2012年6月29日金曜日

2012-06-28

  1. ノアの洪水のように何日もひっきりなしに雨が続いていたが、今朝薄日が差した。九電が計画停電などと言ってきている。夜は洞穴に転がり落ちるように雨の音を聴きながら深く眠ってしまうが、疲れが取れないため悲しいとも嬉しいとも感じない心理状況にある。
  2. トラークルと妹の恋愛を小説にしたものがあったが、軽い内容に見えて読まなかった。だが映画化されたらしいのをZDFで知った。ベルリンにお嫁入りした後をどう映像化したのかには興味がある。しつこいようだが、彼が使っていた交通機関とか。
  3. 薬物中毒との関連なのか、番組では話題がファスビンダーに流れた。久しぶりに彼の名を聞いた。その昔には何度見たか知れない「マリアブラウンの結婚」のシーンが流れた。ハンナ・シグラが帰還(復員?)した夫を鎮めている黒人の将校をさらりと殴り殺す有名な場面だった。
  4. 確かにこのような演出が可能なのは普通ではない。言い古されているけれど、背後には近代国家という幻想が蠢いているような気がする。市井の人間が生き生きしているのに、何かに操られて人間離れした存在になっているような…この怖さは今の時代にも続いているのだが、多くの場合忘れられている。
  5. いや、忘れているのではなく、どうしようもないのかもしれない。人間は自分を自分の意志で動かすことのできない存在なのだ、ということがジャンキー芸術の問題意識なのだ。自分もそんなジャンキー、あるいは受け身的存在の一つに過ぎない。
  6. 今の集まりの後も思う、若者の心は無垢で中高年の心は醜すぎる。この自分は中高年の方なので万人の顰蹙を買うような醜い仕事を画策している。その罪滅ぼしはいつかできないかとよく思うが、多分難しい。
  7. またしてもマタイ受難曲を聴きながら働く。私は眠ってしまった、イエスを裏切った、という曲や、Welt, geh aus, lass Jesum einなど。バカの1つ覚えのように同じものばかり聴いているが、学校にいると毎日チャイムを聞いているのだから、まあいいのかもしれない。
  8. しかし給料だが額面は30代と比べてすごく上がり、手取りは30代より少なくなっている。額面だけ見ると誰のお給料かと思う。だがお金に躍らされない静かな世の中がくる、と思えるのであれば悪いことではない、国が小さくなっていくということも。
  9. そんなことを言っていると、きっと小さくなりすぎてしまうんだろう。
  10. 今、小沢氏がまだ離党していないと知ってびっくり。ひっそりと何かが終わった気がする。

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