逃げておこう。足を止めて打ち合うのは寂しい。バッハとヘルダリンのおかげでほぼ諦めがついた。

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2012年6月25日月曜日

2012-06-24

  1. 雨がざーざー降っていて風流なため、今日は時間があるのでカレーを作ろうと思っていたのを考え直し、やはり日本的な何かを食べようとしている。だが一時したら明るい太陽が現れたので、やっぱりカレーを作ろうと再び考える。
  2. また雨が降ってきた。暗い雨音でカレーというのは不調和なのでやめようと思い始めるが、そもそもこういう堂々巡りに嫌気が差して、断食という手もあるかと思う。断食芸人とかグレゴール・ザムザとか、また勝手なイメージが涌いて出てくる。
  3. 車を降りる時の息子の目が暗かったのが気になっている。校門をくぐる時に振り向いて、手で合図をしていった。少しの時間いただけで、もうこの家に来るのは嫌だ、次の週末は行かない、と決めていたが、やはり市内の家にまた行くべきだと考え始める。
  4. 振り向く人の困ったような色合いの目には見覚えがある。病気の母親が家を出ていく戸口の自分を見る時の目だ。学生時代に好きだった人が、博多駅で自分を見ていたときの目だ。自分はいつも立ち去っていく。逃げていく。昨日も車を発進させた。
  5. 問題が解決できないのであれば潔く去っていく、というのはなんだかものすごく間違った考え方であり、ある意味無責任かつ適当な受け止め方をして、解決不能の状況に踏みとどまるのがかえって責任のある生き方なのかも知れないと今は考えるようになった。駄目な人間として醜く生きる。
  6. だが、これも嘘臭いな。
  7. 駄目だ、職場の悩みもあって頭が混乱するばかりだ。音楽も聞けないし本も読めない状態が続いている。大人げないことをしかねない危ない精神状態。
  8. 根拠はないが、子供のことは踏みとどまる、仕事上の人間関係では問題から逃げる、ということにしよう。どちらも、人間の心を人間が動かすことは出来ない、という考えに基づく。あ〜あ。もうなるようになれだ。
  9. だが、今日は本当に悩んで、体中の筋肉が熱を持ったように緊張している。もうどうでもいいや、全て諦めてテキトーにやっていこう。給料下がるのに真面目にやってストレス溜めても仕方がない。木枯紋次郎だ。俺には関係がない。水瓶座だから風の性格だ。どうでもいい、何もかも。
  10. 映画を借りるか音楽を買ってみようかな。研究室も大掃除しよう。どうでもいい、なにもかもどうでもいい。俺は木枯紋次郎だ。そんな昔話知りません、と気持ち悪がられてもどうでもいい。ざまあみろだ。だんだん腹が立ってきた、自分にも、自分を取り囲んでいる状況にも。aplストアに行ってきます。

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2012年6月24日日曜日

2012-06-23

  1. 新聞を読もうと思ったが、Spiegelにベルルスコーニ復活を画策の記事を見てすっかり気持ちが萎えてしまった。昨日また猫に会ってきた。先週よりも弱っていた。毎日見てないから分かる。もうすぐ確実にいなくなってしまう。世界には生きる意味も生まれる意味もないというのが本当のことなのだ。

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2012年6月23日土曜日

2012-06-22

  1. 大雨が明けた。全て出し切ってすっきりした、という風情の晴天になった。天然の洗車機で火山灰が落ちたろうと思っていたが、灰混じりの雨だったらしく朝車を見てびっくり。砂漠の四駆になった。運転中も垂直にのぼっていく灰の柱が見えた。どちらに飛ぼうか思案しているようだ。

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2012年6月22日金曜日

2012-06-21

  1. 何時間も絶え間なく激しい雨が降っている。朝、訃報の放送があった。やや近くに住んでいる90近いお婆さんが亡くなったと言っている。通勤途中その家の前を通りかかった。軽自動車が集まっていた。血のつながりのある人たちが、激しい雨の日だった、と話題にしているはずだ。
  2. 染み込んだ大量の雨は湧水になって飛び出してくる。温泉になって流れ出してくる。循環に身をゆだねて安らいだり諦めたりする、という古い意識を外して世界を見ることができない。プルトニウムを感じ取ることができない。客観性に対する信頼が、これからももっと激しく揺らぐ気がしてならない。
  3. そういうわけで、というか、にもかかわらず、というか、食堂や浴室のビデオを取って証拠資料を作りつつ、人の動きを解析する、という工程をお願いしてある。「俺たちを黙らそうとしているのか」と思われ、また嫌われるんだろうがどうでもいい。
  4. 丁寧に調べて間違いがないか確認する、という作業を「無駄」と嫌う人が「私は科学の側」と言うのを見るのがおかしい。「科学ってのは自動化のことだから楽ができるんだ」という内心の声も聞こえる。
  5. 自分は油にまみれた小さな現実こそ正しさの源だと思ってるので、もうじき町工場の消滅後の日本を見ることになるのが寂しい。それこそ「訃報のお知らせです」だ。工場跡地をのっぺりとした広い道路にして、そこを強張った顔の老人たちが小さな電気自動車で走り回る光景、というのもさまにならない。
  6. 昨日作ったゴーヤチャンプルがあまりに美味しかったので、今夜また作ろうとしている。新鮮で甘いセロリを昼に買い、夜はゴーヤと豚肉を買いに行く。
  7. 先程は瞬殺で濡れ鼠になる豪雨の中をスーパーに向かった。じっと部屋に隠れていたかった。タイミングが悪い。横須賀の子供時代にドブの中をのそのそと動いている濡れた獣をみた。大きなドブネズミで、焦げた色の毛の一本一本がはっきりと目に浮かんでくる。

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2012年6月21日木曜日

2012-06-20

  1. 猛烈な寮の火山灰が斜めに空を上っていくのが見えた。台風の後、何となくぼんやり晴れている。胸が痛い。わだかまりを残したまま今日も一日が始まった。考え込むといけないので、こなすべきタスクを慌てて探す。切って持ってきた胡瓜が車の中で温まっている。
  2. 資料を集める段取りをしよう。少しずつでも動かしておかないと、夏休みを待っていたら夏休みに何かとんでもないことが起こったために一年を棒に振った、になりかねないから。悩ましいことに押しつぶされそうになっているのが本当だから、身を捩って身体をほぐさないと判断を誤る。
  3. だが実をいうと、この寂しさは何か生産的なことができそうな時の悲しい気分であることを自分は知っている。つくづく自分というのはひどい人間だと思う。

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2012年6月20日水曜日

2012-06-19

  1. 家族からの一通のメールで眠れなくなっている、悪気もないことはわかっているけれど、生き方、考え方が違いすぎて、他人として生きる以外にないと証明している小さなメールが来た。雨の音が絶え間ない。不安を掻き立てるような震えるような水の流れる音だ。
  2. 大丈夫だよ、心配しなくて、と返事するだろうと思う。だが、そのうちによくなる、いつかはなんとかなる、と先に送ってもいつかは逃げきれなくなることを今は知っている。また、解決しない問題は決して解決せず、破綻とクラッシュ以外のゴールはないこともわかっている。
  3. 誰もがいつかは死ぬ、と覚悟を固める以外にできることはない。日々の務めを果たそうとしたり、自分は結局この人を傷つける精神の持ち主とわきまえて近づかないように心がけたり。非現実の世界にしかないカタルシスを使って時折心を休めたり。自分がこのタイプの人を傷つけるという事実は動かせない。
  4. 国民の意思というものがあるとするならば、消費税引き上げを民主党にさせてから、つまり黙認してから、選挙で民主党に投票しない、ということかな、と思う。外の人から見ると大変分かりにくい行動だが、自分にはその気持はよくわかる。説明は上手にできないが。
  5. 台風が遠くを通りすぎた。すぐに次の台風が来るが、大分弱そうだ。とりあえず適宜雨を降らせて欲しい。お湯になってわき出てくるから、それで顔を洗うつもり。嵐が近くにある時は、木々に隠れている鳥も黙っていて何の声もしない。

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2012年6月19日火曜日

2012-06-18

  1. 語学の勉強もかねて、放送を独語と英語のみにすることにして、接続先を整理した一日。昔の島田雅彦の小説にあったが、俺はもう国内亡命することにしたのだ。お笑いのネタのような行為だが、これでも自分を追いつめない限り罪悪感が消えないと真面目に思っている。

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2012年6月18日月曜日

2012-06-17

  1. 困っているというので家内のマンションに行ってきた。猫を見舞ってきた。弱っていた。息子と温泉に入る。豪雨で火山灰がぬるぬるしていた。泊まっていけと言うのを断って海の隣の国道を走った。昼間スタバで書き物している時、昔不義理をした人の事を思い出していた。
  2. 終夜営業のスーパーで赤ワインと青白い大根を買い、家で飲み始めると一本明けそうな流れだ。何年か前にザルツブルクの地下のレストランでワインを頼むと「一本?一本くらいすぐ飲み切りますよ」とウェイターに言われて笑って500にしてもらった事を思い出した。
  3. その時は隣席に感じの悪いアメリカ人の若造がいた。小さな子供と奥さんとどちらかの母親らしい老人がいて、夫人はまともな人で暗いオーラを出している子供じみた夫を厭きれて見ていた。昨日なのか今日なのか、安いワインを飲んだまま寝てしまい、今、夜明けに目覚めている。
  4. 俺は書かなければ死んでしまう、というか、死に切れないまま生きてしまう、つまり地縛霊になってしまう、ということが何故この人は理解できないのか、と思う。だが夜明けの白い光の中でも理由は判らないのだが、間違いなく自分が悪いのだ。
  5. 飲みかけのコーヒーを運転席のポケットに残したままなのだが、取りに行く気力がない。未解決な酔いが泥の川のように継続する。この泥川に無数に現れて弾けるあぶくが俺たちなんだよ、だから勉強しろ、と言い放つ聖人の一人が自分だ。音を聞きたくない。
  6. その代わりに今まで出会ってきた人たちの無数の横顔を線にかえて、折り重ねてみると何かの形が生まれ来るかもしれない。震える洋梨型の、黒っぽい何かだ。湾曲した付け睫毛だろうか、太陽の光を遮るための。
  7. 洗剤を買うついでにイワシのすり身など、おでんだねも調達した。緑があまりにも鮮やかだったのでゴーヤも買ってしまったが、おでんで茹でるべきものかどうか。後で家族用に米を大量に脱穀するので昼酒は慎まなければならない。明日は回線切り替え工事だとカレンダーに言われる。
  8. ルーターの設定をするのは夜になる。面倒なことだ。そう言えばMacBookに切ってあるWindowsの領域を全く使っていない。最後にいつWinを起動したのかも思い出せない。正規表現を使った作業もMac用のエディタでするようになってしまったし。
  9. 人に対する評価というものは、ネガなものとポジなものを両方考えて、両方同時に口に出すべきだろう。ポジなものしか思い浮かばない人もいる。小さな子供とか、歳の離れた後輩とか。それらは猫のような存在で、例外なのだ。猫に説教はできない。猫に向かって、お前ワンと言ってごらん、とは言えない。
  10. NHKの各国語版ニュースのPodcastを探していて、ドイツ語だけないのが頭に来てしょうがない。反独的変人がいるのだろうか。偏向報道だけでなく怪しい外部委託の人に変な集金をさせたりだし、ますます頭にくる。日本のテレビ局にはモラルハザードの臭いがして仕方がない。

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2012年6月17日日曜日

2012-06-16

  1. 若い時分には私小説は駄目だ、と言わないと日本の近代化を批判することにはならず、かっこ悪いんだと洗脳する勢力があったが、はるかに時間がたってそうした呪縛から離れると、小さなありふれた人の中に真実の何かを見る、小さな部分に大きな全体への繋がりを見る、というのは十分近代的だったのでは。
  2. ただし社会というものが何かリアルなものではなかったし、嘘くさく見えてそんなものから遠ざかるべき、という価値観があったのだろうか。社会は写生できないし、写生できないものはリアルではない、とか。
  3. 電波が必要なためスタバで珈琲を我慢して飲んでいる。まるで煎じ薬のようだが、要するにミルクで割ることを前提にしている味なのだろう。時分には合わない店なのだが、電波のためだから仕方がない。再びアーノンクールを買って帰るところ。癖になってしまった。

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2012年6月16日土曜日

2012-06-15

  1. 夜はワインを買ってきて白身の魚を香草と焼こうと思ったのだが、雨が降り続いている典型的な梅雨の午後で、やっぱ日本酒にするべきだろうかと考えている。この蒸し暑さと肌寒さの共存は湿っぽい陶酔なしではやり過ごせない。
  2. この数日神と化しているipodがjames bluntを選んできた。去年博多の町を歩き回りながら繰り返し聞いていたhighを久しぶりに聞いた。興が乗って食事中にスピーカーを通して鳴らしてみる。
  3. だが歌詞がうまく掴めない。仮定法の部分の意味を考えていると、独りぼっちの人の怪しい内容に見えてきて落ち着かない。例のYou're beautifulでも自殺の歌だとする説があるらしいし。自分は、別れた彼女を偶然見た、が自然な解釈だと思っているのだが。
  4. Highを独訳している人がいて、Schöne Morgendämmerung erhellt die Küsteとか書いてある。字面を見ただけでカオスの世界から秩序の世界に戻ったようで変に安心する。いいぞ、たまにはガツンとドイツ化してやれ、という感じ。
  5. 以前、上海市内を見物した後、中国の航空会社でドイツに入国した時の感覚と似た気分である。その時はAlles in Ordnungも悪くはない、と思ったものだ。
  6. 結局のところ、変な接続法の世界に迷い込んでいないジョン・レノンの言葉が安心すると気づき、楽曲の選択権をiPod様から奪ってBeatlesにロックしてある。天才のようにシンプルに素直に考えたいのだが、自分には不可能である。
  7. また小沢がらみの謀略記事を出している人たちがいるのか。反小沢というだけで、最近は偏執狂カルトに見えてくるな。サティアンの臭いがする。ジョンのシンプルさを見習ってよ。どうせみんな死ぬんだから、無理にこじつけようとする行為は全て間違いなんだよ。

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2012年6月15日金曜日

2012-06-14

  1. サイトメガロウイルスの感染で苦しむ母子の番組を見た。体にチューブを刺したまま、家の中を歩き回る三才の女の子。一人750円の負担で少し対策できるのであれば、厚生労働省はレバ刺しの次とばかりに南九州人から鳥刺しを奪って苦しめるための作業部会を解散してこっちに回って欲しい。

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2012年6月14日木曜日

2012-06-13

  1. 最近困ったことに睡眠が浅く、いや、深いのかも知れないが、5時に目が覚めてしまう。あきらめて寂しい気分にあったイメージを探していたところ、案の定携帯が鳴って呼び出された。相変わらず咽が痛いが、シャワーを浴びて出かけた。この出来事は今しがた一段落した。
  2. いつもと同じで、何かを解決したという気分よりも、つかみ所のない、刺っとさせられる徒労感に包まれている。相手の若い人の気分が乗り移ってきたのかな、とも考えたが違う気がする。一日中無理して喋っていたから、声が出なくなった。明日は木曜日だ。そういえばいつからか、水曜の夜が寂しい。
  3. そして土曜日に鬱になり、日曜日は目茶苦茶である。月曜日に不意に我に返り、火曜日は落ち着いて過ごし、水曜に再び沈む。
  4. 日々気づかされるのは、自分がしたいことをしていないことだ。自分が喋りたいことを喋っていない。これは自分に課している、真の心は言葉にして口から出すべき、というありように反していると思うのに、何故行動や言葉から遠く離れて、黙々とつまらない業務に従事しているのか。
  5. これが自分である、と信じているその自分を疑っている、というか、薄気味悪いと感じている自分がいて、勘違いするな、お前は既に死んでいるんだぞ、と言われている気がする。不穏な幻聴に耐えながら、真の心が本当に心なのかを確かめるために、イメージを探して目で見える形にしたいのだと思う。
  6. 結局のところ、新しい仕事を立ち上げるための準備、的なことを考えている時だけが楽しく、それでは成長路線と仕事中心思想に逃げてきた昭和時代人の心根と同じではないかと思うのだが、事実昭和時代人である以上諦めて同じパタンを繰り返すしかないのであろう。
  7. そういえば今朝方からiPod様はビートルズを連続して流し始めて、気分よく運手していたのだった。すっかりそのことを忘れていた。世界を変えようという意思はなく、世界の方が変るまで淡々と光合成を繰り返す植物の方が、動物より高潔な生き方に見えてならない。
  8. 帰ろうと思ったところまだ残業している人の部屋があった。自分が今日あれこれ頼んだためにまだやってんだ、と思うと申し訳なくなり、再び机につくが、雑用系は気力が切れているので春に手に入れたままになっていたベルリンの古写真集の吟味を始める
  9. 1910年代までの地図と照らし合わせてあれこれ妄想していたが、30分もしないうちに猛烈な疲労感で気管支の炎症も高まり始めた。考えてみれば昨日は寝不足だった。結局朦朧としながらスーパーを経由して帰る。
  10. 夜の時間で安売りになっている刺し身売り場に人だかりができていた。その老若男女が漁船に一網打尽にされている魚たちに見えてきて、あそこに近づくと危ない、と諦める。だが一時すると人々が散り始めたのでそっと近づくと、値札が80円等々なのでやっぱり買ってしまう。

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2012年6月13日水曜日

2012-06-12

  1. 生ゴミを出しに行く朝、車内で昔よく聞いていたスピッツが鳴り始め、歌詞が気に入ったのでキッチンで音を出して流している。これは回春効果ということなのだろうか。戦闘機よりあからさまな、とか、過ぎた恋の形を指で作る、などの歌詞。蒸し暑く、ゴミ箱の底で虫を沢山殺した。
  2. 咽を腫らしてしまい、発熱はしていないが寒気がする。寝れば治る、と昨日は横になったが5時に目を覚ましてそれから眠れない。心を水平に保てず体を悪くするのだから、全く自分が悪い。依存症を治すためには断酒しかないと書いてあったが、それは無限に寂しい世界に通じる道に見えて恐ろしい。
  3. 息苦しい。まさか喘息になってしまうのか。車載のiPod様はスピッツの次にやはり古いイギリスのshoutを選んだ。青春時代に好きだった女の子と夜遊びして、渋谷のディスコにかかっていた曲だ。動揺する。既に自分は愚かしい狂気の世界に入っているのだろうか。
  4. 激しい躁鬱状態だったが、シリアの報道に触れて我に返る。この世は残酷であり、「偉い人」と定義されている人はほとんどが愚かしい。強い軽蔑の念にとりつかれる。足を止めて撃ち合いをするまで、もう一時待ってみよう。

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2012年6月12日火曜日

2012-06-11

  1. 恒例のことだが日曜日の昼酒に陥り、酩酊しながらカンタータばかり聞いていた一日。言い訳がましいが、午前中庭仕事はした。メキシカンセージとユーカリを刈り込んだ。酔っ払いながらブロック塀のてっぺんに登った。梅雨の晴れ間の日。湿気が多い空気は重たかった。
  2. YouTubeのマズーアによるマタイ受難曲は頭上にいる子供の合唱隊が青ざめた天使に見える。画像がザラザラなため、浮遊している死者のようにも見える。マズーア氏の奇怪な動き。口を凄まじく大きく開け閉めして合唱を鼓舞しているのだが、老人が溺れて苦しんでいるように見えて怖ろしい。
  3. 最も好んでいるのがアーノンクールのカンタータ147なのだが、彼の表情が誰かのモノマネをしている志村けんに見えるので、結局指揮者の顔を見ると音楽に集中できないと悟った。普通後ろから見るわけだから音に集中できるのだ。
  4. 同じことを呟くが、このままうちの猫が死んで行くのであれば、人生は生きるに値しないと結論づけると思う。もう一升瓶が半分になるほど焼酎を飲むのだが、全く酔うことができない。マタイ受難曲を好む友人に手紙を書こうと思ったのだが、酔ってないのに脳が散漫で全く駄目だった。
  5. ヨハネ12ー24はルター訳が現代訳と違っている部分だ。またもドイツのサイトに各年代のルター訳聖書を見比べられるページを見つけ、疑問はほぼ解決した。いつもながらありがたいことである。
  6. 仕事というものはつくづく必要なものだと思う。整列した人の前でマイクを持った瞬間、自分の中に皮膜が形作られ、ああ、これが今から話すべき言葉なのだな、と気づく。こういうきっかけを失うと、溶き卵の状態がずっと続くばかりで形を失い続けるのだろう。
  7. 庭は薄暗い梅雨の朝、一面灰色の中で紫陽花だけが激しい紫を放っている。音と光を吸い込んでいるような濃い紫の色合いだ。吸い込んでから色を放つ、という塩梅。多分この花は今、変幻自在の歌を歌っている気分なのではないだろうか、人間の耳には聞こえないが。
  8. 変なメールが来た。無視しようと思ったが、あまりに不快なので返信した。寂しいな。寂しいから仕事しよう。生涯仕事は続けていこう。望んだり願ったりしなくてすむように。希望を持ちなさい、なんて嘘をつく事は自分もある。本当は傷つく危険があるから、希望は注意深く消しながら歩くのが正しいんだ。
  9. 随分激しく雨が降っている。今日は信用していた人に裏切られて、むかついているから筋トレかな。人と接している限り、生涯に渡って人の心の奥深さを学び続けるのだろう。相手に依存していたわけではないからストレスはない。軽蔑と失望を淡々と感じているだけだ。

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2012年6月11日月曜日

2012-06-10

  1. 心と口と行いなのだから、隠さずに語るという自分の往き方は間違っていないはずなのだが。昨夜は随分たくさんマーラーの動画を探して聴き、最後には漫談のようにして始まるイギリスの番組に付き合って9番を眺めていたら4時を過ぎてしまった。寝床で眠れないままバッハを聞くと夜が明けてきた。
  2. 三時間程で目が覚め、写真をめくっていたらKorn in die Erdeの歌詞が出てきたが、意味を理解することができないでいる。愛と書いてあるが、本当に夜空の月のことだろうか。昨日結局立ち寄った温泉場で目が合って満面の笑みを浮かべたお爺さんの心のことか。我が子を悲しむことか。
  3. 子供にキーホルダーを届けるために、家内と子供がいるマンションに寄ったが、映画を見に出ていたとのことでポストに投げ込んでおいた。崖を削った狭い駐車場で灰が汚れた雪のように固まってタイヤが滑りそうだ。エントランスの天井が低いことで寂しくなってきた。
  4. 夜、挨拶の電話があったが、話していると不安の息吹が伝わってきてこちらも苦しくなる。独りで静かに休んでも鬱が近づいて来る。心安らかにフラットに生きるということがどういうことなのか全くわからない。自分の問題ではなく相手にどうしてあげるかの問題だとはわかっているがどうしようもない。
  5. 最後、未解決の音で終える、という現代風の結末に嘘くささを感じているところ。かといって別のやり方は思い浮かばないのだが。
  6. あなたの声を聞いてから猫が安心して寝るようになった、と言っている。このまま猫が死んでしまったら、自分は人生は生きるに値しないと結論するだろう。腎不全なのだからその日はもうすぐである。讃美歌は誤りで命は次々と終わっていくものだ。

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2012年6月10日日曜日

2012-06-09

  1. もういいや、飲んだくれよう。明日は市内に出ないとならない。毅然として改めて冷静に考えるようにしよう。
  2. 夜中に目が覚めてまだ難しい状況が続いているのに気づいて眠れなくなった。月曜日に勝負をかけるのに週末地ならしと偵察をしなくて大丈夫なのか。同僚に頼む選択肢があるが、給料が一割減らされている状況下でこの乱痴気に付き合わせるのには強い躊躇いがある。
  3. 人間の人生にかかわる事柄に手を抜くことが出来ない、という良心から離れられない人が普通だ。その良心につけ込んで、その良心を貪っている人が「多い」のではないだろうか。自分の使命感とは結果的にその邪心に与して、良心の人を苦しめているのではないだろうか。
  4. 「お前んとこの林、国立なのに何で勝手に剪定した、俺の家の丁度いい庇になっていたのにふざけるな」剪定しなければとんでもないことになるんだよ、ふざけるな。
  5. 日曜日はサボって家の中にこもることに決めた。今日は昼間から眠い。昼酒になったら大変なので運転している。朝、ドイツ語の練習に行った。運動公園で少し走ってから、サッカーの練習試合を見物。趣味の人たちのゲームでも見ていて退屈しないから不思議だ。
  6. サイモン・ラトルの大地の歌を見つけて興味を持ったのだが、見るそばから買ってしまうのはよくないと思い、来週まで待つことに。丸善のレクラム文庫のようなもので、自分ぐらいしか買わない気もするので。
  7. びっくりした。sbmモバイル社から「父の日のプレゼントにiPadはいかがですか」というメッセージが来た。まるで宇宙人のジョークのようなありえない内容のメッセージだ。

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2012年6月9日土曜日

2012-06-08

  1. @xtranoi 読み間違いかもしれないのですが、ナイフで傷を受けたのですか。ちょっと不安になったので…
  2. 二日間延々と続いた長い事情聴取を終えて、捜査一課長は自宅に戻ってきた。独りぼっちのテーブルでマグロを食べている。
  3. 人間の心の想像を超えた多様性と出鱈目振りに愕然とする事態があった。それを回復するために皆で機転を利かせた。猛スピードで考えながらピッチを走り続けた。映画100本分を二日間に見た。疲れすぎて自分の精神をびりびりと破りたい気分だ。
  4. 微かに胸騒ぎがする。はっきりとした胸騒ぎではない分、よけいに禍々しい胸騒ぎだ。死ぬ時には苦しみを感じなくするために投げやりの心になるはずだ。だがここ数ヶ月ずっと、ある人にある事を質問しておかなければならない、という思いに捕われている。
  5. 失礼を避けようとするためにその機会を得られてない。あ、まだあの問いをする義務を果たしていない、と考えるとそれが未練となり地縛霊になってしまいそうだ。地縛霊はちょっと困るな。火山灰のように散りたいのに。
  6. こんな緊張下で気分よく引き締まった授業ができて気分を回復した。だが二度涙を流した。一度目はグッバイレーニンのあるシーンを見た時。かつては父親が写したホームビデオのシーンで泣いてしまう。息子の気持ちに乗り移って胸が破れるので。だが今はここで哀しまない。息子が少し強くなったためか?
  7. 悲しかったのは主人公が東ベルリンのクラブでデートしているシーン。新しい風が吹き込んでここが世界の中心、と彼が語る場面。その主人公の彼の直観とは、まさしくこれからその美しい何かが失われる、という事態の証明になっているではないか、と感じたのだと思う。
  8. 二つ目はかみさんが(自分の、リアルの)息子にtelをかけさせてきた時。今日面白かったのは両生類の話、と聞き、引っ越し後腎不全を悪化させた猫が「震えている」と聞いた時。声をかけたら受話器越しにニャーと声が聞こえた時。水に始まり水に終わり、水は流れ続けるが言葉を理解しないと思った時。

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2012年6月8日金曜日

2012-06-07

  1. 折角昨日は時間があったのに簡単な雑文を書いただけに終わってしまい、今日は再び緊急事態に対応しなければならなくなって実務モードに。日々のログによると一日の飲酒量は3合を下らない状態が続き、これはよくない。

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2012年6月7日木曜日

2012-06-06

  1. エルゼ・ラスカーシューラーが死ぬ前に書いた詩を気に入っていて、少し調べて訳してみたのだがヘタなのでがっくり。やっぱり詩の翻訳とうのは無理な話で、散文訳や解説つきがせいぜいでは。
  2. 頭は切れるが頼りにならない男の人がいる。生身の人間と渡り合う胆力がないのだろう。大局観はあるがリアルな世界には来れない感じ。結局自分しか頼れず的中突破すると覚悟を決めたのが昼飯前。まあ、やってのけるだろう。自分を倒せる人はいない。だが何を成し遂げても達成感はない。
  3. だが生身の人間と渡り合う胆力がない、というのは自分への批判にもなっているな。自分の場合には家族と向き合う気力がない。この欠陥をちょっと脇に置いておいて、とばかりにきれい事を言っているだけだから。
  4. だが大局観があるのにリアルは駄目、という人は、ある意味はた迷惑なのかも。暴走する思いつきの世界、ということだから。自分はリアルな世界を見続けた挙げ句に狂った世界を見るようになる、という今までの生き方を続けよう。もう欠陥も直せないだろうし。
  5. もう一回、だが、と書きたくなったがやめておこう。今日は夕方、ちょっと面倒くさい会議がある。自分が主導する議論する会議は楽しいのだけれど、公的機関では特に、会議で議論させないために必死に準備している人もいる。酒やネクタイの趣味が違うのと同じで、自分には理解できない。
  6. 望んだこと、夢見たこと、憧れたことは何一つ実現しないと本当はわかっているのに、何故生きなければならないのか、という問いに答えることはできない、こんな歳になっても。しかし無垢な子供の様子には何かヒントがある。私は願う、私は望む、は多分、生の本質ではない。
  7. 自分の心の前に鏡を立てて自分を観察するより、野原にある変な形の葉っぱや虫を観察した方がいい。見つめて受け入れる時の不可思議な感動や恍惚が生きるということで、人は主体ではなく受け身体だ。世界を変える者ではないし、世界に翻弄される者以上には成れるわけがない。
  8. あるいは心を飛ぶ矢に喩えれば、リルケの何かにあったように、飛ぶ矢であると同時に的でもある。思いは全て一方通行でリターンなんてあるわけない。ひたすら思うことのみが華なのであって、双方向のコミュニケーションなんて、自分も時々なるところの酔っ払いの戯言でしかない。
  9. 本当はかみ合っていないのに、かみ合っていると錯覚している会話、ということ。
  10. コミュニケーション能力を鍛えようなんて勧めない、繰り返しになるがそれは飲み屋で使うべき程度のものであって、まあそれを仕事で使ってもいいかも知れないが(仕事なんて酔っぱらいながらやる程度のものだから)、そんな能力があっても幸せにはなれない。ない方がすっきりしているかも。
  11. ひたすら望み続けて望みは果たされないまま、不意に消えることの美しさ以外には世界に何も存在しない。先日子供のことを考えていて文具の店で知人に出くわした瞬間、何の拍子かぼやっとひらめくものがあったのだが、長い言葉で要約するとだいたい上記の通りである。
  12. だが、自らが何者であるかを証明しなければならない思春期の人に、自分のこういうイデオロギーは届かない。自分も若者の頃はロマン派を嫌うゲーテをバカにしていた。要するに自分もひどく歳を取った。

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2012年6月6日水曜日

2012-06-05

  1. 眼底検査のために電車で市内に向かう。運賃が高いのでうんざりである。ディーゼル車が轟音のアイドリングで停まっている。その屋根越しに床屋に行っていない誰かさんの頭のような竹藪が見える。面倒くさい。むしゃくしゃするから飲み屋を一軒開拓して来る、ついでに。
  2. 特急しかないのでゆっくり座っていたら条件反射で眠くなってきた。駄目だ、折角金を払っているんだから景色を見ろ、とケチくさく自分に命じる。海を見るんだ、イルカが丁度飛ぶかもしれないぞ。
  3. 街が見えてきた。やはり自分はこの街に拒まれている、とふと直感した。小さな海水浴場が目の前を飛びすぎ、箒のように剥げた枯れた木が打ち上げられている。
  4. 飲み過ぎて体調が悪い。2軒開拓したが喋りすぎた翌朝の暗い気分が辛い。心をフラットにして生きていくことができない自分がもどかしい。台風が近くにいるらしく、空気全体が動くような風が吹いている。
  5. 暗い夜道を駅まで歩いている時に降灰が来た。ザーザーと雨のように傘を叩いている。砂まみれになることで、何となく生きている実感が生じて元気が出てきた。自分はこの路上で誰にも頼らずに独りで生きていく、という決心のような気分。
  6. 暗い気分に支配され、午後は困った人にからまれ胃を壊すくらいに怒った一日。体調悪い。だがスタッフからは沢山智慧を出してもらい、意欲に溢れた若人に指示を出し、不謹慎だが美しい女性と語りその目を見つめる小一時間もあったわけで、何はともあれ今日が人生の最善の日だったとも言える。

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2012年6月5日火曜日

2012-06-04

  1. 突然モチベーションを失う日が来るような気がする。だが、モチベーションを失うのは二流の証拠なのだ、恥ずかしいことではあるが。一人暮らしになって裸族にならない、アル中にならない、と誓いを立てたが、裸族の方は大丈夫だがアル中は危ない。もう一升瓶が空いてしまっているし。
  2. アーノンクールを聴いてこれもモーツァルトなのかと驚き、世界が少し変わった。40番は大学生の時夜中に聴いていたカラヤン版が実家にあったが、終楽章など特にスポーツのようだったと思い出した。エニグマが早くも四分の一以下になった。美味い酒を知るともう角瓶には戻れないから、かなり困る。
  3. あれ、今日サッカーやっていたのか。あ〜あ。ともかく明日も頑張ろう。
  4. びっくり。明日がんばる力が消えていった。もう一杯飲んで寝よう。あ〜あ。生活保護受給問題のデモ集団が老人へ暴力 - YouTube http://t.co/yuQToS54
  5. 折角一時間以上早く出勤したのに、メールと電話で(こんな朝っぱらからかけてくるのか…)終わってしまった。寂しいもんだ。睡眠時間は4時間半だが、不思議とダンベルを持ち上げても心臓が苦しくならないぞ。
  6. あと10分、ラスカーシューラーを書くんだ、この10分で書かないと忘れてしまう、ふと浮かんできたことを。

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2012年6月4日月曜日

2012-06-03

  1. 夜のミッションは続いており、これから職場に戻るところ。一方で昨日精神的動揺を感じていたが、案の定軽い悪寒と発熱がある。フェイスブックの、あの若者の顔写真を見た。彼の笑顔を見ていると、確かにこの先大丈夫かと不安になる。
  2. 熱があっても昨日あれだけ火山灰を浴びたのだから入浴しないとならない。峠道を自転車で下る。速度が出ているので、止まる方が安定を失うから危ない。自転車を慎重に倒して下り切ってしまうしかない。下り切れば川があり橋があり村があったりする。夜がゆっくりやってきて意識が切れ切れになっていく。
  3. やぼ用を済ませに行くついでに、昨日タワーレコードで見つけたアーノンクールのモーツァルトを端末に吸い込ませておこう。耳の中で何が起こるのか少し楽しみだ。夜遅くポリーニを聴きながら食べた黒豚のスープは美味しくなかった。
  4. だが大きなキャベツを買ったので、またポトフを作らざるをえない。ローリエがあるか確認してから出発しよう。だがローリエがあるのを見ればまた傷ついてしまう。ものと一緒に人の心が張り付いているのだから。強くなることと現実から目を背けるのは違うから、自分は弱っていくばかりだ。
  5. 飲まず食わずで長話をして疲れた。走りたい。だがiPadの同期に失敗して復元する羽目に。でも皆さん若人たちとの付き合いに慎重なんだな、と感心。「うるさいなあ、ここでは俺が法律なんだよ」だけでやって来られた鈍感な自分は、単に運に恵まれていたのかも。

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2012年6月3日日曜日

2012-06-02

  1. 昨夜も寝所の中で自分がどこに向かって流れているのかわからない、という気持ちにとらわれて思考が停止している状態。池の中央に流れついていて行き先を失っているような気分。鴨の類いであれば真上に飛び上がることができるだろう。
  2. 今日は息子の誕生日のために何かを探しに行く、という大事な用件がある。目的地、エクスキューズ。空を見ているが多分雨になる。雨の道をすり減ったタイヤで走るのは楽しい。
  3. クローン人間の人が人生を回顧する小説があって、淡々と消えていくようなその話の流れを眠れない明け方に思い出していた。前世紀の芸術のように華々しい結末に向かう物語の典型を考えるから疲れるのだろう。誰の一生も未解決のまま不意に消えるものなのだろう。
  4. 朝、市内に入ると火山灰が渦巻く街の景色だった。灰色に霞んだ大通りを微かに錆びた白色の路面電車が横切っている。女の人達が灰よけのために傘をさして歩いている。観光気分が抜けないよそ者の証拠で、この景色を見たら少し嬉しい気持ちになった。遠いところに今、逃げているんです、という気分。
  5. 今日、パスケースを見て申し訳なくなった。自分はその厚意に対して何も返すことができなかったし、これからもできないだろう。その美術の先生は、組合員だからどこか僻地の学校に飛ばされたんだ、と大人たちが言ってるのを聞いて傷ついた。アカは抹殺ねえ。馬鹿な時代だったが今も同じなのか。
  6. 暗躍していた保守系市会議員だか町会議員だかは、更に悪辣なことをしたらしく今は刑務所にいるらしい。保守というのは神の国の正義に殉ずることなのにね、私利私欲ではなく。ところで自分は記念品などをもらう資格のない生徒会役員だったと思う。
  7. 男女「下」だけ脱いで短パン・ブルマーで朝の掃除、という命令に変態性と傲慢を感じて怒り、生徒会を強引に動かしてその規則をやめさせてしまった。当時から根回し力と謀略力はあった。下だけ脱いでの剣道の先生は銀色に光る刃のない日本刀を掃除中振り回して我々を怖がらそうとしてたな、そういえば。
  8. 学校群制度の元、志望校に進めず新設校に飛ばされたのは内申書で報復されたんだと噂されてたけど、本当だったのかは証明できない。だが自分も子供だったから少し怖くなった。「組合」等に身を置いても世界は変わらない気がした。爆発するのは社会の中枢に入ってから、と考えるようになった。
  9. こんな昔話を考えてキーホルダーに触っていたら知人に会って驚く。というか正確にはその人はひどく驚いていたが、自分は半ば放心していたため冷んやりした暗い表情だったのだと思う。人を狼狽させたことに気づいて無性に悲しくなって狼狽が自分でも始まる。「あれ、ここはどこでしたかね、一体」とか。
  10. 自分の人生の成功、不成功などは神の目からみればどうでもいい話であって、どうせ近々死ぬのだから人には自然に微笑んであげるべきなのだ、今地獄にしゃがんでました、という顔ではなく。
  11. その人には明後日会うと思うから気を使わないといけない。申し訳なくなると絶望しそうになるが、焦らなくても人はすぐに死ぬ。あと少しだけ、今まで受けた借りを返せばいいだけだ。
  12. そうこうするうちにも助けてください、という男の子からの訴えが聞こえ始めた。夜、緊急出動の予定になった。飲めないな、今日は。それにしても俺様の怖さをまだ理解していない奴がいるとは舐められたものだ。集団で弱い者を苛める奴は三倍にして叩きのめしてやる。
  13. つまらない人生だが出動の時だけ絶望を忘れることができる。酔っている時と詩を美しく誤読している時と、音楽にラリっている時も、失望から離れていられる。
  14. 夕方海沿に北上する時に、青みが入った灰色の海が強風に逆巻いているのを見た。三笠の船体の色と同じであるのに気づいた。だから自分はここにいるのか。アドミラル東郷の船上に生まれ変わって、飛び散って二度と生まれ変わらない、というのが今なんとなくの望みである。

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2012年6月2日土曜日

2012-06-01

  1. 夜、色々思いついてMacを開いた瞬間に意識を失って寝ていることが数日続いている。だらだら考えているだけで記録に残らない。昨日は寂しいことを考えていたが、明け方見た夢に20代の頃に好きだった女の人が出てきて幸せな気分になり、能天気な一日を始めることになった。
  2. 惑乱という言葉がぴったりの明るい朝に南の野鳥がギーギー囀っている。だがモノレール風の乗り物の窓から見える眼下の海はおぞましい色の津波で渦巻いている。だいたい自分の見る夢は同じパタン。恐ろしい背景の前で無防備な人がいる。そしてこの場所から離れられないと感じている。
  3. 今、iPhoneの揺れ来るコールが鳴って驚いたのだが、都内の実家に地点設定したままだったから。東京は大丈夫だろうか。
  4. エニグマがあまりにも美味で、これが最近だらしなく寝落ちを繰り返している原因かと気づき、今日は寝酒を芋焼酎にすることに。連日居酒屋的なつまみを拵え食べている。一体何をやっているんだと思う。
  5. 昨夜は酔った勢いでポリーニのシューベルトを買ってしまった気がしていたのだが、今購入履歴を見ると間違いなく買っていた。こんな調子で家計は大丈夫なんだろうか。金目のものには興味がない性分なので、多分問題ないだろう。これを聴きながら今夜は眠ってしまおう。

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2012年6月1日金曜日

2012-05-31

  1. もう何ヶ月も餃子を食べていないので、夜に冷凍餃子なるものを思い切って買ってみようかと考えている。それとも飲み残した赤ワインに合う何かを作ろうかとも思う。前日から翌日の晩ご飯についてあれこれ考えているこの時間が、無駄なのか気晴らしなのかわからない。
  2. 飲みに行く約束ばかりして、その約束が実現されない研究計画書のように大量にたまっていることに焦っている。いい加減な気分に浸ってゆっくり適当にだらだらと、だけどそこそこ健康である、という贅沢を味わいたい。
  3. 昨日はなんとなく小さな楽しいことの多い一日だった。だが喋りすぎた。少し恥ずかしい。今日は寂しい一日でいい。何一つ変わらず、不意に砂のように崩れる世界にいるということでは、昨日も今日も変りはない。

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